- 69歳の女性。血便を主訴に来院した。既往歴に特記すべきことはない。下部消化管内視鏡検査で肛門から20cm口側に病変を認める。下部消化管内視鏡像(別冊No. 14)を別に示す。
- 根治手術の際に根部で結紮切離するのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 27歳の女性。発熱と顔面の紅斑との精密検査のため4日前から入院中である。3か月前から手指の関節痛を自覚していた。1か月前から顔面の紅斑と37℃台の発熱も出現したため受診した。来院時、意識は清明。体温37.5℃。脈拍 84/分、整。血圧 106/72mmHg。両側頬部に浮腫状の紅斑を認めた。心音と呼吸音とに異常を認めなかった。両側の手関節と肘関節とに圧痛を認めた。尿所見:蛋白(-)、潜血(-)。血液所見:赤血球 405万、Hb 11.1g/dL、Ht 34%、白血球 2,500(好中球 70%、好酸球 1%、好塩基球 1%、単球 4%、リンパ球 24%)、血小板 15万、PT-INR 1.3(基準 0.9~1.1)、APTT 38.9秒(基準対照 32.2)。血液生化学所見:尿素窒素 12mg/dL、クレアチニン 0.5mg/dL、Na 140mEq/L、K 4.0mEq/L、Cl 108mEq/L。免疫血清学所見:CRP 0.3mg/dL、リウマトイド因子(RF)陰性、抗核抗体 1,280倍(基準 20以下)、抗DNA抗体 60IU/mL(基準7以下)、CH50 2U/mL(基準 30~40)、C3 32mg/dL(基準 52~112)、C4 3mg/dL(基準 16~51)。本日から頭痛、めまい及び嘔吐が出現し、7%重炭酸ナトリウムを静脈投与されたが改善しない。意識は清明。水平眼振を認める。頭部CT(別冊No. 15A)と頭部MRIのFLAIR像(別冊No. 15B、C)とを別に示す。脳脊髄液所見に異常を認めない。
- 次に行う治療はどれか。
[正答]
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[★]
- 72歳の女性。意識障害のため救急車で搬入された。10日前から38℃台の発熱が出現し、4日前から健忘が目立つようになった。今朝、呼びかけに反応が悪いため家族が救急車を要請した。60歳台から糖尿病で内服治療中である。意識レベルは JCSⅡ-10。体温 38.4℃。心拍数 96/分、整。血圧 142/88mmHg。呼吸数 24/分。SpO2 98%(リザーバー付マスク 10L/分酸素投与下)。胸部聴診で両肺にrhonchiを聴取する。項部硬直を軽度に認める。腱反射は全般に低下しており、Babinski徴候は陰性である。血液所見:赤血球 398万、白血球 6,500。血液生化学所見:血糖 179mg/dL、HbA1c 8.2%(基準 4.6~6.2)。免疫血清学所見:CRP 4.3mg/dL、Tリンパ球CD4/CD8比 1.9(基準 0.6~2.9)、β-D-グルカン 5.0pg/mL(基準 10以下)。ツベルクリン反応陰性。脳脊髄液所見:初圧 320mmH2O(基準 70~170)、細胞数 86/mm3(基準 0~2)(単核球 58、多形核球 28)、蛋白 195mg/dL(基準 15~45)、糖 3mg/dL(基準 50~75)。脳脊髄液の細胞診は陰性。脳脊髄液の染色標本(別冊No. 13A)、肺野条件の胸部CT(別冊No. 13B)及び頭部MRIの拡散強調像(別冊No. 13C)を別に示す。
- 治療薬はどれか。
[正答]
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[★]