- 41歳の初産婦。妊娠39週2日に全身けいれんのため救急車で搬入された。来院時にはけいれんは消失していた。意識レベルはJCSⅠ-1。心拍数 90/分、整。血圧 190/120mmHg。呼吸数 16/分。SpO2 97%(room air)。全身に浮腫を認める。尿所見:蛋白3+。硫酸マグネシウムの持続静注を開始した後に撮影された頭部MRIのFLAIR像(別冊No. 6A~C)を別に示す。
- 適切な治療はどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 40歳の女性。下肢の浮腫を主訴に来院した。半年前に職場の健康診断で蛋白尿を指摘されたが、そのままにしていた。1か月前から両側下腿の浮腫が出現し、次第に増悪するため受診した。身長 160cm、体重 58kg。脈拍 64/分、整。血圧 132/90mmHg。尿所見:蛋白3+、糖(-)、潜血3+、沈渣に赤血球 10~20/1視野、白血球 O~2/1視野、赤血球円柱と顆粒円柱とを認める。尿蛋白 4.0g/日。血液所見:赤血球 460万、Hb 13.1g/dL、Ht 42%、白血球 3,800(桿状核好中球 40%、分葉核好中球 26%、好酸球 2%、好塩基球 O%、単球 7%、リンパ球 25%)、血小板 19万。血液生化学所見:総蛋白 4.3g/dL、アルブミン 1.9g/dL、IgG 2,400mg/dL(基準 960~1,960)、IgA 486mg/dL(基準 110~410)、IgM 188mg/dL(基準 65~350)、尿素窒素 31mg/dL、クレアチニン 0.9mg/dL、尿酸 7.0mg/dL、血糖 116mg/dL、HbA1c 6.3%(基準 4.6~6.2)、トリグリセリド 143mg/dL、LDLコレステロール 213mg/dL。免疫血清学所見:CRP 0.1mg/dL、抗核抗体 640倍(基準 20以下)。腎生検のPAS染色標本(別冊No. 5A)と蛍光抗体C1q染色標本(別冊No. 5B)とを別に示す。Congo-Red染色は陰性である。
- 考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [111A024]←[国試_111]→[111A026]
[★]
- 38歳の女性。眼が見えにくいことを主訴に来院した。2年前から左眼の見えにくさを自覚し、3か月前から右眼も見えにくくなっている。3年前から無月経になっている。意識は清明。身長164 cm、体重67 kg。体温 36.1℃。脈拍 72/分、整。血圧 132/76mmHg。呼吸数 16/分。眼底は正常で、眼球運動に制限はなく、対光反射は正常である。血液所見に異常を認めない。血液生化学所見:TSH 1.3μU/mL(基準 0.2~4.0)、LH 2.4mIU/mL(基準1.8~7.6)、ACTH 29.5pg/mL(基準 60以下)、FSH 6.5mIU/mL(基準 5.2~14.4)、GH 0.1ng/mL(基準 5以下)、プロラクチン 34.8ng/mL(基準15以下)、FT4 0.9ng/dL(基準 0.8~2.2)、インスリン様成長因子-Ⅰ(IGF-Ⅰ)178 ng/mL(基準 155~588)、コルチゾール 11.2μg/dL(基準 5.2~12.6)。矯正視力は右0.1、左0.08。視野検査の結果(別冊No. 7A)、頭部造影MRIの冠状断像(別冊No. 7B)及び矢状断像(別冊No. 7C)を別に示す。
- 適切な治療はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [111A026]←[国試_111]→[111A028]
[★]