- 20歳の男性。右上下肢伸展位と右共同偏視が出現した後、全身けいれん発作が出現したため救急車で搬入された。意識レベルはGCS 7(E2V2M3)。来院時も右上下肢の強直間代性けいれんが持続している。体温 38.2℃。心拍数 96/分、整。血圧 158/96mmHg。呼吸数 32/分。SpO2 98%(鼻カニューラ 2L/分酸素投与下)。
- 第一選択となる薬剤はどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 79歳の女性。人間ドックの腹部超音波検査で脂肪肝と肝の占拠性病変とを指摘されたため来院した。飲酒歴はない。意識は清明。身長 152cm、体重 65kg。体温 36.2℃。脈拍 64/分、整。血圧 120/60mmHg。眼球結膜に黄染を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。血液所見:赤血球 479万、Hb 14.1g/dL、Ht 42%、白血球 5,400、血小板 12万、PT-INR 1.2(基準 0.9~1.1)。血液生化学所見:総蛋白 7.5g/dL、アルブミン 4.3g/dL、総ビリルビン 0.6mg/dL、直接ビリルビン 0.2mg/dL、AST 61U/L、ALT 69U/L、LD 171U/L(基準 176~353)、ALP 271U/L(基準 115~359)、γ-GTP 121U/L(基準 8~50)、尿素窒素 12mg/dL、クレアチニン 0.6mg/dL、総コレステロール 261mg/dL、トリグリセリド 190mg/dL、HDLコレステロール 37mg/dL、Na 138mEq/L、K 4.4mEq/L、Cl 97mEq/L。CRP 0.1mg/dL。胸部エックス線写真で異常を認めない。EOB造影MRI(別冊No. 5A~C)を別に示す。
- 考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [111D021]←[国試_111]→[111D023]
[★]
- 18歳の女子。これまでに一度も月経がないことを主訴に来院した。身長 144cm、体重 48kg。脈拍 84/分、整。血圧 110/76mmHg。首の両側の皮膚が広く、余っているように見える。上肢は肘から遠位が外反している。外陰は女性型。腹部超音波検査で子宮は小さく卵巣は確認できない。乳房はTannerⅠ度。陰毛はTannerⅡ度。血液生化学所見:LH 34mIU/mL(基準 1.8~7.6)、FSH 39mIU/mL(基準 5.2~14.4)、エストラジオール 10pg/mL(基準 25~75)。心エコー検査で大動脈基部に拡大を認めない。
- 適切な治療はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [111D023]←[国試_111]→[111D025]
[★]