- 68歳の女性。喀血を主訴に来院した。気管支内視鏡像(別冊No. 25A、B)を別に示す。なお、別冊No.25Bは別冊No.25Aの①の腔内に内視鏡を進めたものである。
- 図の①~④について、正しいのはどれか。3つ選べ。
- a ①は右主気管支である。
- b ②には軟骨組織が存在する。
- c ③の腹側には上行大動脈が存在する。
- d ④は腫瘍性病変である。
- e ④は閉塞性肺炎の原因になる。
[正答]
※国試ナビ4※ [111A058]←[国試_111]→[111A060]
★リンクテーブル★
[★]
- 64歳の女性。右肋骨痛を主訴に来院した。1か月前から、右側の胸部に痛みを感じるようになり、改善しないため受診した。既往歴に特記すべきことはない。右第6肋骨と右鎖骨内側部とに圧痛を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。浮腫を認めない。血液所見:赤血球 278万、Hb 8.2g/dL、白血球 3,800、血小板 15万。血液生化学所見:総蛋白 11.2g/dL、アルブミン 2.4g/dL、IgG 5,428mg/dL(基準 960~1,960)、IgA 19mg/dL(基準 110~410)、IgM 11mg/dL(基準 65~350)、総ビリルビン 0.5mg/dL、AST 16U/L、ALT 18U/L、LD 185U/L(基準 176~353)、ALP 395U/L(基準 115~359)、尿素窒素 20mg/dL、クレアチニン 1.8mg/dL、尿酸 7.6mg/dL、Na 138mEq/L、K 3.9mEq/L、Cl 105mEq/L。胸部エックス線写真(別冊No. 26A)と骨髄血塗抹May-Giemsa染色標本(別冊No. 26B)とを別に示す。
- この患者の検査所見として考えられるのはどれか。3つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [111A059]←[国試_111]→[111B001]
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- 45歳の男性。スポーツジムで運動中に突然の胸やけと吐き気が出現したため救急車で搬入された。意識は清明。身長 170cm、体重 70kg。体温 36.2℃。心拍数 88/分。血圧 136/96mmHg。呼吸数 18/分。SpO2 99%(鼻カニューラ2L/分酸素投与下)。心音と呼吸音とに異常を認めない。血液所見:白血球 7,700。血液生化学所見:AST 75U/L、ALT 50U/L、LD 361U/L(基準 176~353)、尿素窒素 17mg/dL、クレアチニン 0.6mg/dL、尿酸 6.4mg/dL、血糖 115mg/dL、Na 135mEq/L、K 3.8mEq/L、Cl 102mEq/L、トロポニンT陰性。心電図(別冊 No. 24A)と胸部エックス線写真(別冊No. 24B)とを別に示す。モニター装着や静脈路確保などの処置を行った。
- この患者を専門医に引き継ぐまでの間に、特に注意すべき合併症はどれか。3つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [111A057]←[国試_111]→[111A059]
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