- 12歳の男児。サッカーの練習をすると頭が痛くなることを主訴に父親に連れられて来院した。安静時は体位にかかわらず頭痛はない。意識は清明。脈拍 76/分、整。血圧 126/74mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。神経学的所見に異常を認めない。血液所見と血液生化学所見とに異常を認めない。頭部MRIのT2強調矢状断像(別冊No. 17)を別に示す。
- 今後、発症する可能性が最も高いのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
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- 22歳の男性。まとまらない言動を主訴に家族に連れられて来院した。2か月前に大学卒業後就職して普通に働いていたが、1か月前から突然、言動がまとまらなくなった。「何か大変なことが起こりそうな不気味な感じがあり、不安で落ち着かない」「命令する声が聴こえ、誰かに操られている」などと言うようになり自宅で療養していた。診察には素直に応じるが「自分は病気ではない」と言う。身体所見に異常を認めない。
- まず導入すべきなのはどれか。
[正答]
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- 6歳の女児。時々、会話が途切れることがあるため母親に連れられて来院した。これまでに2回の単純型熱性けいれんの既往があるが、成長や発達に異常を認めない。身体所見に異常を認めない。過呼吸時の脳波(別冊No. 18)を別に示す。
- この所見が出現したときの症状はどれか。
- a 閉眼する。
- b 顔色が蒼白になる。
- c 全身がけいれんする。
- d 呼びかけに反応しない。
- e 頭部が前屈し両上肢が挙上する。
[正答]
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