- 英
- thyroid function test, TFT
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Japanese Journal
- 日常診療における遺伝子異常--どのような患者で遺伝子診断を施行すべきか? (特集 甲状腺検査の最近の進歩--甲状腺機能検査の標準化に関して)
- 高感度ホルモン測定法--ヒトサイログロブリンの超高感度測定法の開発と臨床応用 (特集 甲状腺検査の最近の進歩--甲状腺機能検査の標準化に関して)
- ECLIA TRAb(全自動電気化学発光免疫測定法)およびMc4-TSAb(Thyretain bioreporter assay法)について (特集 甲状腺検査の最近の進歩--甲状腺機能検査の標準化に関して)
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- 甲状腺機能はFT3、FT4、TSHの3つの検査で判定します。 [FT3、FT4: 甲状腺ホルモン] 甲状腺ホルモンには2種類あり、基本となる骨組みにヨードが3個結合したものをT3, 4個結合したものをT4と呼びます。甲状腺ホルモンは分泌されると ...
- TSH FT 4 FT 3 高値 低値 高 値 TSH産生腫瘍 甲状腺ホルモン不応症 バセドウ病 無痛性甲状腺炎 亜急性甲状腺炎 プランマー病 低 値 甲状腺機能低下症 (慢性甲状腺炎、橋本病、先天性甲状腺機能低下症、 甲状腺手術後、アイソトープ ...
- その他の主な検査 甲状腺機能(こうじょうせんきのう) の検査 甲状腺機能(こうじょうせんきのう)の検査 検査名称 FT3、FT4、TSH 基準値 FT3(遊離トリヨードサイロニン) 2.2~4.1pg (ピコグラム) /mℓ FT4(遊離サイロキシン ) 0.8~1.9ng /mℓ ...
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- 次の文を読み、26、27の問いに答えよ。
- 65歳の女性。動悸を訴え、外来の処置室で臥床している。
- 現病歴:本日、眼底検査のため来院し眼科外来の待合室の長椅子に座って待っていた。看護師が声かけしたところ、応答が鈍く、冷汗がみられた。体調について尋ねたところ、患者は動悸を訴えた。処置室へ移動するために、立ち上がろうとしたときにふらつきがみられた。処置室で臥床後も動悸は続いている。
- 既往歴:5年前から高血圧症と糖尿病とで内科で治療中である。カルシウム拮抗薬、利尿薬、スルホニル尿素薬およびビグアナイド薬を内服し血圧は150/92mmHg程度、この1年間のHbA1cは8.5%程度。
- 生活歴:喫煙は10本/日を40年間。
- 家族歴:姉が脳梗塞で右片麻痺。弟が急性心筋梗塞のため60歳で死亡。
- 現症:意識レベルはJCS I-1。体温 36.4℃。脈拍 108/分、整。血圧 166/96mmHg。呼吸数 22/分。SpO2 98%(room air)。
- 直ちに行うべき検査はどれか。
- a 血糖測定
- b 頭部MRI
- c 心エコー検査
- d 甲状腺機能検査
- e 胸部エックス線撮影
[正答]
※国試ナビ4※ [109C026]←[国試_109]→[109C028]
[★]
- 6歳の女児。身長が伸びないことを心配した母親に伴われて来院した。35週1日、2,450gで頭位自然分娩で出生した。新生児仮死はなかった。精神運動発達は順調であったが、ここ1年間身長がほとんど伸びておらず、1か月前からは元気がなく、食欲も低下しているという。既往歴と家族歴とに特記すべきことはない。意識は清明だが、活気がない。身長107cm(-1.2SD)、体重18.2kg(-0.6SD)。体温36.0℃。脈拍64/分、整。血圧100/74mmHg。身体診察所見では、バランスのとれた体つきで、頭顕部に異常を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、右肋骨弓下に肝を2cm触知する。脾を触知しない。腫瘤を触知しない。成長曲線(別冊No.11)を別に示す。
- 診断のために有用な検査はどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [105G052]←[国試_105]→[105G054]
[★]
- 31歳の男性。頭重感、倦怠感および悪心を主訴に来院した。大企業の事務職をしている。半年前の職場の改修工事の際に刺激臭を感じ、その後、頭重感、倦怠感および悪心が出現するようになった。職場を離れると症状は消失し、休日は症状が出現しない。既往歴に特記すべきことはない。意識は清明。身長 165cm、体重 61kg。体温 36.2℃。脈拍 72/分、整。血圧 112/78mmHg。身体所見に異常を認めない。1か月前に行われた職場の健康診断とストレスチェックとで問題を指摘されていない。
- まず行うべきなのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [112C046]←[国試_112]→[112C048]
[★]
- 23歳の女性。全身倦怠感を主訴に受診した。2週前に市販の妊娠検査薬が陽性となり来院し、子宮内に胎嚢と10mmの胎芽を認めた。10日前から悪心を自覚し、1週前から嘔吐を繰り返し、食事がほとんど摂取できていないという。性器出血や下腹部痛の訴えはない。意識は清明。身長 155cm、体重 50kg。妊娠前の体重は54kgであった。体温 37.1℃。脈拍84/分、整。血圧 122/68mmHg。呼吸数 16/分。口唇の乾燥を認める。経腟超音波検査にて頭殿長20mmの胎児と心拍動を認める。
- まず行う検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [114B027]←[国試_114]→[114B029]
[★]
- 6歳の女児。低身長を主訴に来院した。母親は運動・精神発達に問題を感じていなかったが、この1年間身長が増加していないことを幼稚園から指摘された。児は診察室では一言も話さず、椅子にじっと座っている。意識は清明。体温36.2℃。脈拍84/分、整。皮膚は乾燥しており、アトピー性皮膚炎を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部はやや陥凹しており、肝・脾は触知しない。成長曲線(別冊No.3)を以下に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [101H013]←[国試_101]→[101H015]
[★]
- 生後20日の新生児。甲状腺機能異常を指摘され来院した。在胎41週、出生体重3,320g、Apgarスコア9点(1分)。母親は生来健康である。生後5日の新生児マススクリーニングで異常を指摘され、生後12日に産科で再検査を受けた。TSH 12.0μl(基準0.2~4.0)、FT4 1.5ng/dl(基準0.8~2.2)であったため小児科を紹介された。臍ヘルニアは認めず、便秘もない。四肢の運動は活発である。
- まず行うのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [100I001]←[国試_100]→[100I003]
[★]
- 52歳の女性。1か月前から動悸と前頚部痛とが持続するため来院した。この間に体重が2kg減少した。体温37.6℃。脈拍108/分、整。血圧152/76mmHg。皮膚は湿潤しており、手指に細かい振戦を認める。右前頚部に著しい圧痛がある。赤沈88mm/1時間。診断に最も有用な検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [097I015]←[国試_097]→[097I017]
[★]
- 低身長を主訴に来院した3歳の女児でまず行うのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [097G090]←[国試_097]→[097G092]
[★]
- 英
- thyroid gland
- ラ
- glandula thyroidea
- 関
- 甲状腺ホルモン、副甲状腺(上皮小体)
- 喉頭
- 図:N.24(全面の筋),25(全面の筋),70(血管),71(血管)
解剖学
部位
性状
- 成人の正常重量15-25g、女性の方が少し重い。妊娠中や性周期で重量が変化する。分泌期初期(early secretary phase排卵後2-5日目)には50%も重量が増加する。
大きさ
- よくわかる甲状腺疾患のすべて 永井書店 (2004/01) ISBN 481591673X
- 単位はmm?
|
n
|
峡部
|
横断厚
|
横径
|
縦経(右)
|
縦経(左)
|
男性
|
34
|
1.8±0.6
|
18±3.0
|
48±4.8
|
49±3.7
|
49±3.8
|
女性
|
16
|
1.3±0.8
|
16±2.2
|
46±3.6
|
45±6.0
|
46±3.0
|
血管
動脈
静脈
神経
- 声帯を支配する神経が甲状腺の裏側を通過 N.71
画像
- (高エコー)筋肉>甲状腺>気道(低エコー) ← 要確認
組織学
- 成人甲状腺全体の0.1%を占める
- カルシトニン産生細胞、HEでは判別困難。
- 銀染色(Glimerius)、免疫組織化学(chromogranin A、synaprophysin, carcitoninなど)により明らかとなる。
- 電顕では、electron dense な顆粒を有する(神経内分泌顆粒)。
機能
発生
神経支配
- 上頚部交感神経節、中頚部交感神経節。交感神経神経線維は濾胞近傍に終末し、分泌に影響を及ぼす。
臨床関連
診察所見と疾患
非腫瘍性疾患
- a) 無形成 Agenesis
- b) 低形成 Hypoplasia
- c) 異所性甲状腺:異残物
- mynocyclineによるblack thyroid:消耗性色素リポフスチンと他の物質(lipid-drug complexによりlysosomeに色素が沈着する)。
- a) 濾胞腺腫 follicular adenoma
- a) 乳頭癌 papillary carcinoma 88%
- b) 濾胞癌 follicular carcinoma 4.2% 甲状腺濾胞癌 thyroid follicular carcinoma
- c) 低分化癌 poorly differentiated carcinoma
- d) 未分化癌 undifferentiated carcinoma 1.5%
- e) 髄様癌(C細胞癌) medullary carcinoma, C-cell carcinoma 1.4%
- f) 悪性リンパ腫 malignant lymphoma 3.5%
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
分類
[★]
- 関
- 関数、官能基、機能性、機能的、作動、手術、操作、官能性、機能上、運用、操縦
[★]
- 関
- 検定、試験、視察、視診、調べる、調査、テスト、点検、検討、監査、診察