- 英
- liver abscess, hepatic abscess
- 関
- 細菌性肝膿瘍、アメーバ性肝膿瘍
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/03/08 06:14:01」(JST)
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肝膿瘍(かんのうよう、英: liver abscess)とは肝臓に膿瘍が出現する状態。大腸菌、連鎖球菌、ブドウ球菌、赤痢アメーバなどの感染を原因とするものと腸炎、胆道炎、虫垂炎などの炎症によるものとがある。肝膿瘍では発熱、発汗、腹痛などが認められ、血液所見として白血球の増加が認められる。治療には排膿のために穿刺あるいは開腹手術が行われる。
ウシでは主としてグラム陰性無芽胞嫌気性桿菌の1属であるフソバクテリウム属の壊死桿菌(学名:Fusobacterium necrophorum)感染に起因して発生する。F. necrophorumはニワトリの赤血球に対する凝集性の有無によりF. necrophorum subsp. necrophorum(Fnn)とF. necrophorum subsp. funduliforme(Fnf)の2亜種に分類され、両者は病原性が異なる。菌分離には市販の嫌気性培地に血液を加えた培地を用いる。他の原因菌にはブドウ球菌、連鎖球菌、ブドウ球菌などがある。肝生検時の肝膿瘍穿刺により腹腔内への感染が生じることがある。
関連項目
- 膿
- 後大静脈血栓症
- 第一胃パラケラトーシス
- 第一胃炎
- 趾間腐爛
- 壊死桿菌症
参考文献
- 見上彪監修 『獣医感染症カラーアトラス』 文永堂出版 2006年 ISBN 4830032030
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UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 合川 公康,宮澤 光男,上野 陽介,岡田 克也,利光 靖子,岡本 光順,小山 勇
- 肝臓 52(7), 485-490, 2011-07-25
- 症例は31歳女性.2年前より肝血管腫と診断され,経過観察されていた.腹痛,発熱が頻回に出現し,精査加療目的に当院へ入院となった.CTでは右葉全域を占める,40 cm大の巨大な血管腫を認めた.この腫瘍に連続して右側腹部に10 cm大の辺縁が造影される嚢胞状構造が認められ,腹壁膿瘍を併発していると診断し,手術を施行した.腫瘍が巨大であったため,前方アプローチで肝右葉切除を行った.腫瘍右側に連続して腹壁 …
- NAID 10029285902
- 31.外傷後肝膿瘍の1例(一般演題,第49回日本小児外科学会中国四国地方会)
- 中原 康雄,後藤 隆文,岩村 喜信,高橋 雄介,浅井 武,臼井 秀仁
- 日本小児外科学会雑誌 47(3), 374, 2011-06-20
- NAID 110008673287
- P15-2 肝膿瘍穿破により発症した有瘻性膿胸に対し,EWSを使用した1例(有瘻性膿胸/充填術,ポスター15,第34回日本呼吸器内視鏡学会学術集会)
- 永野 晃史,西山 典利,泉 信博,丁 奎光,花田 庄司,小松 弘明
- 気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 33(増刊), S258, 2011-05-20
- NAID 110008681611
Related Links
- 肝膿瘍<肝臓・胆嚢・膵臓の病気>。肝膿瘍とはどんな病気か 肝膿瘍とは、肝臓外から 発生原因となる細菌や原虫などが肝組織内に進入・増殖し、肝内に膿瘍(うみが貯留 した袋)を形成する病気の総称です。 病原体により、細菌性(化膿性)、アメーバ性 goo ...
- 肝膿瘍(かんのうよう、英: liver abscess)とは肝臓に膿瘍が出現する状態。大腸菌、 連鎖球菌、ブドウ球菌、赤痢アメーバなどの感染を原因とするものと腸炎、胆道炎、 虫垂炎などの炎症によるものとがある。肝膿瘍では発熱、発汗、腹痛などが認められ、 血液 ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 79歳の女性。人間ドックの腹部超音波検査で脂肪肝と肝の占拠性病変とを指摘されたため来院した。飲酒歴はない。意識は清明。身長 152cm、体重 65kg。体温 36.2℃。脈拍 64/分、整。血圧 120/60mmHg。眼球結膜に黄染を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。血液所見:赤血球 479万、Hb 14.1g/dL、Ht 42%、白血球 5,400、血小板 12万、PT-INR 1.2(基準 0.9~1.1)。血液生化学所見:総蛋白 7.5g/dL、アルブミン 4.3g/dL、総ビリルビン 0.6mg/dL、直接ビリルビン 0.2mg/dL、AST 61U/L、ALT 69U/L、LD 171U/L(基準 176~353)、ALP 271U/L(基準 115~359)、γ-GTP 121U/L(基準 8~50)、尿素窒素 12mg/dL、クレアチニン 0.6mg/dL、総コレステロール 261mg/dL、トリグリセリド 190mg/dL、HDLコレステロール 37mg/dL、Na 138mEq/L、K 4.4mEq/L、Cl 97mEq/L。CRP 0.1mg/dL。胸部エックス線写真で異常を認めない。EOB造影MRI(別冊No. 5A~C)を別に示す。
- 考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [111D021]←[国試_111]→[111D023]
[★]
- 10歳の男児。発熱のため父親に連れられて来院した。5か月時に慢性肉芽腫症と診断された。5日間にわたる発熱と食欲不振が改善しないため受診した。意識は清明。身長 134cm、体重 29kg。体温 38.2℃。脈拍 80/分、整。血圧 90/50mmHg。SpO2 99%(room air)。咽頭は発赤を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。右季肋部に叩打痛を認める。血液所見:赤血球 395万、Hb 10.5g/dL、Ht 32%、白血球 10,200(桿状核好中球 19%、分葉核好中球 43%、好酸球 4%、好塩基球 1%、単球 6%、リンパ球 27%)、血小板 46万。血液生化学所見:総蛋白 7.3g/dL、アルブミン 3.6g/dL、総ビリルビン 0.3mg/dL、AST 28U/L、ALT 22U/L、LD 240U/L(基準 254~544)、ALP 550U/L(基準 359~1,110)、尿素窒素 10mg/dL、Na 135mEq/L、K 4.5mEq/L、Cl 102mEq/L。CRP 11mg/dL。腹部造影CT(別冊No. 14)を別に示す。
- 考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [111I059]←[国試_111]→[111I061]
[★]
- 28歳の女性。下痢と粘血便とを主訴に来院した。2か月前に海外旅行から帰国後、発熱と下痢とがあった。2週前から粘血便が出現した。体温37.5℃。血圧118/62mmHg。腹部は平坦、軟で、左下腹部に圧痛を認める。筋性防御を認めない。下部消化管内視鏡写真(別冊No.18A)と糞便の顕微鏡写真(別冊No.18B)とを別に示す。
- この疾患に合併するのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [104I065]←[国試_104]→[104I067]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [104E031]←[国試_104]→[104E033]
[★]
- 大腸疾患と合併症の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [101F030]←[国試_101]→[101F032]
[★]
- 消化管疾患とその合併症の組合せで誤っているのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109I012]←[国試_109]→[109I014]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [113B012]←[国試_113]→[113B014]
[★]
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
※国試ナビ4※ [099D106]←[国試_099]→[099D108]
[★]
[★]
- 英
- antibacterial drug, antibacterial
- 関
- 抗生剤、薬理学、抗菌薬一覧、抗細菌薬
- first aid step 1 2006 p.165
定義
- 細菌/微生物に静菌作用、殺菌作用を示す物質。結果として、人において病原性を除去する目的で使用される。
- このうち、微生物によって産生される物質を抗生物質と呼ぶ
作用機序による分類
- first aid step 1 2006 p.165
|
|
Mechanism of action
|
Drugs
|
| 1
|
Block cell wall synthesis by inhibition of peptidoglycan cross-linking
|
penicillin, ampicillin, ticarcillin, piperacillin, imipenem, aztreonam, cephalosporins
|
| 2
|
Block peptidoglycan synthesis
|
bacitracin, vancomycin, cycloserine
|
| 3
|
Disrupt bacterial/fungal cell membranes
|
polymyxins
|
| 4
|
Disrupt fungal cell membranes
|
amphotericin B, nystatin, fluconazole/azoles
|
| 5
|
Block nucleotide synthesis
|
sulfonamides, trimethoprim
|
| 6
|
Block DNA topoisomerases
|
quinolones
|
| 7
|
Block mRNA synthesis
|
rifampin
|
| 8
|
Block protein synthesis at 50S ribosomal subunit
|
chloramphenicol, erythromycin/macrolides, lincomycin, clindamycin, streptogramins (quinupristin, dalfopristin), linezolid
|
| 9
|
Block protein synthesis at 30S ribosomal subunit
|
aminoglycosides, tetracyclines, spectinomycin ATuSi → あつし
|
薬物動態
- 濃度依存性:アミノグリコシド系抗菌薬、ニューロキノロン系抗菌薬
- 時間依存性:βラクタム系抗菌薬
治療期間
小児
- 尾内一信 ; 第 39 回日本小児感染症学会教育講演 2 小児感染症の抗菌薬療法 -耐性菌時代の適正使用-
| 感染臓器・臨床診断
|
原因菌
|
投与期間(抗菌薬)
|
| 髄膜炎
|
インフルエンザ菌
|
7-10日
|
| 肺炎球菌
|
10-14日
|
| 髄膜炎菌
|
7-10日
|
| GBS,腸内細菌,リステリア
|
21日
|
| 中耳炎
|
<2 歳
|
10日
|
| 2 歳≦
|
5-7日
|
| 咽頭炎
|
A 群連鎖球菌
|
10日(ペニシリン系薬)
|
| 5日(セフェム系薬)
|
| 肺炎
|
肺炎球菌,インフルエンザ菌
|
解熱後3-4日
|
| 黄色ブドウ球菌
|
3-4週間
|
| マイコプラズマ,クラミジア
|
10-21日
|
| 腎臓、膀胱炎、腎盂腎炎
|
大腸菌,プロテウス,腸球菌
|
3日
|
| 14日
|
| 骨髄炎
|
黄色ブドウ球菌
|
21日
|
| 連鎖球菌,インフルエンザ菌
|
14日
|
主要な感染症の抗菌薬投与期間
- 感染レジマニュ p.27
ソース不明
妊婦に避けるべき抗菌薬
- Antibiotics to avoid in pregnancy
- Sulfonamides––kernicterus.
- Aminoglycosides––ototoxicity.
- Fluoroquinolones––cartilage damage.
- Erythromycin––acute cholestatic hepatitis in mom
- (and clarithromycin––embryotoxic).
- Metronidazole––mutagenesis.
- Tetracyclines––discolored teeth, inhibition of bone growth.
- Ribavirin (antiviral)––teratogenic.
- Griseofulvin (antifungal)––teratogenic.
- Chloramphenicol––“gray baby.”
- SAFE Moms Take Really Good Care.
使っても良い
- YN.H-24
参考
- まとまっていてよい
- http://www.antibiotic-books.jp
[★]
- 英
- pleural effusion, pleural fluid
- 同
- 胸膜滲出液 pleural exudate
- 関
- 胸水貯留
概念
- 胸膜腔内の液体。
- 元々は壁側胸膜で産生され、胸膜腔に開口部を有する壁側胸膜のリンパ管から排出されると考えられている。
- 生理的に少量20ml程度の胸水が存在し、壁側胸膜と臓側胸膜との摩擦を低減させ、呼吸運動を円滑にする作用がある。
- 病的な状態の存在により、産生と排出のバランスが崩れると胸水が貯留する。
組成
- IMD.457
| 量
|
0.1-0.2 ml/kg
|
| 細胞数
|
1000-5000 /ul
|
| mesothelial cells
|
3-70%
|
| monocytes
|
30-75%
|
| lymphocytes
|
2-30%
|
| granulocyte
|
10%
|
| 蛋白
|
1-2 g/dl
|
| アルブミン
|
50-70%
|
| 糖
|
血糖と同じ
|
| LDH
|
血清レベルの50%以下
|
| pH
|
血清よりややアルカリ性
|
種類
|
|
漏出性胸水
|
滲出性胸水
|
| 外観
|
透明
|
混濁
|
| 比重
|
<1.015
|
>1.018
|
| タンパク
|
<2.5 g/dL
|
>3.0 g/dL
|
| LDH
|
<200単位
|
>200単位
|
| Rivalta反応
|
(-)
|
(+)
|
原因疾患
- 漏出性胸水:うっ血性心不全が多い
- 滲出性胸水:結核性胸膜炎と癌性胸膜炎が半数以上
漏出性胸水(transudative pleural effusion)と滲出性胸水(exsudative pleural effusion)の鑑別
Lightの基準(Light's criteria) (Chest 1995;107:1604)
- 以下いずれかに合致する場合、滲出性胸水と判断する。感度98%、特異度83%。ただし、25%の例で漏出性胸水が滲出性胸水と判定される場合があるので、特異度の高い検査で確認する。
- 1. 胸水蛋白/血清蛋白>0.5
- 2. 胸水LDH/血清LDH>0.6
- 3. 胸水LDH>血清LDH上限の2/3
より特異度の高い検査
- 血清Alb-胸水≦1.2 ならば滲出性胸水である。(感度87%、特異度92%)
- 血清TP-胸水TP≦3.1 ならば滲出性胸水である。(感度84%、特異度91%)
- 胸水コレステロール > 45mg/dLかつ 胸水LDH > 200 (感度90%、特異度98%)
漏出性胸水
原因による分類
- 静水圧↑:うっ血性心不全、収縮性心膜炎、アミロイドーシス
- 血漿膠質浸透圧↓:ネフローゼ症候群、肝硬変、低栄養
滲出性胸水
身体所見
- 肺肝境界:(右肺ならば)上昇
- 心濁音境界:(十分に貯留していれば)消失
-
検査
- CPAがdullであれば300mlの胸水貯留が示唆される
診断
- 胸水の有無についての診察と画像検査で確定できる。
- 原因については、スクリーニング検査を追加する必要がある。
治療
[★]
- 英
- abdominal pain
- 関
- PQRST、急性腹症
コアカリ診療の基本 p.107
| 心窩部
|
食道潰瘍
|
胸焼け、嚥下困難
|
| 急性胃炎
|
悪心、嘔吐を伴う
|
| 消化性潰瘍
|
空腹時悪化傾向
|
| 胃癌
|
進行しないと痛まず
|
| 虫垂炎初期
|
回盲部に圧痛
|
| 急性膵炎
|
激烈な腹痛、背部痛、膵酵素の上昇
|
| 慢性膵炎
|
不定の上腹部症状で神経症的にみえる
|
| 膵臓癌
|
浸潤すると疼痛強し
|
| 右季肋部
|
胆石症
|
右肩に放散、発作間は痛みほとんどなし
|
| 急性胆嚢炎
|
発熱、圧痛著明、肝胆道系酵素上昇
|
| 急性肝炎
|
肝腫大、鈍痛、黄疸-肝酵素著明に上昇
|
| 肝膿瘍
|
激しい発熱、叩打痛は肋骨弓部付近など
|
| 肝癌
|
鈍痛、破裂すると激しい痛み
|
| 左右側腹部
|
尿管結石
|
肋骨脊椎角の叩打痛、血尿、超音波検査で水腎症
|
| 腎盂腎炎
|
急激な発熱と叩打痛、膿尿
|
| 腎梗塞
|
時に一過性の激しい痛み、血尿
|
| 回盲部
|
虫垂炎
|
他疾患除外の目的で、超音波検査が有用
|
| 右側結腸憩室炎
|
虫垂炎との鑑別困難
|
| 回腸末端炎
|
虫垂炎との鑑別が必要
|
| クローン病
|
回盲部潰瘍をきたしやすい
|
| 大腸癌
|
右側結腸癌は腫癌を触知することが多い
|
| 左腸骨窩部
|
虚血性大腸炎
|
急激な腹痛と下血
|
| S状結腸憩室炎
|
腹痛、圧痛、発熱
|
| 急性大腸炎
|
下痢、嬬動の元進
|
| S状結腸軸捻転
|
便秘老人、鼓腸強い、内視鏡的修復
|
| 下腹部
|
子宮付属器炎
|
発熱、圧痛
|
| 卵巣嚢腫茎捻転
|
ショックに陥ることもあり、超音波検査が有用
|
| 子宮外妊娠破裂
|
急激に貧血が進行、ショックなど
|
| 生理痛
|
内膜症がある場合は強い
|
| 全体
|
腹膜炎
|
原発性、結核性、癌性など症状が微妙に異なる
|
| 潰瘍穿孔
|
腹壁防御、板状硬、緊急手術
|
| 腸間膜血栓症
|
鼓腸、腸麻痺、ショック、最も重篤
|
- 小腸疾患による腹痛は食事後20分後ぐらいから始まることが多い。(QB.A-308)
乳幼小児の腹痛
- SPE.481
- 乳幼児・学童に共通して最も多い腹痛の原因は便秘。その他は急性胃腸炎、胆道拡張症
[★]
- 英
- gallbladder stone、cholecystolithiasis
- 関
- 胆石、胆石症、胆嚢結石、胆のう結石症
[★]
- 英
- pyogenic liver abscess, bacterial hepatic abscess, bacterial liver abscess
- 関
- 肝膿瘍
[show details]
疫学
感染経路
- 特発性
- 浸潤性・外傷性
- 血行性(経門脈性)
- 胆道性:結石、胆管炎、胆汁うっ滞
- 医原性:肝動脈塞栓術後、局所焼灼治療後
特徴
- 経胆道性:多発性
- 経門脈性や外傷性、特発性:単発性(右葉に好発)
- ウイルス性肝膿瘍に比べて多発性が多い
病原体
- グラム陰性桿菌(Escherichia coli)が最多
症状
検査
- 血算:白血球増多
- 血液生化学:CRP上昇
- 肝機能:障害は軽微
- 腹部超音波検査:低エコーの腫瘤
- 腹部単純CT:低吸収の腫瘤
治療
参考
- 1. [charged] Pyogenic liver abscess - uptodate [1]
[★]
- 英
- amebic liver abscess
- 関
- 肝アメーバ症
[★]
- 英
- portal liver abscess
- 関
- 肝膿瘍
[★]
- 英
- pyogenic liver abscess
[★]
- 英
- abscess
- 組織、臓器に起こった化膿性炎(化膿)により好中球などの滲出物が蓄積した状態 (医学大辞典)
- 腔が形成されており、そこに滲出物がたまる。