- 救急外来で小児を診察した研修医から指導医への報告を次に示す。
- 研修医「2歳の女の子です。5日前から39℃の発熱が持続するため来院しました。2日前に自宅近くの診療所を受診し解熱薬を処方されています。呼吸数30/分、脈拍144/分で、診察所見としては咽頭発赤とイチゴ舌があり、体幹に発疹を認めることから溶連菌感染症を疑います」
- 指導医「溶連菌感染症は重要な鑑別疾患だね。でも川崎病の可能性はどうかな」
- 川崎病との鑑別診断のために追加して確認すべきなのはどれか。3つ選べ。
- a 眼球結膜充血
- b 耳下腺の腫脹
- c 頬粘膜の白斑
- d 頸部リンパ節腫脹
- e 手指の腫脹
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 肥満度20%の単純性肥満と診断された6歳の男児本人とその保護者への説明として正しいのはどれか。3つ選べ。
- a 「食欲を抑える薬を使いましょう」
- b 「間食でスナック菓子は控えましょう」
- c 「テレビの視聴時間を減らしましょう」
- d 「主食を3食ともパン食にしましょう」
- e 「3大栄養素をバランスよく摂りましょう」
[正答]
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[★]
- a 慢性化しやすい。
- b 食道穿孔から発症することがある。
- c 癌性胸膜炎から発症することがある。
- d 深頸部膿瘍から拡がるものは重篤化しやすい。
- e 治療は抗菌薬投与と外科的ドレナージである。
[正答]
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[★]