- 55歳の女性。関節リウマチの治療のため来院した。半年前から両側の手指、手関節および膝関節の痛みを自覚していた。自宅近くの医療機関で活動性の高い関節リウマチと診断され、治療のため紹介されて受診した。肝機能に異常を認めない。HBs抗原とHBs抗体は陰性である。抗リウマチ薬を投与することとした。
- 投与前に追加して、まず測定すべきなのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 4か月の乳児。嘔吐、血便および活気不良のため母親に連れられて来院した。2日前の朝から便がゆるく哺乳不良であった。昨日の朝に自宅近くの診療所を受診し安静を指示されていた。今朝から嘔吐が続き顔色も悪く、ぐったりして血便がみられたため夕刻に受診した。呼びかけには眼を開けるが、すぐに閉じてしまう。体温 37.8℃。脈拍 160/分(微弱)、整。血圧 70/50mmHg。呼吸数 40/分で浅い。SpO2 96%(マスク2L/分酸素投与下)。毛細血管再充満時間 3秒と延長している。栄養状態は良好。顔面は蒼白。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は膨満し、筋性防御を認める。血液所見:赤血球 426万、Hb 12.3g/dL、Ht 35%、白血球 16,000(桿状核好中球 17%、分葉核好中球 53%、好酸球 1%、好塩基球 0%、単球 6%、リンパ球 23%)、血小板 17万。血液生化学所見:総蛋白 7.0g/dL、アルブミン 3.6g/dL、尿素窒素 20mg/dL、クレアチニン 0.6mg/dL、Na 135mEq/L、K 3.8mEq/L、Cl 98mEq/L。CRP 10mg/dL。急速輸液を開始した。腹部超音波像(別冊No. 10)を別に示す。
- 次に行う治療はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [111D029]←[国試_111]→[111D031]
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- 6か月の乳児。呼吸不全のため来院した。生後5か月から咳嗽が出現しており、昨日から多呼吸も出現するようになったため救急外来を受診した。身長 66.5cm、体重 5.3kg。体温 37.2℃。脈拍 180/分、整。血圧 88/52mmHg。呼吸数 50/分。SpO2 86%(room air)。咽頭は発赤を認めないが、口腔粘膜に鵞口瘡を認める。心音に異常を認めない。両側の胸部にびまん性にfine cracklesを聴取する。血液所見:赤血球 403万、Hb 10.4g/dL、Ht 31%、白血球 2,300(好中球 64%、好酸球 1%、好塩基球 1%、単球 7%、リンパ球 27%)、血小板 37万。血液生化学所見:総蛋白 6.1g/dL、IgG 152mg/dL(基準 440~880)、IgA 5mg/dL(基準 31~77)、IgM 13mg/dL(基準 19~55)。免疫血清学所見:CRP 0.1mg/dL、β-D-グルカン 26pg/mL(基準 10以下)。人工呼吸管理を開始し、胃管と中心静脈カテーテルを挿入した。胸部エックス線写真(別冊No. 11A)と肺野条件の胸部CT(別冊No. 11B)とを別に示す。
- 考えられる原因微生物はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [111D031]←[国試_111]→[111D033]
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