- 18歳の女子。これまでに一度も月経がないことを主訴に来院した。身長 144cm、体重 48kg。脈拍 84/分、整。血圧 110/76mmHg。首の両側の皮膚が広く、余っているように見える。上肢は肘から遠位が外反している。外陰は女性型。腹部超音波検査で子宮は小さく卵巣は確認できない。乳房はTannerⅠ度。陰毛はTannerⅡ度。血液生化学所見:LH 34mIU/mL(基準 1.8~7.6)、FSH 39mIU/mL(基準 5.2~14.4)、エストラジオール 10pg/mL(基準 25~75)。心エコー検査で大動脈基部に拡大を認めない。
- 適切な治療はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [111D023]←[国試_111]→[111D025]
★リンクテーブル★
[★]
- 28歳の女性。3週間前から続く鼻汁と鼻閉とを主訴に来院した。3日前に症状が悪化し、両側頬部の鈍痛と38℃台の発熱が出現した。職業は保育士。身長 163cm、体重 54kg。体温 37.8℃。脈拍 84/分、整。血圧 122/70mmHg。副鼻腔エックス線写真で両側上顎洞に濃い陰影を認める。咽頭と鼻腔の内視鏡像(別冊No. 6A、B)を別に示す。
- 治療を開始する際に必要な検査はどれか。
- a CRP
- b 細菌培養検査
- c 末柏血好酸球数
- d 血清抗原特異的IgE
- e インフルエンザウイルス迅速抗原検査
[正答]
※国試ナビ4※ [111D024]←[国試_111]→[111D026]
[★]
- 20歳の男性。右上下肢伸展位と右共同偏視が出現した後、全身けいれん発作が出現したため救急車で搬入された。意識レベルはGCS 7(E2V2M3)。来院時も右上下肢の強直間代性けいれんが持続している。体温 38.2℃。心拍数 96/分、整。血圧 158/96mmHg。呼吸数 32/分。SpO2 98%(鼻カニューラ 2L/分酸素投与下)。
- 第一選択となる薬剤はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [111D022]←[国試_111]→[111D024]
[★]