- 英
- nocturia
- 関
- 夜間尿、夜間多尿
- 参考1
概念
分類
原因
- 参考2
- 1. 多尿・夜間多尿
- 2. 膀胱蓄尿障害
- 3. 睡眠障害
症状
原因
- 糖尿病、飲水過剰(心因性多飲症など)、尿崩症
- 高血圧、睡眠時無呼吸症候群、虚血性心疾患、心不全
- 前立腺肥大症、過活動膀胱
- 心因性膀胱
- カフェイン、アルコール、喫煙
診断
- 症状で分類した群のうち1群と2群では排尿日誌を3日間記録させ、多尿・夜間多尿の有無を確認する。3群に関しては膀胱蓄尿障害があり、これに対する治療を行っていく。
参考
- 夜間多尿、夜間頻尿についての講演内容
- http://www.kanazawa-med.ac.jp/~urol/lecture.pdf
- http://rockymuku.sakura.ne.jp/hinyoukika/yakannhinnnyou.pdf
国試
WordNet
- excessive urination at night; especially common in older men (同)nycturia
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 夜間頻尿診療ガイドラインのポイント (特集 泌尿器科にかかわるガイドライン? : フローチャートでわかる! 知っておきたいポイント)
- 夜間頻尿の最近のトピックス (医学・医療の最前線シリーズ)
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★リンクテーブル★
[★]
- 68歳の男性。排尿困難と頻尿とを主訴に来院した。1か月前から尿意切迫感と夜間頻尿とを認めた。既往歴と家族歴とに特記すべきことはない.身長164cm、体重64kg、脈拍68/分、整。血圧128/82mmHg。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。直腸指診で表面平滑で腫大した弾性硬の前立腺を触知し、圧痛を認めない。尿所見:蛋白(-)、糖(-)、沈渣に赤血球と白血球とを認めない。PSA 1.6ng/ml(基準4.0以下)。国際前立腺症状スコア 14点(軽症0-7点、中等症8-19点、重症20-35点)。残尿量 30mg。腹部超音波写真(別冊No.13A)と尿流測定の結果(別冊No.13B)とを別に示す。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [105I055]←[国試_105]→[105I057]
[★]
- 72歳の男性。頻尿を主訴に来院した。3年前から夜間に尿意で目が覚めてトイレに行くようになり、3か月前からはその頻度が増してきた。自宅近くの医療機関を受診しα1遮断薬の内服を1か月続けたが軽快しないため紹介されて受診した。起床時に下着はぬれていない。腹部は平坦、軟。直腸指診で小鶏卵大で弾性硬の前立腺を触知する。尿所見に異常を認めない。PSA 2.3ng/mL(基準 4.0以下)。腹部超音波検査で前立腺体積は34mLで残尿量は30mL。国際前立腺症状スコア 12点(軽症 0~7点、中等症 8~19点、重症 20~35点)。頻度・尿量記録(別冊No. 10)を別に示す。
- この患者にみられるのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [109E056]←[国試_109]→[109E058]
[★]
- 71歳の男性。 6か月前からの排尿困難と夜間頻尿とを主訴に来院した。既往歴と家族歴とに特記すべきことはない。身長162cm、体重60kg。体温36.4℃。脈拍72/分、整。血圧154/82mmHg。呼吸数14/分。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。直腸指診で超鶏卵大の前立腺を触知するが、硬結を認めない。尿所見:蛋白(-)、糖(-)、沈渣に赤血球と白血球とを認めない。血清PSA3.5ng/ml(基準4.0以下)。国際前立腺症状スコア22点(軽症0-7点、中等症8-19点、重症20-35点)。腹部超音波検査で推定前立腺体積58ml。尿流測定で排尿量120ml、最大尿流率3.8ml/秒、残尿量210ml。
- 対応として誤っているのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106A020]←[国試_106]→[106A022]
[★]
- 77歳の男性。夜間の頻尿を主訴に来院した。就寝後に4、5回トイレに行く。既往歴に高血圧があり、服薬治療を受けている。前立腺は軽度肥大しているが硬結を触れない。尿所見:蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)、尿沈渣に赤血球、白血球を認めない。
- a. 睡眠薬を処方する。
- b. 導尿カテーテルを留置する。
- c. 午後から飲水を控えるよう指導する。
- d. 1日の飲水と排尿との時刻と量とを記録するよう指導する。
- e. 就寝時にオムツを着用し、オムツ内に排尿するよう指導する。
[正答]
※国試ナビ4※ [101D021]←[国試_101]→[101D023]
[★]
- 65歳の男性。排尿困難と夜間頻尿とを主訴に来院した。直腸診で鶏卵大の前立腺を触知するが、硬結は認めない。尿所見:蛋白(-)、糖(-)、沈瘡に赤血球0~2/1視野、白血球1~3/1視野。PSA1.2ng/ml(基準4.0以下)。1回排尿量200~250mg。国際前立腺症状スコア(軽症0~7、中等症8~19、重症20~35)とQOLスコアとを以下に示す。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [102D056]←[国試_102]→[102D058]
[★]
- 65歳の女性。尿意切迫感、切迫性尿失禁および夜間頻尿を主訴に来院した。尿所見:蛋白(-)、糖(-)、沈査に赤血球 0~2/1視野、白血球 1~3/1視野。尿量1,000~1,300ml/日、排尿量80~200ml、残尿量10~20ml。昼間排尿回数 8~10回、夜間排尿回数 2、3回。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [103I057]←[国試_103]→[103I059]
[★]
- 67歳の男性。凝血塊を伴う肉眼的血尿を主訴に来院した。膀胱内視鏡写真(別冊No. 16)を別に示す。
- この疾患で正しいのはどれか。 2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [104A036]←[国試_104]→[104A038]
[★]
- 52歳の女性。尿失禁を主訴に来院した。笑ったときや咳・くしゃみをしたときに尿が漏れるが、尿意を感じてからトイレに向かっても間に合うという。排尿困難や夜間頻尿を認めない。
- この患者の尿失禁について可能性が高いのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [105C023]←[国試_105]→[105C025]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [105D009]←[国試_105]→[105D011]
[★]
- 英
- lower urinary tract symptoms, LUTS
- 関
- 下部尿路機能障害 LUTD(蓄尿障害と排尿障害の総称)
概念
下部尿路症状
- SURO.37
- 残尿感
- 排尿後尿滴:中高年男性では尿道内残尿で起こり、BPHによく見られる。
- 二段尿:膀胱憩室や膀胱尿管逆流症
参考
- http://www.luts.gr.jp/070_system/pdf/dl_first2.pdf
[★]
- 英
- nocturnal polyuria、nocturia
- 関
- 夜間尿、夜間頻尿
- 腎機能障害や加齢による腎硬化症では、糸球体濾過量減少、腎血流減少が認められる。夜間臥床時には腎血流が増加、またADH(夜間多く分泌されるはず)に対する反応性が低下することにより、就寝時多尿となる。加齢によるレニン分泌低下、ヒト心房性ナトリウム利尿ペプチドの日内変動の消失も関係している。(IMD.596)
[★]
- 参考(1):Nocturia , also called nycturia, is the need to get up in the night to urinate, thus interrupting sleep.
- 参考(2):Nocturia is a condition in which you wake up during the night because you have to urinate.
参考
- http://en.wikipedia.org/wiki/Nocturia
- http://my.clevelandclinic.org/disorders/nocturia/hic_nocturia.aspx
[★]
- 同
- bladder diary
- 関
- 夜間頻尿
参考
- http://www.luts.gr.jp/pdf/bladder_diary.pdf
- http://www.nyoucare.jp/training/diary.pdf
- http://oab.jp/nisshi/index.html
- http://www.oab-info.com/documents/DET_DET256003.pdf
[★]
- 英
- nocturia
- 関
- 夜間頻尿、夜間多尿
[★]
- 英
- nycturia
- 関
- 尿意頻数、頻尿、排尿回数、夜尿症
[★]
- 英
- pollakiuria, pollakisuria, frequent urination, frequent micturition, urinary frequency
- 関
- 尿、乏尿、無尿、頻尿症、尿意頻数、排尿回数、機能性膀胱容量
定義
- 正常者の排尿回数は24時間で5~6回で就寝中は0~1回である。
- 就寝中の頻尿を夜間頻尿(夜間多尿症)、起床から就寝までの頻尿を昼間頻尿と呼ぶ。
- 排尿回数が異常に多いこと
- 1. 昼間頻尿を8回以上、夜間頻尿(夜間多尿症)を2回以上(日本泌尿器科学会排尿障害臨床試験ガイドライン)
- 2. 1日10回以上、就眠時 2回以上の排尿
原因
鑑別疾患
[★]
- 英
- urine
- ラ
- urina
- 関
- 尿浸透圧、尿量
臨床関連
尿中への代謝物質の異常排出
尿の色
- 決定する要素:ウロビリノゲン、ヘモグロビン、ミオグロビンなど
[★]
- 英
- nighttime、nocturnal、nocturnally
- 関
- 夜行性