- 英
- hysterosalpingography HSG
- 関
- 子宮卵管造影法、子宮卵管造影検査、卵管造影、不妊
実施時期
禁忌
確認事項
- 卵管の開通性
- 卵管采周囲の癒着
- 子宮の形態異常
- 子宮頚管の形状
- 骨盤内の癒着状態
診断できる疾患
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 子宮卵管造影所見からみた卵管病変の取り扱い (今月の臨床 診療ガイドライン婦人科外来編2014 : 改訂と追加のポイントを読み解く) -- (生殖)
- 症例報告 油性ヨウ素含有造影剤を用いた子宮卵管造影検査後の双胎妊娠において,一児にのみ胎児甲状腺腫を認めた一例(簡潔表題 : HSG後,一児にのみ胎児甲状腺腫を認めた双胎例)
- P1-4-2 油性ヨウ素含有造影剤を用いた子宮卵管造影検査(HSG)後に甲状腺中毒症を生じた3症例(Group 4 不妊症2,一般演題,公益社団法人日本産科婦人科学会第66回学術講演会)
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- 子宮卵管造影(HSG). 今回は子宮卵管造影(hysterosalpingography=HSG)(ヒステロ )について解説します。 ... 子宮卵管造影検査」はエックス線に反応して白く写る造影剤 というものを子宮の中に注入して行う放射線の検査です。 不妊症の検査では早期に行 ...
- タイトルのとおり、子宮卵管造影検査の後は妊娠しやすいのでしょうか?つまっていた人 に限り、という声もあがっている ... 卵管造影私は痛かったです。本当に痛い生理痛です ね>< 痛くて笑ってましたwww 終わった後人によっては気分が悪く ...
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- 次の文を読み、22~24の問いに答えよ。
- 65歳の女性。閉経後の性器出血を主訴に来院した。
- 現病歴 : 3か月前から少量の性器出血が持続し、2週前から増量している。3回経妊、3回経産。閉経52歳。
- 既往歴 : 60歳から高血圧症で降圧薬を服用している。
- 現症 : 身長157cm、体重68kg。体温36.4℃。脈拍72/分、整。血圧148/88mmHg。表在リンパ節に腫大を認めない。心音と呼吸音とは正常である。腹部は平坦で、腫瘤を触れない。下肢に浮腫を認めない。内診で膣分泌物は暗赤色、中等量。子宮膣部に異常を認めない。双合診で子宮体部は鵞卵大に腫大しているが、付属器は触れない。直腸診で子宮傍組織は軟らかい。
- 検査所見 : 尿所見:蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)。血液所見:赤血球316万、Hb10.2g/dl、Ht31%、白血球6,400、血小板28万。血清生化学所見:総蛋白7.2g/dl、アルブミン4.8g/dl、尿素窒素18mg/dl、クレアチニン1.3mg/dl、AST18単位、ALT14単位、LDH248単位(基準176~353)。免疫学所見:CEA3.7ng/ml(基準5以下)、CA19-9 33U/ml(基準37以下)、CA125 248U/ml(基準35以下)。子宮頸部細胞診クラスⅠ。胸部エックス線撮影で異常を認めない。経膣超音波写真を以下に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [100C021]←[国試_100]→[100C023]
[★]
- 次の文を読み、16~18の問いに答えよ。
- 19歳の未婚女性。月経が発来しないことを主訴に来院した。
- 既往歴・家族歴: 特記すべきことはない。
- 現症 : 身長140cm、体重41kg,脈拍72/分、整。血圧130/80mmHg。乳房発育は不良。腹部は平坦で、圧痛や抵抗を認めず、肝・脾を触知しない。陰毛を認めず、処女膜は閉鎖している。
- 検査所見 : 血液所見:赤血球480万、Hb13.7g/dl、Ht41%、白血球6,000。血清生化学所見:総蛋白6.7g/dl、TSH0.22μU/ml(基準0.2~4.0)、LH21mIU/ml(基準2.1~7.0)、FSH65mIU/ml(基準4.4~8.0)、プロラクチン5ng/ml(基準4~15)、freeT4 1.5ng/dl(基準0.8~2.2)、コルチゾール10μg/dl(基準5.2~12.6)、エストラジオール10pg/ml以下(基準25~75)、総テストステロン40ng/dl(基準30~90)。経腹超音波検査で子宮は発育不良であり、卵巣は両側とも確認できない。
[正答]
※国試ナビ4※ [097C015]←[国試_097]→[097C017]
[★]
- 39歳の女性。子宮体癌の治療を希望して受診した。6か月前から不正出血があり、2週前に自宅近くの医療機関を受診し内膜組織診で子宮体癌(子宮内膜癌)と診断された。初経は12歳。以後月経不順で、多嚢胞性卵巣と診断された。35歳で結婚し挙児を希望したが、妊娠しなかった。5年前に受けた子宮頸がん検診では異常を指摘されていないという。家族歴に特記すべきことはない。身長 155cm、体重 86kg。腟鏡診で少量の出血を認める。子宮頸部には肉眼的異常を認めない。妊娠反応は陰性。経腟超音波検査で両側卵巣の多嚢胞性腫大を認める。子宮の経腟超音波像(別冊No. 7)を別に示す。
- この患者に行うべきでない検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [114F034]←[国試_114]→[114F036]
[★]
- 34歳の女性。4年間の不妊を主訴に来院した。月経周期は29日型、整。19歳時に骨盤腹膜炎の診断で抗菌薬投与を受けた既往がある。子宮卵管造影で両側の卵管水腫と診断し、腹腔鏡下手術を施行した。手術時の肝周囲の写真(別冊No. 24)を別に示す。
- この所見の原因として考えられる病原体はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109D049]←[国試_109]→[109D051]
[★]
- 32歳の女性。既婚。挙児希望を主訴に来院した。 30歳時の初回妊娠で、 24週ころから羊水量が減少し、 26週で子宮内胎児死亡となった。児体重は330g、女児であり、外表奇形を認めなかった。分娩後に下肢静脈血栓症の治療を受けたという。
- 次回妊娠のための検査として最も必要性が高いのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106A039]←[国試_106]→[106A041]
[★]
- 28歳の女性。1回経妊、1回経産。激しい下腹部痛と少量の性器出血とを主訴に来院した。月経発来が2週間遅れている。脈拍100/分、整。血圧80/46mmHg。妊娠反応は陽性であった。経腟超音波検査で子宮腔内に胎芽を認めず、付属器領域に胎嚢(GS)を認める。Douglas窩に大量の液体の貯留を醒める。
- 対応としてまず行うのはどれか。
- a 輸液
- b 腹部CT
- c 骨盤部MRI
- d 子宮卵管造影
- e 2週後の来院を指示
[正答]
※国試ナビ4※ [104C021]←[国試_104]→[104C023]
[★]
- 34歳の1回経産婦。顔のほてりと無月経とを主訴に来院した。30歳ころから月経が不整となり、1年前から無月経となった。子宮は正常大で、両側付属器は触知しない。基礎体温は低温1相性で、エストロゲン・プロゲステロン試験で消退出血を認めた。この患者で最も有用な検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [097A041]←[国試_097]→[097A043]
[★]
- 30歳の女性。未経妊。月経不順と過多月経とを主訴に来院した。内診では子宮は正常大で、付属器には腫瘤を触知しない。経膣超音波検査では、子宮内膜の厚さは24mmで、卵巣の被膜下には多数の小嚢胞を認め、軽度に腫大している。
- 検査として適切なのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [101A039]←[国試_101]→[101A041]
[★]
- 27歳の女性。反復する流産を主訴に来院した。妊娠6週、10週および15週で自然流産の既往がある。染色体検査の結果、13番と18番との染色体に相互転座が認められた。
[正答]
※国試ナビ4※ [100H002]←[国試_100]→[100H004]
[★]
[★]
- 英
- uterus (Z), womb, metra
- 関
- 内性器
発生学的由来
解剖
支持構造
組織
子宮
子宮の大きさ
- 鶏卵大。(非妊娠時)逆位の前後にやや扁平な西洋梨状で長さ約7cm、幅約4cm、厚さ約2.5cm、重さ30~40g。
妊娠と子宮の大きさ、子宮底の高さ、恥骨結合上縁から子宮底までの長さ
妊娠月数
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子宮の大きさ
|
子宮底の高さ
|
恥骨結合上縁から子宮底までの長さ
|
第1月末
|
鶏卵大
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|
|
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第2月末
|
鵞卵大
|
|
|
|
第3月末
|
手拳大
|
|
|
|
第4月末
|
小児頭大
|
恥骨結合上2-3横指
|
12cm
|
(妊娠月数x3)
|
第5月末
|
成人頭大
|
恥骨結合と臍との中央
|
15cm
|
第6月末
|
|
臍高
|
21cm
|
(妊娠月数x3+3)
|
第7月末
|
|
臍上2-3横指
|
24cm
|
第8月末
|
|
剣状突起と臍との中央
|
27cm
|
第9月末
|
|
剣状突起下2-3横指
|
30cm
|
第10月末
|
|
剣状突起と臍との中央
|
33cm
|
|
産褥0日分娩直後
|
|
臍下3横指
|
11cm
|
|
産褥0日12時間後
|
|
臍高(右に傾く)
|
15cm
|
|
産褥1-2日
|
|
臍下1-2横指
|
12cm
|
|
産褥3日
|
|
臍下3横指
|
10cm
|
|
産褥5日
|
|
臍高と恥骨結合上縁との中間
|
9cm
|
|
産褥7日(産褥1週)
|
手拳大
|
恥骨結合上縁
|
|
|
産褥10日
|
|
腹壁から触れない
|
|
|
(産褥6週)
|
鶏卵大
|
|
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臨床関連
-
[★]
- 英
- uterine tube (Z), oviduct
- ラ
- tuba uterina
- 同
- ファロピウス管 Fallopian管 Fallopian tube、輸卵管、ラッパ管
- 関
- 子宮
概念
- 卵巣から排卵された卵子を子宮に運ぶ環状臓器
- 長さ約10cm、太さ約8mm、1対の管。
女性性器の解剖
分類
- 外性器:外陰唇、内陰唇、陰核
- 内性器:子宮、付属器、膣
卵管の区分
卵管壁
- HIS.400
- 3層からなる
- 粘膜上皮:単層円柱上皮。ヒダを有する。分泌細胞と線毛細胞からなる。
- 1. 分泌細胞:(=無線毛細胞、小桿細胞)。この細胞の分泌液は精子に栄養を与え保護する。また、精子の受精能獲得にも関与しているといわれているが、不明。受精卵への栄養を与えることもある
- 2. 線毛細胞:分泌液、受精卵を子宮に向かわせるような方向に運動する。
卵管の検査
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
[★]
- 英
- imaging
- 関
- イメージング、画像処理、画像診断、造影法、画像法
[★]
- 英
- salpingography
- 関
- 子宮卵管造影、卵管造影法
[★]
- 英
- shadow
- 関
- 陰影