- 65歳の男性。咳嗽を主訴に来院した。1か月前から乾性咳嗽が続いている。既往歴に特記すべきことはない。喫煙は20本/日を40年間。胸部エックス線写真で異常陰影を認める。喀痰細胞診で腺癌細胞を認める。胸部CTで縦隔リンパ節の腫大を認めない。頭部MRIで脳転移を認めない。肺野条件の胸部CT(別冊No. 23A)とFDG-PETの全身像(別冊No. 23B)とを別に示す。
- 適切な治療法はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [111A050]←[国試_111]→[111A052]
★リンクテーブル★
[★]
- 42歳の男性。自力で動けなくなったため救急車で搬入された。2週間前から腰痛が増悪し、今朝から動けなくなった。2年前から定職に就かず路上生活を送っているという。意識は清明。体温 37.2℃。心拍数 88/分、整。血圧 130/78mmHg。呼吸数 20/分。SpO2 98%(room air)。疼痛のため、左股関節を伸展できず、仰臥位になることもできない。両下肢に明らかな筋力低下を認めない。腱反射に異常を認めない。赤沈 45mm/1時間。血液所見:Hb 13.2g/dL、白血球 9,000。CRP 3.4mg/dL。搬入時の腰椎エックス線写真(別冊No. 22A)と右半側臥位での腰椎造影MRI(別冊No. 22B)及び入院3日目の仰臥位での腰椎MRIのT2強調像(別冊No. 22C)とを別に示す。
- 治療方針を決定するために有用なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [111A049]←[国試_111]→[111A051]
[★]
- 87歳の男性。意識障害のため施設の職員に連れられて来院した。2日前から38℃台の発熱があり、今朝から意識レベルの低下が認められている。5年前から脳梗塞の後遺症で常時介護が必要な状態であり、1年前から家族による介護が困難となったため、特別養護老人ホームに入所している。胸部エックス線写真で右下肺野に浸潤影を認める。
- この患者の肺炎の分類として正しいのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [111A051]←[国試_111]→[111A053]
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