- 英
- diabetic retinopathy, DR
- ラ
- retinopathia diabetica
- 同
- 糖尿病性網膜症
- 関
- 糖尿病、福田分類
[show details]
疫学
- 糖尿病の有病率は740万人(2002年の厚生労働省統計)で、糖尿病網膜症はその30-50%が罹患している。
- 罹病期間が10年以上の糖尿病患者の約50%が何らかの網膜症を有し、全糖尿病患者の少なくとも1%が失明。
- 糖尿病性網膜症は、未治療で経過した場合、7年で50%、20年以上で90%以上が発症する。25年以上では網膜症を有する患者の25%が増殖網膜症となる。
遺伝形式
病変形成&病理 SOP.138
- 細小血管 = 内皮細胞 + 基底膜 + 周皮細胞
- 糖尿病により細小血管が傷害される。
- 1. 基底膜の肥厚と周皮細胞の消失 → 周皮細胞の消失により血管壁は薄くなり、脆弱化が進行する。
- 2. 内皮細胞の増殖 → これにより毛細血管瘤が形成
- 3. 2.がみられるころに、血管網膜関門の破綻により硬性白斑が形成される
- 4. 1-3.により血流障害、血栓形成をきたし血管床閉塞を生じる
病理変化
分類
眼底所見による分類
- SOP.138-139
[show details]
- 2. 前増殖網膜症:病変が進行し毛細血管の閉塞が進行している状態
- 新生血管:毛細血管の閉塞に続発した虚血性変化。最初は網膜内で発育。
- 軟性白斑(綿花様白斑):毛細血管の閉塞に続発した虚血性変化。神経線維層の梗塞。網膜神経線維の虚血による軸索の膨化(CBT QB vol2 p.495)。網膜表層は白色の混濁を呈し、境界は硬性白斑よりも不鮮明。
- 火焔状網膜出血、静脈異常、網膜内細小血管異常(IRMA)。(出典不明)
- 3. 増殖網膜症 :血管床の閉塞が拡大し網膜虚血が進行し、網膜硝子体に血管新生を発症したもの
- 新生血管増殖:網膜内から内境界膜を貫き、網膜表面~硝子体に向かって成長していく
- 硝子体出血:新生血管により網膜と後部硝子体膜とが癒着し、この状態で硝子体剥離が生じると、新生血管が牽引され破綻する。
- 増殖膜の形成:
- 牽引性の網膜剥離:硝子体剥離だけでなく、網膜を剥離して牽引性の網膜剥離を生じる。
- 網膜前出血。(出典不明)
David分類
- DMR.200
- 1. 単純糖尿病網膜症 :毛細血管瘤、点状・斑状出血、火焔状出血、少数の軟性白斑
- 2. 増殖前糖尿病網膜症:多発する軟性白斑、網膜内細小血管異常、静脈異常、無灌流域
- 3. 増殖糖尿病網膜症 :新生血管、硝子体出血、線維血管性増殖組織、牽引性網膜剥離 ← 網膜の中ではなく、網膜上の新生血管
参考
- http://www.nmckk.jp/pdf/thesis/JJCD/024/007/JJCD_024_007_1051.pdf
国試
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/09/28 01:30:04」(JST)
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糖尿病網膜症(とうにょうびょうもうまくしょう、英: Diabetic Retinopathy)とは、糖尿病の3大合併症の一つ(ICD-10:E10.3、E11.3等)。糖代謝異常に伴う眼の網膜などに各種変化をきたし、視力低下を認め、日本の中途失明の第2位を占める。なお糖尿病性神経障害・糖尿病性網膜症・糖尿病性腎症の微小血管障害によって生じるものを、糖尿病の「三大合併症 (triopathy)」といわれる。
グルコースはそのアルデヒド基の反応性の高さからタンパク質を修飾する作用(糖化反応、メイラード反応参照)があり、グルコースによる修飾は主に細胞外のタンパク質に対して生じる。細胞内に入ったグルコースはすぐに解糖系により代謝されてしまう。インスリンによる血糖の制御ができず生体が高濃度のグルコースにさらされるとタンパク質修飾のために糖毒性が生じ、これが長く続くと糖尿病合併症とされる微小血管障害によって生じる糖尿病性網膜症を発症する。糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症の発症も同様の機構による[1]。
HbA1cが極めて高い場合、HbA1c 8.0%までは速やかに下げても良いが、それ以後はゆっくりと血糖値を下げて行く必要がある。急速で厳格な血糖値の低下によって逆に低血糖の発生や網膜症の進展・増悪をきたす場合があるためである。高血圧は高血糖に次ぐ網膜症のリスク要因である[2]。
目次
- 1 疫学
- 2 病態
- 3 自覚症状
- 4 他覚所見
- 5 分類
- 6 検査
- 7 治療
- 8 その他
- 9 脚注
- 10 関連項目
疫学[編集]
- 糖尿病そのものに最も相関する。
- 2型糖尿病では、診断時に20%は網膜症が存在する。
- 発症後20年で、1型の100%、2型の60%の患者に網膜症が発症する。
- 日本では中途失明の原因としては最多であったが、平成18年に緑内障に次いで二位となった。しかし、糖尿病性網膜症による失明人数は年間約3000人で、毎年増加しており、緑内障の原因の一部には糖尿病性血管新生緑内障も含まれている。
病態[編集]
血管障害によって酸素欠乏状態になった網膜から、血管を自分のほうへ伸ばすホルモンが放出される。その結果病的な血管が新しく出来る。病的な新しい血管を新生血管と言う。新生血管は非常に脆いため出血しやすく、それによって目の機能に障害が起きる。詳しいメカニズムはまだ明らかではない。単純性網膜症、前増殖期網膜症、増殖期網膜症と進行してゆき、最悪の場合硝子体出血や網膜剥離を来たし失明に至るという経過は知られている。
自覚症状[編集]
初期の頃は無症状で経過することが多い。徐々に眼底出血や黄斑浮腫が生じ視力低下、変視症を認めるようになる。硝子体出血や広範囲な眼底出血を伴うと飛蚊症や急激な視力低下を示す。新生血管緑内障に陥ると眼痛、不可逆的失明、眼球癆(眼球萎縮)を示すことがある。
他覚所見[編集]
初期には毛細血管瘤、網膜点状出血、血管閉塞、循環障害による滲出、嚢胞様黄斑浮腫を認める。それ以降は眼底出血、硝子体出血、血管新生、増殖膜形成を伴い、著しい視力低下を認める。硝子体出血に伴う急激な視力低下、増殖膜形成に伴う牽引性網膜剥離に伴う永続的視力低下・失明、新生血管緑内障による失明に至ることがある。
また白内障が標準より早く進行する。糖尿病性腎症悪化に伴い、腎性網膜症を併発し、眼所見が悪化・著しい視力低下を認めることがある。
分類[編集]
福田分類、Scott分類、ETDRSが用いられる。福田分類でA0以外であれば糖尿病性網膜症と診断できる。単純型網膜症、前増殖型網膜症、増殖型網膜症と言うような病期に分けることもある。
検査[編集]
- 眼底検査
- 網膜疾患の基本的検査である。糖尿病に罹患してる際には定期的な眼底検査が望まれる。日本糖尿病眼学会は定期的眼科通院を促すため、糖尿病眼手帳を配布している。
- フルオレセイン蛍光眼底造影
- フルオレセインを静脈内投与し、撮影する。無血管野の確認、新生血管の確認、病期・治療法の決定に用いる。網膜光凝固術を施行する際にはこの結果を参考にして、施行することが多い。
これらは主に間接眼底鏡を用いて、肉眼的に眼底の状態を診察する。必要に応じて眼底血管の漏出や無血管野の確認、レーザー光凝固治療の標的決定のために蛍光網膜造影検査を行う。眼底が外部からよく見えるようにするために、通常、瞳を開く点眼薬を用いて散瞳をおこなうが、散瞳中はピント調節能力が低下するため自動車の運転は困難であるので、眼底検査時の受診交通手段には注意を要する。
治療[編集]
増殖性網膜症は対症療法としてレーザー光凝固療法、硝子体切除術を行う。光凝固療法はレーザーで酸素欠乏状態のために新しい血管を要求してしまう網膜を焼き潰すことで、血管新生を抑制する。焼き潰す様子を凝固と言う。硝子体切除術は、すでに生じた増殖組織を取り除くとともに、増殖組織が進展するための「足場」を撤去する意味合いがある。
- レーザー光凝固術
- 網膜虚血部位に対し光凝固を行う。細動脈瘤に対し実施し黄斑部への滲出及び漏出を防ぐ。血管新生緑内障に至った症例に対しても行われる。汎網膜光凝固術において、短期間に大量のレーザー照射を行うと黄斑浮腫のリスクが高まる。そのためある程度の期間をおいて数回に分けて施行する。
- 硝子体手術
- 手術の主な目的は後部硝子体剥離の作成にある。一般には増殖型網膜症に行われる。術中レーザー光凝固術を施行することもある。黄斑浮腫軽減を目的に早期に手術を行うこともある。白内障が合併している際には同時手術を施行する施設もある。しかし重症例の場合、同時手術により新生血管緑内障のリスクを増大させる。
- ステロイド療法
- 黄斑浮腫を軽減させる目的で、徐放性ステロイドであるトリアムシノロン アセトニドをテノン嚢下又は硝子体内に投与する。術中に硝子体を可視化する目的で使用したり、手術終了時、黄斑浮腫軽減に目的に投与することがある。術中使用においては基材の安全性は確立しておらず、除去後投与する施設が多い。
- VEGF阻害剤
- 新生血管緑内障に至った症例において、新生血管を退縮させる目的でBevacizumab (Avastin) を投与することもある。
その他[編集]
- 福田分類B期に当たる際には、糖尿病における運動療法を行うと硝子体出血に伴う著しい視力低下をきたすことがあり、禁忌である。
- 福田分類B期に当たる際には、急激な血糖の改善によって糖尿病網膜症を悪化させる事がある[3][4]。
脚注[編集]
- ^ http://www.mnc.toho-u.ac.jp/v-lab/aging/doc3/doc3-03-5.html 生体分子に起こる加齢変化 05-異常たんぱく質はなぜ増えるのか?
- ^ 糖尿病一診断から自己管理まで一トピックスⅢ、合併病の見方と治療・管理3、糖尿病網膜症の内科的治療、田港朝彦、日本内科学会雑誌、第89巻第8号平成12年8月10日
- ^ Ohkubo Y, Kishikawa H, Araki E, Miyata T, Isami S, Motoyoshi S, Kojima Y, Furuyoshi N, Shichiri M (1995). Diabetes Res. Clin. Pract. 28 (2): 103-117. PMID 7587918.
- ^ “5. Kumamoto study-糖尿病の大規模臨床研究”. 糖尿病NET (2008年1月). 2012年4月1日閲覧。
関連項目[編集]
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 眼血流改善による糖尿病網膜症、網膜色素変性症への効果
- 増澤 浩一/堀 貞夫
- 東京女子医科大学雑誌 82(E1), E71-E77, 2012-01-31
- … 最近、抗エンドセリン薬が肺高血圧症に対する適応で市販化されたが、糖尿病における抗エンドセリン薬は抗VEGF薬にはない利点を持つため、今後、糖尿病網膜症の増殖化抑制のための薬剤としても適応の拡大が期待される。 …
- NAID 110008767955
- 木戸口 裕
- 東京女子医科大学雑誌 82(E1), E52-E58, 2012-01-31
- 本論文は眼科MOOK46 糖尿病と眼科診療(pp 170-179、1991)を短縮したものであり、内容は当時の医療水準に基づいている。,多数例の糖尿病妊婦の網膜症の経過について検討し、経過観察・治療の方針について考案した。,妊娠時に、福田分類AII(重症単純網膜症)以上の網膜症を有する例では、妊娠中に網膜症が悪化する危険性が高い。AIIの症例では、慎重な経過観察と適切な時期の光凝固により、ほとんど …
- NAID 110008767952
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- はじめに 糖尿病網膜症は、糖尿病腎症・神経症とともに糖尿病の3大合併症のひとつで、我が国では成人の失明原因の第一位となっています。 網膜は眼底にある薄い神経の膜で、ものを見るために重要な役割をしています(図1)。
- も く じ 眼に現れる糖尿病の影響 増え続ける糖尿病 網膜が冒されてきます 糖尿病という病気 症状がないまま進行する糖尿病網膜症 単純網膜症 増殖前網膜症 増殖網膜症 増殖停止網膜症 糖尿病網膜症といわれたら 語句解説コーナー
- 網膜症が失明に至るまでの進行過程 糖尿病の合併症は、高血糖によって血管が傷めつけられることが原因です。網膜には高血糖の影響を受けやすい細い血管が張り巡らされているため、糖尿病では特徴的な変化が現れてきます。
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[★]
- 36歳の初妊婦(1妊0産)。妊娠33週に、倦怠感と口渇のため受診した。
- 現病歴:妊娠前のBMIは20.8であった。これまで毎年受けている健診で異常を指摘されたことはない。妊娠18週で尿糖陽性を指摘されたが、その後妊婦健康診査に行かなくなった。妊娠25週で全身倦怠感が出現した。2日前から倦怠感が増悪し、口渇が出現した。
- 既往歴:特記すべきことはない。
- 生活歴:喫煙歴および飲酒歴はない。
- 家族歴:父が高血圧症。
- 現症:身長 152cm、体重 62kg。体温 37.6℃。脈拍 108/分、整。血圧 112/82mmHg。呼吸数 26/分。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。口腔内は乾燥している。心音と呼吸音とに異常を認めない。子宮底長 35cm、腹囲 95cm。腱反射に異常を認めない。眼底に糖尿病網膜症の所見を認めない。
- 検査所見:尿所見:蛋白 (-)、糖 2+、ケトン体 (-)。血液所見:赤血球 468万、Hb 13.9g/dL、Ht 42%、白血球 10,300(桿状核好中球 30%、分葉核好中球 45%、好酸球 1%、好塩基球 1%、単球 6%、リンパ球 17%)、血小板 21万。血液生化学所見:AST 28U/L、ALT 16U/L、尿素窒素 12mg/dL、クレアチニン 0.6mg/dL、尿酸 4.9mg/dL、血糖 255mg/dL、HbA1c 7.8%(基準 4.6~6.2)、Na 143mEq/L、K 4.9mEq/L。免疫血清学所見:抗GAD抗体 陰性。腹部超音波検査では児の推定体重 2,450g(+2.0SD)。明らかな心疾患を認めない。
- その後の経過:治療が奏功し児は在胎39週日、出生体重 3,796gで、経腟分娩で出生した。Apgarスコア9点(1分)、9点(5分)。出生後時間の児の血糖は58mg/dL。生後1時間30分から小刻みに四肢を震わせることを繰り返すようになった。体温 37.3℃。心拍数 150/分、整。呼吸数 50/分。SpO2 99%(room air)。大泉門は平坦、心音と呼吸音とに異常を認めない。筋緊張は正常で、Moro反射は正常に出現する。
- 直ちに児に行う検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113C052]←[国試_113]→[113C054]
[★]
- 36歳の初妊婦(1妊0産)。妊娠33週に、倦怠感と口渇のため受診した。
- 現病歴:妊娠前のBMIは20.8であった。これまで毎年受けている健診で異常を指摘されたことはない。妊娠18週で尿糖陽性を指摘されたが、その後妊婦健康診査に行かなくなった。妊娠25週で全身倦怠感が出現した。2日前から倦怠感が増悪し、口渇が出現した。
- 既往歴:特記すべきことはない。
- 生活歴:喫煙歴および飲酒歴はない。
- 家族歴:父が高血圧症。
- 現症:身長 152cm、体重 62kg。体温 37.6℃。脈拍 108/分、整。血圧 112/82mmHg。呼吸数 26/分。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。口腔内は乾燥している。心音と呼吸音とに異常を認めない。子宮底長 35cm、腹囲 95cm。腱反射に異常を認めない。眼底に糖尿病網膜症の所見を認めない。
- 検査所見:尿所見:蛋白 (-)、糖 2+、ケトン体 (-)。血液所見:赤血球 468万、Hb 13.9g/dL、Ht 42%、白血球 10,300(桿状核好中球 30%、分葉核好中球 45%、好酸球 1%、好塩基球 1%、単球 6%、リンパ球 17%)、血小板 21万。血液生化学所見:AST 28U/L、ALT 16U/L、尿素窒素 12mg/dL、クレアチニン 0.6mg/dL、尿酸 4.9mg/dL、血糖 255mg/dL、HbA1c 7.8%(基準 4.6~6.2)、Na 143mEq/L、K 4.9mEq/L。免疫血清学所見:抗GAD抗体 陰性。腹部超音波検査では児の推定体重 2,450g(+2.0SD)。明らかな心疾患を認めない。
- この母体と胎児の状態について正しいのはどれか。2つ選べ。
- a 糖尿病合併妊娠である。
- b 胎児は低血糖になりやすい。]
- c 1週間前の耐糖能は正常である。
- d 妊娠によりインスリン抵抗性が生じている。
- e 母体の高血糖と胎児の過体重には関連性がある。
[正答]
※国試ナビ4※ [113C050]←[国試_113]→[113C052]
[★]
- 36歳の初妊婦(1妊0産)。妊娠33週に、倦怠感と口渇のため受診した。
- 現病歴:妊娠前のBMIは20.8であった。これまで毎年受けている健診で異常を指摘されたことはない。妊娠18週で尿糖陽性を指摘されたが、その後妊婦健康診査に行かなくなった。妊娠25週で全身倦怠感が出現した。2日前から倦怠感が増悪し、口渇が出現した。
- 既往歴:特記すべきことはない。
- 生活歴:喫煙歴および飲酒歴はない。
- 家族歴:父が高血圧症。
- 現症:身長 152cm、体重 62kg。体温 37.6℃。脈拍 108/分、整。血圧 112/82mmHg。呼吸数 26/分。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。口腔内は乾燥している。心音と呼吸音とに異常を認めない。子宮底長 35cm、腹囲 95cm。腱反射に異常を認めない。眼底に糖尿病網膜症の所見を認めない。
- 検査所見:尿所見:蛋白 (-)、糖 2+、ケトン体 (-)。血液所見:赤血球 468万、Hb 13.9g/dL、Ht 42%、白血球 10,300(桿状核好中球 30%、分葉核好中球 45%、好酸球 1%、好塩基球 1%、単球 6%、リンパ球 17%)、血小板 21万。血液生化学所見:AST 28U/L、ALT 16U/L、尿素窒素 12mg/dL、クレアチニン 0.6mg/dL、尿酸 4.9mg/dL、血糖 255mg/dL、HbA1c 7.8%(基準 4.6~6.2)、Na 143mEq/L、K 4.9mEq/L。免疫血清学所見:抗GAD抗体 陰性。腹部超音波検査では児の推定体重 2,450g(+2.0SD)。明らかな心疾患を認めない。
- 薬物療法として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113C051]←[国試_113]→[113C053]
[★]
- 80歳の男性。右眼の視力低下を主訴に来院した。約2年前から縦の線がうねって見えることに気付いていた。3か月前に急激な視力低下をきたし、硝子体出血の治療を近医で受けたが改善しなかった。5年前から糖尿病と高血圧とを指摘され治療を受けており、1年前から不整脈が発生し抗血小板療法を受けている。視力:右手動弁/30cm(矯正不能)、左0.8(矯正不能)。前眼部、中間透光体所見:両眼に軽度の白内障を認めたが、角膜、前房および隅角には異常を認めなかった。右眼の硝子体に強い混濁を認めた。血液所見:赤血球350万、Hb 11.0g/dl、Ht 33%、白血球 4,230、血小板 13万。血液生化学所見:血糖 145mg/dl、HbA1C 7.2%、総蛋白 6.3g/dl、アルブミン 4.0g/dl、尿素窒素 20mg/dl、クレアチニン 0.9mg/dl、Na 142mEq/l、K 4.7mEq/l、Cl 107mEq/l。右眼の硝子体切除術を施行した。混濁した硝子体を除去すると網膜下にも出血があり、出血は黄斑部を含んで下方に広がっていた。手術後3日の右眼(手術眼)の眼底写真と左眼の眼底写真とを以下に示す。
- 硝子体出血の原因として最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [103I078]←[国試_103]→[103I080]
[★]
- 58歳の男性。1週前から両眼の視力低下を自覚し来院した。これまでに医療機関を受診したことはなかったという。喫煙歴は20本/日を26年間。血圧 170/90mmHg。血液生化学所見:尿素窒素 23mg/dL、クレアチニン 1.2mg/dL、空腹時血糖 160mg/dL、HbA1c 8.2%(基準 4.6~6.2)、トリグリセリド 190mg/dL、HDLコレステロール 25mg/dL、LDLコレステロール 148mg/dL。視力は右 0.1(0.4×-3.0D)、左 0.2(0.7×-2.5D)。眼圧は右15mmHg、左13mmHg。両眼の眼底写真、蛍光眼底写真、光干渉断層計(OCT)像および光干渉断層血管撮影写真(別冊No.10A、B)を別に示す。眼底写真では点状・斑状出血、硬性白斑および軟性(綿花様)白斑を両眼に認める。光干渉断層血管撮影写真では毛細血管の減少を両眼に認める。
- 診断はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [114C053]←[国試_114]→[114C055]
[★]
- 52歳の男性。右眼の精密検査のために来院した。35歳時の健康診断で糖尿病と診断された。49歳時に眼底出血を指摘され、レーザー治療を受けた。その後は自覚症状がないままに糖尿病自体の治療も含めて放置していたが、1か月前に右眼の霧視が出現し、視力低下を自覚した。その後視力低下は自然に改善したが心配になり受診した。右眼の視力は1.2(矯正不能)。角膜と水晶体とに異常はなく、硝子体中に混濁を認める。右眼の眼底写真を以下に示す。
- 霧視の原因になった病変はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [102A038]←[国試_102]→[102A040]
[★]
- 62歳の男性。左眼の視力低下を訴えて来院した。6か月前から左眼の変視症を自覚している。視力は右0.8(矯正不能)、左0.04(矯正不能)。左右眼に初発白内障がみられる。眼圧は右14mmHg、左15mmHg。右眼底に異常を認めない。左眼の眼底写真を以下に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [099G009]←[国試_099]→[099G011]
[★]
- 55歳の男性。人間ドックで眼底の異常を指摘され来院した。左の眼底写真を以下に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [096F008]←[国試_096]→[096F010]
[★]
- 眼科検査の写真(別冊No. 1)を別に示す。
- この検査が診断に有用な疾患はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [104I013]←[国試_104]→[104I015]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [107D018]←[国試_107]→[107D020]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [105I032]←[国試_105]→[105I034]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [106I012]←[国試_106]→[106I014]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [104E011]←[国試_104]→[104E013]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [099D119]←[国試_099]→[099E001]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [109I033]←[国試_109]→[109I035]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [097G118]←[国試_097]→[097G120]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [105E012]←[国試_105]→[105E014]
[★]
- 英
- soft exudate
- 同
- 綿花様白斑 cotton-wool patch cotton wool patch
- 関
- 糖尿病性網膜症、神経線維層、網膜、硬性白斑、網膜白斑
[show details]
病態生理
- 1. 網膜神経線維層の細動脈、または毛細血管の閉塞による局所性網膜乏血
- 2. 虚血による神経線維層の梗塞 (SOP.138)
病理学的所見
- 神経節細胞の軸索流の低下により神経線維が局所的に膨化し、細胞のように見られる細胞様小体が観察される(SOP.128-129)
眼底所見
- 形大きさ共に不定で、主に後極部眼底に生じる(SOP.128)
- 境界は硬性白斑より不鮮明 (SOP.138)
軟性白斑が見られる疾患 SOP.129
参考
- http://www.med.teikyo-u.ac.jp/~ortho/med/pic/Softexudate1.jpg
- http://medweb.bham.ac.uk/easdec/eyetextbook/dr.htm3.gif
[★]
- 英
- diabetic complication、diabetes complication、complications of diabetes mellitus、diabetes-related complication
[show details]
合併症
- 多発神経障害(広汎性左右対称性神経障害)
- 単神経障害
- 栄養血管の閉塞による脳神経障害
- 外眼筋(動眼神経、滑車神経、外転神経)麻痺、顔面神経麻痺
参考
- http://www.dis.h.u-tokyo.ac.jp/Scripts/Search/index_search.asp?searchstring=E14
[★]
- 英
- hard exudate
- 同
- 蝋様白斑 waxy exudate、硬性斑 hard spot
- 関
- 網膜白斑、軟性白斑
病態生理
- 血管外に出た浸出液の脂質が吸収されずに外網状層に貯留したもの。2つの形成過程がある(SOP.129)
- 1. 網膜血管瘤等により正常網膜に接して限局性の網膜浮腫がある場合で、持続的に透過性亢進と浮腫の再吸収がされていると、その境界部で脂質の沈着が生じやすい。
- 2. 網膜浮腫の出現と再吸収のとの間に時間的なずれがある場合。
硬性白斑が見られる疾患
[★]
- 英
- vitreous hemorrhage
- ラ
- haemorrhagia corporis vitrei
- 関
- 眼底出血、網膜前出血
原因
- 出典不明
[★]
- 英
- diabetic papillopathy
- ラ
- papillopathia diabetica
- 同
- 糖尿病視神経乳頭症
- 関
- 糖尿病網膜症
[★]
- 英
- preproliferative diabetic retinopathy, PPDR
- 関
- 糖尿病網膜症
[show details]
[★]
- 英
- simple diabetic retinopathy, SDR
- 関
- 糖尿病網膜症、
[★]
- 関
- 糖尿病網膜症
- 同
- PDR
[★]
- 英
- diabetes mellitus (SP), DM
- 関
- 糖尿病治療薬
- first aid step1 2006 p.first aid step1 2006 p.256,423
定義
- インスリンの不足
病型
- インスリン分泌の低下
- 血中インスリン濃度:低
- 遺伝や生活習慣病に関係なく発症。治療はインスリンの注射
- インスリン受容体や細胞内情報伝達系の質的・量的変化
- 一般に血中インスリン濃度:高
- 肥満、喫煙、運増などが関連
- 中高年に多い
- 運動療法と食事療法
参考1
- NIDDM:インスリン不要
- NIDDM:高血糖是正にインスリン必要
- IDDM:ケトーシス防止や生存にインスリン必要
症状
-
- 血糖値が170-180mg/dl以上で尿糖陽性となる。
- 血糖150mg/dlでも尿糖陽性であれば腎性尿糖が疑われる
- 口渇、多飲、多尿
- ケトーシス、アシドーシス体重減少
合併症
- 多発神経障害(広汎性左右対称性神経障害)
- 単神経障害
- 栄養血管の閉塞による脳神経障害
- 外眼筋(動眼神経、滑車神経、外転神経)麻痺、顔面神経麻痺
医療系の雑誌より(日経カデット11月?)
表5 糖尿病患者にみられる筋骨格系症状を呈する疾患と臨床的特徴
糖尿病との関係
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疾患
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臨床的特徴
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糖尿病が直接病因に関与する疾患
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糖尿病性手関節症(diabetic cheiroarthropathy)
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コントロール不良の糖尿病に多い。原因不明の皮膚硬化が徐々に進行し、手指の屈曲拘縮を来し手全体に及び、強皮症と誤診される。手指を合わせることができない(Prayer徴候)。
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シャルコー関節
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頻度は低い(1%)が、長期糖尿病コントロール不良患者に多い。通常、足根中足関節などの中足部が多く、足底表面、前足部、中足部に潰瘍形成の合併を認めることがあり、骨髄炎との鑑別が困難な例あり。
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糖尿病性骨溶解(diabetic osteolysis)
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原因不明の足趾の末節骨や基節骨の骨吸収が起こリ、足痛の原因となる。X線ではickedcandy変形を呈し、骨髄炎との鑑別が困難。
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糖尿病性筋梗塞
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外傷、感染、腫瘍がなく大腿部などに急激に増大する疼痛を伴う腫瘤を認める。生検は出血の危険があるため行わない。通常1~2カ月で自然寛解する
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糖尿病性筋萎縮症(diabetic amyotrophy)
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糖尿病性末梢神経障害の一型。大腿前部の痛みで、時に脱力や萎縮が非対称性に起きる。CPKの上昇はなく、脳脊髄液で軽度蛋白上昇以外の有意な所見はない。神経伝導速度.筋電図では神経原性変化を認め、筋生検では炎症細胞浸潤を伴わない筋線経の萎縮あり。
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直接の関係は不明だが糖尿病患者に頻度が高い疾患
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癒着性関節包炎(凍結肩または五十肩)
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糖尿病患者の10-33%にみられる。長期2型糖尿病を有する女性に多く、肩の痛みと可動域障害を呈する。約半数が両側性だが非利き手側で症状が強い。炎症反応やX線異常を認めず、数週~数カ月で自然寛解する。
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複合性局所疼痛症候群1型(complex regional pain syndrome CRPS)
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四肢の疼痛、皮膚色変化、皮膚温の変化、浮腫、可動域制限などの症候を呈するまれな症候群。
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手掌屈筋鍵炎
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糖尿病患者の5-33%に認められる。長期に罹患した女性に多く、利き手側の母指に頻度(75%)が高いが、どの指にもみられる。
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Dupuytren拘縮
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手掌筋膜の短縮と肥厚(有痛性結節)を生じ、第4、5指の屈曲拘縮を呈する。1型糖尿病で長期に罹患した患者に多いが、血糖コントロールとの関係はない。
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手根管症候群
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手根管症候群の全患者の最大15%に糖尿病を認める。
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広汎性特発性骨増殖症(diffuse idiopathic skeletal hyperostosis DISH)
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2型糖尿病患者の約20%にみられ、50才以上の肥満患者に多い。頭部、腰部のこわばリ、関節の可動域制限を呈する。全身の腱付着部痛を呈することもある。
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その他
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感染性関節炎や骨髄炎
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血糖上昇による免疫力低下が感染症リスクを上昇させることによる
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診断
血糖値検査による分類
正常 糖尿病型
空腹時血糖値 <110mg/dL ≧126mg/dL
and or
75g OGTT2時間値 <140mg/dL ≧200mg/dL
- 正常型であっても、食後1時間値が180mg/dL(10.0mmol/l)以上の場合には、180mg/dl未満のものに比べて糖尿病に進展する可能性が高いので、境界型に準じた取り扱い(経過観察)を行う(参考1)。
診断基準
- 参考2-4
- 1) 初回検査で、①空腹時血糖値≧126mg/dl、②75gOGTT2時間値≧200mg/dl、③随時血糖値≧200mg/dl、④HbA1c(国際標準値)≧ 6.5%のうちいずれかを認めた場合は、「糖尿病型」と判定する。別の日に再検査を行い、再び「糖尿病型」が確認されれば糖尿病と診断する。但し、HbA1cのみの反復検査による診断は不可とする。また、血糖値とHbA1cが同一採血で糖尿病型を示すこと(①~③のいずれかと④)が確認されれば、初回検査だけでも糖尿病と診断してよい。
- 2)血糖値が糖尿病型(①~③のいずれか)を示し、かつ次のいずれかの条件がみたされた場合は、初回検査だけでも糖尿病と診断できる。
- 糖尿病の典型的症状(口渇、多飲、多尿、体重減少)の存在
- 確実な糖尿病網膜症の存在
- 3)過去において、上記1)ないしは2)の条件がみたされていたことが確認できる場合には、現在の検査値が上記の条件に合致しなくても、糖尿病と診断するか、糖尿病の疑いを持って対応する必要がある。
- 4)上記1)~ 3)によっても糖尿病の判定が困難な場合には、糖尿病の疑いをもって患者を追跡し、時期をおいて再検査する。
- 5)初回検査と再検査における判定方法の選択には、以下に留意する。
- 初回検査の判定にHbA1cを用いた場合、再検査ではそれ以外の判定方法を含めることが診断に必須である。検査においては、原則として血糖値とHbA1cの双方を測定するものとする。
- 初回検査の判定が随時血糖値≧200mg/dlで行われた場合、再検査は他の検査方法によることが望ましい。
- HbA1cが見かけ上低値になり得る疾患・状況の場合には、必ず血糖値による診断を行う。
[show details]
- 以前の記事
- 1. 以下のいずれかの検査を行い、基準値を超えていれば糖尿病型と判定
- (1)空腹時血糖値 :≧126mg/dl
- (2)75g OGTT2時間値:≧200mg/dl
- (3)随時血糖値 :≧200mg/dl
- 2. 1.で2回続けて(別の日に行う。異なる検査項目が好ましい)糖尿病型と判定されるか、1.で1回糖尿病型と判定されかつ、以下の条件を満たすとき、「糖尿病」と診断する
- a. 糖尿病の典型的症状が存在すること
- b. HbA1c≧6.5%
- c. 糖尿病性網膜症が存在すること
- d. 過去に糖尿病型を示した資料(検査データ)がある場合
予後
- 糖尿病の死因の一位は心筋梗塞(Q book p.259)。
USMLE
高血圧と糖尿病を合併する病態
参考
- http://www.uemura-clinic.com/dmlecture/newcriteria.htm
- http://d.hatena.ne.jp/bonbokorin/20100608/p1
- 3. 糖尿病の新しい診断基準を7月に施行 日本糖尿病学会-糖尿病NET-資料室
- http://www.dm-net.co.jp/calendar/2010/010167.php
- 4. 委員会報告 糖尿病の分類と診断基準に関する委員会報告 2010
- http://www.jds.or.jp/jds_or_jp0/uploads/photos/635.pdf
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- 英
- retina
- 関
- 眼、眼球
組織学
臨床関連
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- 英
- retinopathy
- 関
- クロロキン網膜症、血管痙縮性網膜症、高血圧性網膜症
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- 英
- sis, pathy
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- 英
- glycosuria、glucosuria