★リンクテーブル★
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- 75歳の男性。歩行障害を主訴に来院した。7年前からParkinson病で通院中である。1か月前から歩き始めの一歩が出づらくなり、急に立ち止まってしまうことが多くなった。今朝トイレに行こうとして自宅の廊下で転倒し、家族に付き添われて受診した。レボドパ(L-dopa)とドロキシドパが処方されている。意識は清明。右頬部と右肘部とに皮下出血を認める。胸部、腰部および四肢に圧痛はない。四肢に無動とわずかな筋強剛とを認める。歩行は速やかで手の振りも良好であるが、狭いところや方向転換の際には急に立ち止まってしまい、すくんでしまう。頭部CTで異常を認めない。
- 最も適切な助言はどれか。
- a 「片足立ちの練習をしましょう」
- b 「足首を支える装具を着けましょう」
- c 「外出時は車椅子を使用しましょう」
- d 「身体を手で押してもらって抵抗力をつけましょう」
- e 「家の床に歩幅間隔の目印として横線を引きましょう」
[正答]
※国試ナビ4※ [111I044]←[国試_111]→[111I046]
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- 79歳の男性。排尿障害を主訴に来院した。10年前から骨転移を伴う前立腺癌に対してホルモン療法を受けているが、1年前から治療に抵抗性を示している。1か月前から頻尿と残尿感とを自覚していた。今朝から排尿障害と下腹部膨満感が出現したため受診した。意識は清明。身長 165cm、体重 63kg。体温 36.2℃。脈拍 80/分、整。血圧 148/86mmHg。呼吸数 16/分。下腹部に膨隆を認める。血液生化学所見:尿素窒素 28mg/dL、クレアチニン 1.5mg/dL、Na 135mEq/L、K 4.6mEq/L、Cl 116mEq/L、PSA 15.5ng/mL(基準 4.0以下)。腹部超音波検査で両側水腎症と膀胱内の大量の尿貯留とを認める。
- まず行うべきなのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [111I046]←[国試_111]→[111I048]
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