- 英
- nicardipine
- 化
- ニカルジピン塩酸塩 塩酸ニカルジピン nicardipine hydrochloride
- 商
- アポジピン、イセジピール、コポネント、サリペックス、ツルセピン、ニカジルスL、ニカルジレート、ニカルピン、ニコデール、ニスタジール、ペルジピン、ラジストミン
- 関
- カルシウム拮抗薬
- 血圧降下剤
分類
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- わが国におけるAntihypertensive Treatment of Acute Cerebral Hemorrhage (ATACH)-?試験の開始 : デザインと国内研究体制の構築
- 佐藤 祥一郎,山本 晴子,Qureshi Adnan I. [他]
- 臨床神経学 52(9), 642-650, 2012-09-00
- NAID 40019429784
- 妊娠高血圧症候群と脳血管障害 (特集 今,改めて妊娠高血圧症候群を考える)
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
- ニカルピン錠10:1錠中に日局ニカルジピン塩酸塩10mgを含有する。
添加物として、アラビアゴム、カルメロースCa、軽質無水ケイ酸、酸化チタン、ステアリン酸Mg、タルク、トウモロコシデンプン、乳糖、白糖、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロース、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールを含有する。
禁忌
- 頭蓋内出血で止血が完成していないと推定される患者〔出血が促進する可能性がある。〕
- 脳卒中急性期で頭蓋内圧が亢進している患者〔頭蓋内圧が高まるおそれがある。〕
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
効能または効果
- 本態性高血圧症
- 通常成人には1回ニカルジピン塩酸塩として10〜20mgを1日3回経口投与する。
慎重投与
- 肝・腎機能障害のある患者〔本剤は肝臓で代謝される。また、一般に重篤な腎機能障害のある患者では、降圧に伴い腎機能が低下する可能性がある。〕
- 低血圧症の患者〔血圧がさらに低下する可能性がある。〕
- 緑内障の患者〔血管拡張作用により眼圧の上昇を招くおそれがある。〕
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
重大な副作用
- 血小板減少:血小板減少があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には本剤の投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 肝機能障害、黄疸:AST(GOT)・ALT(GPT)・γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害や黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には本剤の投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 血管平滑筋細胞中へのCa2+取込みを抑制することにより血管を拡張させる。血管平滑筋に対する作用は、心筋に対する作用の30,000倍強く、血管選択性が高い。
- 緩徐で変動の少ない安定した降圧作用を有す。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- ニカルジピン塩酸塩(Nicardipine Hydrochloride)
化学名
- 2-[Benzyl(methyl)amino]ethyl methyl (4RS)-2,6-dimethyl-4-(3-nitrophenyl)-1,4-dihydropyridine-3,5-dicarboxylate monohydrochloride
分子式
分子量
融点
性状
- ニカルジピン塩酸塩はわずかに緑みを帯びた黄色の結晶性の粉末である。メタノール又は酢酸(100)に溶けやすく、エタノール(99.5)にやや溶けにくく、水、アセトニトリル又は無水酢酸に溶けにくい。メタノール溶液(1→20)は旋光性を示さない。光によって徐々に変化する。
★リンクテーブル★
[★]
- 41歳の初産婦。妊娠39週2日に全身けいれんのため救急車で搬入された。来院時にはけいれんは消失していた。意識レベルはJCSⅠ-1。心拍数 90/分、整。血圧 190/120mmHg。呼吸数 16/分。SpO2 97%(room air)。全身に浮腫を認める。尿所見:蛋白3+。硫酸マグネシウムの持続静注を開始した後に撮影された頭部MRIのFLAIR像(別冊No. 6A~C)を別に示す。
- 適切な治療はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [111A025]←[国試_111]→[111A027]
[★]
- 英
- dihydropyridine