- 21歳の男性。38℃台の発熱と倦怠感とを主訴に来院した。眼瞼結膜は貧血様である。頸部に小指頭大のリンパ節を数個触知する。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。既往歴と家族歴とに特記すべきことはない。血液所見:赤血球 210万、Hb 7.4g/dL、Ht 23%、白血球 16,000(異常細胞 60%)、血小板6万。骨髄血塗抹May-Giemsa染色標本(別冊No. 5)を別に示す。異常細胞のペルオキシダーゼ染色は陰性。
- 診断はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [111I041]←[国試_111]→[111I043]
★リンクテーブル★
[★]
- 65歳の男性。睡眠中の行動異常を主訴に妻に伴われて来院した。5年前からしばしば悪夢を見てはっきりした寝言を言うようになった。次第に睡眠中に大声で叫んだり笑ったりするようになり、上肢を振り回し妻に殴りかかることがあった。寝言や寝ぼけた行動は夢の内容に対応していた。
- 最も考えられる疾患について正しいのはどれか。
- a Alzheimer型認知症に移行する可能性が高い。
- b 徐波睡眠相に一致して行動異常が出現する。
- c 妻に対する無意識の敵意が原因である。
- d 寝室環境の調整が必要である。
- e 過眠を伴うことが多い。
[正答]
※国試ナビ4※ [111I040]←[国試_111]→[111I042]
[★]
- 55歳の女性。人間ドックで異常を指摘されたため来院した。以前からしばしば悪心を伴う頭痛があり、右眼の霧視を自覚していたが特に気にしていなかった。人間ドックの眼底検査で右眼底に視神経乳頭陥凹の拡大を指摘され受診した。
- まず行うべき検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [111I042]←[国試_111]→[111I044]
[★]