- 76歳の男性。発熱と右季肋部痛とを主訴に来院した。昨日から右季肋部痛が出現し、今朝まで持続している。体温 38.1℃。血圧 124/86mmHg。眼球結膜に黄染を認める。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。右季肋部に圧痛を認める。血液所見:白血球 17,600。血液生化学所見:総ビリルビン 6.9mg/dL、直接ビリルビン 4.2mg/dL、AST 371U/L、ALT 297U/L、ALP 531U/L(基準 115~359)、γ-GTP 237U/L(基準 8~50)、アミラーゼ 52U/L(基準 37~160)。CRP 16mg/dL。腹部超音波検査で胆嚢壁に異常を認めない。腹部CT(別冊No. 27)を別に示す。
- 適切な対応はどれか。2つ選べ。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 52歳の女性。就寝中に呼吸が止まるのを夫に指摘されて来院した。3か月前から動悸と昼間の眠気とを感じている。4か月前からうつ病で内服治療中である。喫煙は 10本/日を30年間。飲酒はビール 1,000mL/日を20年間。身長 161cm、体重 78kg。脈拍 76/分、整。血圧 156/104mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。簡易モニター検査後のポリソムノグラフィで無呼吸低呼吸指数は26(基準5未満)、無呼吸の最長持続時間は112秒(基準9未満)、睡眠中のSpO2は最低値 77%、平均値 96%、いびきの回数は428/時間である。
- この患者に対する働きかけとして適切なのはどれか。3つ選べ。
- a 「禁煙しましょう」
- b 「減量手術をしましょう」
- c 「飲酒を制限しましょう」
- d 「仰向けに寝るようにしましょう」
- e 「内服薬の見直しについて相談しましょう」
[正答]
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- 78歳の男性。左眼の眼痛と視力低下とを主訴に来院した。3日前に日帰りで左眼の白内障手術を自宅近くの眼科診療所で受けた。2日前の手術翌日の受診時、視力は左 0.8(1.2×-1.0D)と術後経過は良好で、手術後に処方された点眼を続けるように言われたが、その日の夜から左眼の霧視を自覚するようになった。昨日から左眼痛も出現したため、手術を受けた診療所から紹介されて受診した。左眼の前眼部写真(別冊No. 26)を別に示す。
- 適切な治療はどれか。2つ選べ。
[正答]
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