- 60歳の女性。早朝に自宅敷地内の倉庫で梁にロープを掛け、縊頸した状態で発見された。近くから自筆の遺書が発見され、病苦が原因の自殺であること、対外的には病死として処理して欲しいことなどが記されていた。糖尿病による慢性腎不全のため、かかりつけ医で週3回透析治療を受けていた。かかりつけ医とは別の医師が警察官とともに臨場し、検案することとなった。
- 検案医の行動として正しいのはどれか。
- a 死亡診断書を作成する。
- b かかりつけ医に死体検案書の発行を依頼する。
- c 索条痕がロープの性状と一致しているかを確認する。
- d 作成書類の「死亡したとき」欄に死亡確認時刻を記載する。
- e 作成書類の「死因の種類」欄は、死者の意向を尊重して病死とする。
[正答]
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★リンクテーブル★
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- 43歳の女性。歩行障害を主訴に来院した。小児期から走るのが遅く、すり足で歩いていたが、日常生活に支障はなかった。40歳ごろから階段を降りるのが難しくなってきたため来院した。患者の歩行姿勢の図(別冊No. 1)を別に示す。
- 障害されている部位はどれか。
[正答]
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[★]
- 6か月の乳児。発熱を主訴に母親に連れられて救急外来に来院した。意識は清明であるが、ぐずっている。体温 38.5℃。心拍数 144/分、整。血圧 90/60mmHg。呼吸数 30/分。SpO2 98%(room air)。毛細血管再充満時間4秒と延長している。
- この患児において重症感染症を示唆する所見はどれか。
[正答]
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