- 40歳の男性。仕事中、大量に吐血して搬入された。意識は清明。体温36.1℃。脈拍120/分、整。血圧76/50mmHg。顔面は蒼白。腹部は平坦、軟。上腹部に圧痛を認めるが、筋性防御は認めない。血液所見:赤血球260万、Hb8.4g/dl、Ht26%、白血球12,000、血小板23万。
- 対応として適切でないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [102H025]←[国試_102]→[102H027]
★リンクテーブル★
[★]
- 23歳の女性。喘鳴と息切れとを主訴に来院した。1年半前から風邪をひくと喘鳴と息切れとが出現し、風邪が治るといつも消失していた。1週前にも同じ症状が出現し、息切れがこれまでで最も強かったが、週末を挟んで症状が軽減してから受診した。身長154cm、体重46kg。体温36.5℃。呼吸数16/分。脈拍80/分、整。血圧112/64mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air):pH7.41、PaO2 86Torr、PaCO2 39Torr。
- 考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [102H026]←[国試_102]→[102H028]
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- 60歳の男性。他院で膵癌の疑いがあると言われたため、検査データを持ってセカンドオピニオンを求めて来院した。最近仕事が忙しく、食事が不規則になり、体重も減ってきた。検査データではCA19-9のみ上昇していた。CA19-9の膵癌検出の感度は50%、特異度は75%であり、この患者での膵癌の検査前確率を20%と仮定する。CA19-9の上昇を考慮した検査後確率はどれか。
- a. 26%
- b. 33%
- c. 40%
- d. 47%
- e. 54%
[正答]
※国試ナビ4※ [102H024]←[国試_102]→[102H026]
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