- 70歳の男性。高熱と全身に拡大する皮疹とで入院中である。12日前に急性扁桃炎のため自宅近くの診療所でペニシリン系抗菌薬と非ステロイド性抗炎症薬を処方された。扁桃炎は軽快したが、5日前から39.0℃の発熱とともに口唇の発赤と全身の紅斑が出現した。その後、紅斑の上に水疱とびらんが急速に拡大した。背部の写真(別冊No. 9)を別に示す。
- 症状が改善した後に行う原因薬の検査法として適切なのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
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- 78歳の男性。下腹部痛と血尿とを主訴に来院した。1か月前から血尿が出現し、昨日からは下腹部痛も伴っている。4年前から夜間頻尿と排尿までに時間がかかることに対して、自宅近くの診療所で治療を受けている。身長 165cm、体重 64kg。体温 36.8℃。脈拍 80/分、整。血圧 132/84mmHg。呼吸数 16/分。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。直腸指診で小鶏卵大、弾性硬の前立腺を触知し、圧痛を認めない。尿所見:蛋白2+、糖(-)、潜血3+、沈渣に赤血球多数/1視野、白血球多数/1視野。腹部エックス線写真(別冊No. 10A)と腹部CT(別冊No. 10B)とを別に示す。尿培養を提出して抗菌薬の投与を開始した。
- 次に行う治療として最も適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [111A029]←[国試_111]→[111A031]
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- 20歳の女性。外陰部の強い疼痛を主訴に来院した。最終月経は20日前から5日間。月経周期は28日型、整。7日前に初めて性交渉を経験した。2日前から38.1℃の発熱があり、外陰部の疼痛が出現した。本日は疼痛がさらに増強し、排尿も困難となったため来院した。排尿時に外陰部の疼痛が強くなるため、水分を摂取していないという。皮膚と眼の所見に異常を認めない。口腔内アフタを認めない。両側の外鼠径リンパ節の腫大と圧痛とを認める。腹部は平坦、軟で、圧痛と自発痛とを認めない。外陰部両側に発赤を伴う小水疱が複数みられる。一部の水疱が破れて浅い潰瘍を形成している。外陰部の写真(別冊No. 8)を別に示す。
- この患者で考えられるのはどれか。
[正答]
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