- 英
- respiratory sound BS、breath sound
分類 (手技見え p.83)
-
-
- 減弱・消失(気胸、胸水貯留)、増強、呼気延長、肺胞部分の気管支呼吸音化
- ラ音 pulmonaru adventitous sounds
-
- 胸膜摩擦音
- Hammam's sign
- 肺血管性雑音
参考
- 音声有り
WordNet
- breathe with difficulty
- breathing with a husky or whistling sound
- (Briticism) a clever or amusing scheme or trick; "a clever wheeze probably succeeded in neutralizing the German espionage threat"
PrepTutorEJDIC
- 〈ぜんそくの人などが〉ゼーゼー(ヒーヒー)と息をする / 〈車などが〉ゼーゼー(ヒーヒー)という音を立てる / …‘を'ゼーゼー息を切らして言う《+out+『名』,+『名』+out》 / ゼーゼーすること;その音 / 《俗》冗談;いたずら
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Japanese Journal
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[★]
- 次の文を読み、58-60の問いに答えよ。
- 84歳の男性。両足の痛みを主訴に来院した。
- 現病歴 3年前から長い距離を歩くと両足が痛くなって休憩するようになった。徐々に歩ける距離が短くなってきた。現在では、自宅から300mのところにある畑まで歩くのに2回休憩する。動悸や労作時の息切れは自覚しておらず、歩行以外で日常生活には支障を感じていない。
- 既往歴 50歳から糖尿病のため食事療法と経口糖尿病薬の服用とを行っている。
- 生活歴 喫煙は20本/日を20歳から30年間であったが、その後禁煙している。飲酒は機会飲酒。
- 現症 意識は清明。身長 160cm、体重 51kg。体温 36.4℃。脈拍 72/分、整。血圧 154/82mmHg。眼瞼結膜に貧血を認める。眼球結膜に異常を認めない。心尖部で2/6度の収縮期雑音を聴取する。呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。前脛骨部と足背部とに浮腫を認めない。
- 検査所見 尿所見:蛋白(-)、糖2+。血液所見: 赤血球 319万、Hb 7.1g/dl、Ht 24%、白血球 5,800、血小板 14万。血液生化学所見: 血糖 134mg/dl、HbA1c 6.8%、総蛋白 6.2g/dl、アルブミン 3.7g/dl、尿素窒素 25mg/dl、クレアチニン 0.9mg/dl、尿酸 6.4mg/dl、総コレステロール 146mg/dl、トリグリセリド 66mg/dl、総ビリルビン 0.3mg/dl、直接ビリルビン 0.1mg/dl、AST 17IU/l、ALT 9IU/l、LD 186IU/l(基準176-353)、ALP 242IU/l(基準115-359)、Na 139mEq/l、K 4.4mEq/l、Cl 107 mEq/l。CRP 1.3mg/dl。下肢MRA(別冊No.llA,B)と腰部単純MRI(別冊No.11C、D)とを別に示す。
- 貧血の原因を探るために検査を施行したところ、腫瘍が同定された。病期を確定するために行った腹部単純CT(別冊No.11E、F、G、H)とポジトロンエミッション断層撮影 FDG-PET(別冊No.11I)とを別に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [104G059]←[国試_104]→[104G061]
[★]
- 次の文を読み、58-60の問いに答えよ。
- 84歳の男性。両足の痛みを主訴に来院した。
- 現病歴 3年前から長い距離を歩くと両足が痛くなって休憩するようになった。徐々に歩ける距離が短くなってきた。現在では、自宅から300mのところにある畑まで歩くのに2回休憩する。動悸や労作時の息切れは自覚しておらず、歩行以外で日常生活には支障を感じていない。
- 既往歴 50歳から糖尿病のため食事療法と経口糖尿病薬の服用とを行っている。
- 生活歴 喫煙は20本/日を20歳から30年間であったが、その後禁煙している。飲酒は機会飲酒。
- 現症 意識は清明。身長 160cm、体重 51kg。体温 36.4℃。脈拍 72/分、整。血圧 154/82mmHg。眼瞼結膜に貧血を認める。眼球結膜に異常を認めない。心尖部で2/6度の収縮期雑音を聴取する。呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。前脛骨部と足背部とに浮腫を認めない。
- 検査所見 尿所見:蛋白(-)、糖2+。血液所見: 赤血球 319万、Hb 7.1g/dl、Ht 24%、白血球 5,800、血小板 14万。血液生化学所見: 血糖 134mg/dl、HbA1c 6.8%、総蛋白 6.2g/dl、アルブミン 3.7g/dl、尿素窒素 25mg/dl、クレアチニン 0.9mg/dl、尿酸 6.4mg/dl、総コレステロール 146mg/dl、トリグリセリド 66mg/dl、総ビリルビン 0.3mg/dl、直接ビリルビン 0.1mg/dl、AST 17IU/l、ALT 9IU/l、LD 186IU/l(基準176-353)、ALP 242IU/l(基準115-359)、Na 139mEq/l、K 4.4mEq/l、Cl 107 mEq/l。CRP 1.3mg/dl。下肢MRA(別冊No.11A,B)と腰部単純MRI(別冊No.11C、D)とを別に示す。
- 貧血の原因を探るために検査を施行したところ、腫瘍が同定された。病期を確定するために行った腹部単純CT(別冊No.11E、F、G、H)とポジトロンエミッション断層撮影 FDG-PET(別冊No.11I)とを別に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [104G058]←[国試_104]→[104G060]
[★]
- 次の文を読み、58-60の問いに答えよ。
- 84歳の男性。両足の痛みを主訴に来院した。
- 現病歴 3年前から長い距離を歩くと両足が痛くなって休憩するようになった。徐々に歩ける距離が短くなってきた。現在では、自宅から300mのところにある畑まで歩くのに2回休憩する。動悸や労作時の息切れは自覚しておらず、歩行以外で日常生活には支障を感じていない。
- 既往歴 50歳から糖尿病のため食事療法と経口糖尿病薬の服用とを行っている。
- 生活歴 喫煙は20本/日を20歳から30年間であったが、その後禁煙している。飲酒は機会飲酒。
- 現症 意識は清明。身長 160cm、体重 51kg。体温 36.4℃。脈拍 72/分、整。血圧 154/82mmHg。眼瞼結膜に貧血を認める。眼球結膜に異常を認めない。心尖部で2/6度の収縮期雑音を聴取する。呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。前脛骨部と足背部とに浮腫を認めない。
- 検査所見 尿所見:蛋白(-)、糖2+。血液所見: 赤血球 319万、Hb 7.1g/dl、Ht 24%、白血球 5,800、血小板 14万。血液生化学所見: 血糖 134mg/dl、HbA1c 6.8%、総蛋白 6.2g/dl、アルブミン 3.7g/dl、尿素窒素 25mg/dl、クレアチニン 0.9mg/dl、尿酸 6.4mg/dl、総コレステロール 146mg/dl、トリグリセリド 66mg/dl、総ビリルビン 0.3mg/dl、直接ビリルビン 0.1mg/dl、AST 17IU/l、ALT 9IU/l、LD 186IU/l(基準176-353)、ALP 242IU/l(基準115-359)、Na 139mEq/l、K 4.4mEq/l、Cl 107 mEq/l。CRP 1.3mg/dl。下肢MRA(別冊No.11A,B)と腰部単純MRI(別冊No.11C、D)とを別に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [104G057]←[国試_104]→[104G059]
[★]
- 22歳の女性。運動時の疲労感と「理由もなく氷が食べたくなる」ことを主訴に受診した。
- 現病歴:受診3か月前の1月から、運動時の疲労感が強いことを自覚するようになった。所属している大学剣道部の最後の大会を夏に控え、特に熱心に練習していたので、そのための疲労感だろうと考えていた。 4月になると、軽い稽古だけで今までよりも強い疲労感を感じるようになったが、 3月にあった春合宿の疲労が残っているものと考えてそのままにしていた。ただ、暑くもないのに氷が食べたくなるときが増えたことは気になっていた。本日、大学内の医務室前を通りがかったとき、偶然「寒い日でも氷が食べたくなったときは医務室へ相談を! 」と書かれたポスターが目に入り、心配になったため受診した。
- 既往歴: 12歳時に虫垂炎の手術を受けた。
- 生活歴 : 喫煙・飲酒はしない。
- 家族歴:母(48歳)が脂質異常症で内服加療中。父(52歳)は高血圧症で内服加療中。妹(18歳)と弟(15歳)とは健康である。
- 月経歴 :初経13歳。周期28日型、整。
- 現 症:意識は清明。身長152cm、体重40kg。体温36.8℃。脈拍96/分、整。血圧100/60mmHg。呼吸数20/分。眼瞼結膜はやや蒼白である。眼球結膜に黄染を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。
- 内服薬による治療を行う場合、同時に摂取することでこの内服薬の生体への吸収効率を上昇させるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106E065]←[国試_106]→[106E067]
[★]
- 22歳の女性。運動時の疲労感と「理由もなく氷が食べたくなる」ことを主訴に受診した。
- 現病歴:受診3か月前の1月から、運動時の疲労感が強いことを自覚するようになった。所属している大学剣道部の最後の大会を夏に控え、特に熱心に練習していたので、そのための疲労感だろうと考えていた。 4月になると、軽い稽古だけで今までよりも強い疲労感を感じるようになったが、 3月にあった春合宿の疲労が残っているものと考えてそのままにしていた。ただ、暑くもないのに氷が食べたくなるときが増えたことは気になっていた。本日、大学内の医務室前を通りがかったとき、偶然「寒い日でも氷が食べたくなったときは医務室へ相談を! 」と書かれたポスターが目に入り、心配になったため受診した。
- 既往歴: 12歳時に虫垂炎の手術を受けた。
- 生活歴 : 喫煙・飲酒はしない。
- 家族歴:母(48歳)が脂質異常症で内服加療中。父(52歳)は高血圧症で内服加療中。妹(18歳)と弟(15歳)とは健康である。
- 月経歴 :初経13歳。周期28日型、整。
- 現 症:意識は清明。身長152cm、体重40kg。体温36.8℃。脈拍96/分、整。血圧100/60mmHg。呼吸数20/分。眼瞼結膜はやや蒼白である。眼球結膜に黄染を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。
- この患者に対する医療面接で、重要度が低い情報はどれか。
- a 経血量
- b 便の色調
- c 偏食の有無
- d 貧血の家族歴
- e 氷を食べたくなる時間帯
[正答]
※国試ナビ4※ [106E063]←[国試_106]→[106E065]
[★]
- 22歳の女性。運動時の疲労感と「理由もなく氷が食べたくなる」ことを主訴に受診した。
- 現病歴:受診3か月前の1月から、運動時の疲労感が強いことを自覚するようになった。所属している大学剣道部の最後の大会を夏に控え、特に熱心に練習していたので、そのための疲労感だろうと考えていた。 4月になると、軽い稽古だけで今までよりも強い疲労感を感じるようになったが、 3月にあった春合宿の疲労が残っているものと考えてそのままにしていた。ただ、暑くもないのに氷が食べたくなるときが増えたことは気になっていた。本日、大学内の医務室前を通りがかったとき、偶然「寒い日でも氷が食べたくなったときは医務室へ相談を! 」と書かれたポスターが目に入り、心配になったため受診した。
- 既往歴: 12歳時に虫垂炎の手術を受けた。
- 生活歴 : 喫煙・飲酒はしない。
- 家族歴:母(48歳)が脂質異常症で内服加療中。父(52歳)は高血圧症で内服加療中。妹(18歳)と弟(15歳)とは健康である。
- 月経歴 :初経13歳。周期28日型、整。
- 現 症:意識は清明。身長152cm、体重40kg。体温36.8℃。脈拍96/分、整。血圧100/60mmHg。呼吸数20/分。眼瞼結膜はやや蒼白である。眼球結膜に黄染を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。
[正答]
※国試ナビ4※ [106E064]←[国試_106]→[106E066]
[★]
- 次の文を読み、37、38の問いに答えよ。
- 7歳の女児。発熱と咽頭痛とを主訴に来院した。
- 現病歴 昨夕から発熱と咽頭痛とが出現した。咳嗽や鼻汁はない。嚥下痛はあるが飲水は可能である。
- 既往歴 ペニシリン系抗菌薬で全身に蕁麻疹を生じたことがある。
- 家族歴 特記すべきことはない。
- 現症 意識は清明。体温39.2℃。脈拍104/分、整。血圧98/62mmHg。眼球結膜に充血を認めない。白苔を伴う両側の扁桃腫大とイチゴ舌とを認める。両側の前頭部に圧痛を伴う腫大したリンパ節を数個触知する。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。四肢と顔面とに皮疹や浮腫を認めない。
- 検査所見 尿所見:蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)。血液所見:赤血球 470万、Hb 12.8g/dl、Ht 39%、白血球 14,500(好中球87%、好酸球1%、単球4%、リンパ球8%)、血小板 22万。血液生化学所見:尿素窒素 14mg/dl、クレアチニン 0.5mg/dl、AST 24IU/l、ALT 21IU/l、LD 325IU/l(基準280-588)、ALP 512IU/l(基準338-908)、Na 142mEq/l、K 4.2 mEq/l、Cl 101 mEq/l。CRP 9.2 mg/dl。
[正答]
※国試ナビ4※ [105H036]←[国試_105]→[105H038]
[★]
- 次の文を読み、28、29の問いに答えよ。
- 19歳の女性。交通事故で受傷したため搬入された。
- 現病歴 軽乗用車を運転中に電柱に衝突した。事故から15分後に救急隊が到着したときには呼びかけに反応しなかった。
- 既往歴 12歳時に髄膜炎で入院治療を受けた。
- 家族歴 父親が糖尿病と高血圧症。
- 現 症 意識レベルはJCS I-3。瞳孔径は両側3.5mmで、対光反射は迅速である。呼吸数20/分。脈拍112/分、整。血圧110/70mmHg。顔面右側の変形と右眼周囲の皮下血腫とを認める。透明な後鼻漏を認める。右鎖骨骨折を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟。四肢に麻痺を認めない。
- 検査所見 血液所見:赤血球348万、Hb 10.8g/dl、Ht 32%、白血球 9,500、血小板 16万。血液生化学所見:血糖 110mg/dl、総蛋白 7.0g/dl、アルブミン 4.0g/dl、尿素窒素 12mg/dl、クレアチニン 0.5mg/dl. AST24IU/l、 ALT42IU/l、 LD 253IU/l(基準176-353)、ALP 140IU/l(基準115-359)、Na 138mEq/l、K 4.2mEq/l、Cl 104mEq/l、Ca 9. 8mg/dl。CRP 1.2mg/dl。
- 頭部単純CT(別冊No.4A、B)を別に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [105C027]←[国試_105]→[105C029]
[★]
- 次の文を読み、28、29の問いに答えよ。
- 19歳の女性。交通事故で受傷したため搬入された。
- 現病歴 軽乗用車を運転中に電柱に衝突した。事故から15分後に救急隊が到着したときには呼びかけに反応しなかった。
- 既往歴 12歳時に髄膜炎で入院治療を受けた。
- 家族歴 父親が糖尿病と高血圧症。
- 現 症 意識レベルはJCS I-3。瞳孔径は両側3.5mmで、対光反射は迅速である。呼吸数20/分。脈拍112/分、整。血圧110/70mmHg。顔面右側の変形と右眼周囲の皮下血腫とを認める。透明な後鼻漏を認める。右鎖骨骨折を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟。四肢に麻痺を認めない。
- 検査所見 血液所見:赤血球348万、Hb 10.8g/dl、Ht 32%、白血球 9,500、血小板 16万。血液生化学所見:血糖 110mg/dl、総蛋白 7.0g/dl、アルブミン 4.0g/dl、尿素窒素 12mg/dl、クレアチニン 0.5mg/dl. AST24IU/l、 ALT42IU/l、 LD 253IU/l(基準176-353)、ALP 140IU/l(基準115-359)、Na 138mEq/l、K 4.2mEq/l、Cl 104mEq/l、Ca 9. 8mg/dl。CRP 1.2mg/dl。
- 頭部単純CT(別冊No.4A、B)を別に示す。
- 後鼻漏の性状を判断するのに有用な検査項目はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [105C028]←[国試_105]→[105C030]
[★]
- 次の文を読み、37、38の問いに答えよ。
- 7歳の女児。発熱と咽頭痛とを主訴に来院した。
- 現病歴 昨夕から発熱と咽頭痛とが出現した。咳嗽や鼻汁はない。嚥下痛はあるが飲水は可能である。
- 既往歴 ペニシリン系抗菌薬で全身に蕁麻疹を生じたことがある。
- 家族歴 特記すべきことはない。
- 現症 意識は清明。体温39.2℃。脈拍104/分、整。血圧98/62mmHg。眼球結膜に充血を認めない。白苔を伴う両側の扁桃腫大とイチゴ舌とを認める。両側の前頭部に圧痛を伴う腫大したリンパ節を数個触知する。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。四肢と顔面とに皮疹や浮腫を認めない。
- 検査所見 尿所見:蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)。血液所見:赤血球 470万、Hb 12.8g/dl、Ht 39%、白血球 14,500(好中球87%、好酸球1%、単球4%、リンパ球8%)、血小板 22万。血液生化学所見:尿素窒素 14mg/dl、クレアチニン 0.5mg/dl、AST 24IU/l、ALT 21IU/l、LD 325IU/l(基準280-588)、ALP 512IU/l(基準338-908)、Na 142mEq/l、K 4.2 mEq/l、Cl 101 mEq/l。CRP 9.2 mg/dl。
[正答]
※国試ナビ4※ [105H037]←[国試_105]→[105I001]
[★]
- 次の文を読み、37、38の問いに答えよ。
- 68歳の女性。交通事故のため搬入された。
- 現病歴:夫の運転する乗用車の助手席に座っていた。黄信号で交差点に進入したところ、右折してきた対向車と衝突した。シートベルトは着用していなかった。右胸部痛を訴えている。搬送中に静脈路が確保された。
- 既往歴:特記すべきことはない。
- 現 症:意識は清明。脈拍 112/分、整。血圧 90/60mmHg。眼球結膜に異常を認めない。頚静脈怒張と冷汗とを認める。心音は微弱。右肺野で呼吸音を聴取しない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。
- 検査所見:尿所見:蛋白(-)、糖(-)。血液所見:赤血球 380万、Hb 10.0g/dl、Ht 35%、白血球 8,500、血小板 30万。血液生化学所見:血糖 82mg/dl、総蛋白 6.2g/dl アルブミン 3.4g/dl、尿素窒素 12mg/dl、クレアチニン 1.1mg/dl、AST 35IU/l, ALT 18IU/l、LD 176IU/l(基準176-353)、ALP 233IU/l(基準115-359)、Na 138mEq/l、K 4.3mEq/l、Cl 99mEq/l。胸部エックス線写真(別冊No.6)を別に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [104H037]←[国試_104]→[104I001]
[★]
- 次の文を読み、37、38の問いに答えよ。
- 68歳の女性。交通事故のため搬入された。
- 現病歴:夫の運転する乗用車の助手席に座っていた。黄信号で交差点に進入したところ、右折してきた対向車と衝突した。シートベルトは着用していなかった。右胸部痛を訴えている。搬送中に静脈路が確保された。
- 既往歴:特記すべきことはない。
- 現 症:意識は清明。脈拍 112/分、整。血圧 90/60mmHg。眼球結膜に異常を認めない。頚静脈怒張と冷汗とを認める。心音は微弱。右肺野で呼吸音を聴取しない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。
- 検査所見:尿所見:蛋白(-)、糖(-)。血液所見:赤血球 380万、Hb 10.0g/dl、Ht 35%、白血球 8,500、血小板 30万。血液生化学所見:血糖 82mg/dl、総蛋白 6.2g/dl アルブミン 3.4g/dl、尿素窒素 12mg/dl、クレアチニン 1.1mg/dl、AST 35IU/l, ALT 18IU/l、LD 176IU/l(基準176-353)、ALP 233IU/l(基準115-359)、Na 138mEq/l、K 4.3mEq/l、Cl 99mEq/l。胸部エックス線写真(別冊No.6)を別に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [104H036]←[国試_104]→[104H038]
[★]
- 次の文を読み、30、31の問いに答えよ。
- 77歳の男性。発熱と咳とを主訴に来院した。
- 現病歴 1週前から咳と黄色の喀痰とを自覚していた。2日前から発熱があり、倦怠感が強くなったため受診した。胸痛と呼吸困難とはなかった。
- 既往歴 5年前から糖尿病と脂質異常症とで内服治療中。
- 生活歴 喫煙歴はない。飲酒は日本酒1合/日を50年間。
- 家族歴 特記すべきことはない。
- 現症 意識は清明。身長165cm、体重72kg。体温38.6℃。呼吸数28/分。脈拍104/分、整。血圧152/90mmHg。経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)93%。眼瞼結膜に貧血を認めない。眼球結膜に黄染を認めない。咽頭に異常を認めない。心音に異常を認めない。呼吸音は右背部で減弱している。腹部は平坦、軟で、圧痛を認めない。肝・脾を触知しない。下肢に浮腫を認めない。
[正答]
※国試ナビ4※ [105F029]←[国試_105]→[105F031]
[★]
- 47歳の女性。歩行困難を主訴に来院した。最近、全身倦怠感、発熱、下肢のしびれ感および下肢遠位部の筋力低下による歩行困難が出現した。約2年前から気管支喘息の治療を受けている。意識は清明。身長160cm、体重52kg。体温37.2℃。呼吸数22/分。脈拍84/分、整。血圧126/78mmHg。呼吸音に軽度の喘鳴を聴取する。尿所見:蛋白(-)、糖(-)。赤沈48mm/1時。血液所見:白血球 12,000(桿状核好中球3%、分葉核好中球38%、好酸球30%、好塩基球1%、単球2%、リンパ球26%)、血小板 22万。血液生化学所見:空腹時血糖 98mg/dl、総蛋白 6.7g/dl、アルブミン 4.5g/df、尿素窒素 10mg/dl、クレアチニン 0.8mg/dl、尿酸 4.8mg/dl、総コレステロール 210mg/dl、総ビリルビン 0.8mg/dl、AST 28IU/l、ALT 25IU/l、LD 186IU/l(基準176-353)、ALP210 IU/l(基準115-359)、Na 142mEq/l、K 4.0mEq/l、Cl 98mEq/l、免疫学所見: CRP 1.2mg/dl、IgE 1,200IU/ml(基準120以下)。胸部エックス線写真に異常を認めない。
[正答]
※国試ナビ4※ [104A051]←[国試_104]→[104A053]
[★]
- 次の文を読み、30、31の問いに答えよ。
- 77歳の男性。発熱と咳とを主訴に来院した。
- 現病歴 1週前から咳と黄色の喀痰とを自覚していた。2日前から発熱があり、倦怠感が強くなったため受診した。胸痛と呼吸困難とはなかった。
- 既往歴 5年前から糖尿病と脂質異常症とで内服治療中。
- 生活歴 喫煙歴はない。飲酒は日本酒1合/日を50年間。
- 家族歴 特記すべきことはない。
- 現症 意識は清明。身長165cm、体重72kg。体温38.6℃。呼吸数28/分。脈拍104/分、整。血圧152/90mmHg。経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)93%。眼瞼結膜に貧血を認めない。眼球結膜に黄染を認めない。咽頭に異常を認めない。心音に異常を認めない。呼吸音は右背部で減弱している。腹部は平坦、軟で、圧痛を認めない。肝・脾を触知しない。下肢に浮腫を認めない。
- この患者がその後重篤な転帰をきたす可能性を示唆するのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [105F030]←[国試_105]→[105G001]
[★]
- 50歳の男性。発熱と咳とを主訴に来院した。 3日前に咳が出現した。昨日から痰を伴うようになり、悪寒も自覚したため、救急外来を受診した。生来健康で、気管支喘息の既往はない。体温38.5℃。心拍数104/分、整。血圧110/70mmHg。呼吸数20/分。聴診上、右前胸部で呼吸音の減弱を認めた。 coarse cracklesとwheezesとを認めない。肺炎の診断に関する文献を調べたところ、 「気管支喘息がない」、 「体温>37.8℃」、 「心拍数> 100/分」、 「呼吸音が減弱している」、 「coarse cracklesを聴取する」の5項目に該当する項目数によって、尤度比を予測できることが報告されていた。その対応関係を示す。
- 病歴と身体診察所見に基づき計算した場合に、検査前確率(事前確率)に比べた検査後確率(事後確率)の変化として適切なのはどれか。
- a 低くなった。
- b 高くなった。
- c 変化しなかった。
- d 診察前の確率による。
- e 評価できない。
[正答]
※国試ナビ4※ [106H029]←[国試_106]→[106H031]
[★]
- 次の文を読み、43、44の問に答えよ。
- 56歳の男性。会社役員。1週前からの軽い頭痛を主訴に来院した。
- 現病歴: 3年前から毎年の健康診断で高血圧を指摘されていたが放置していた。
- 既往歴: 特記すべきことはない。
- 嗜 好: 喫煙歴なし。飲酒歴はビール1本/日を30年間。塩辛い食事を好む。
- 家族歴: 高血圧症なし。糖尿病なし。
- 現 症: 身長172cm、体重60kg。脈拍72/分、整。血圧182/120 mmHg。皮膚やや湿潤。腹部に異常なく、神経学的にも異常はない。
- 検査所見: 尿所見:蛋白(-)、糖(-)。血清生化学所見:空腹時血糖102 mg/dl、総蛋白6.8 g/dl、クレアチニン 0.9 mg/dl、総コレステロール 220 mg/dl、トリグリセライド 180 mg/dl(基準50~130)、Na 142 mEq/l、K 4.4 mEq/l、Cl 104 mEq/l
- この患者に予想される胸部所見はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [095F042]←[国試_095]→[095F044]
[★]
- 次の文を読み、28、29の問いに答えよ。
- 19歳の男性。左胸痛を主訴に来院した。
- 現病歴:昨日の夕方、散歩中に左胸の痛みに気付いた。深呼吸をするとさらに息が苦しくなる感じがした。自宅で様子をみていたが改善しないため、本日朝、徒歩で来院した。胸痛は我慢できないほどではない。
- 既往歴:12歳時に虫垂切除術。
- 家族歴:祖父が肺癌のため72歳で死亡。
- 現症:意識は清明。身長176cm、体重58kg。体温36.5℃。脈拍88/分、整。血圧124/72mmHg。呼吸数20/分。SpO2 97%(room air)。体位による痛みの変化を認めない。橈骨動脈の触知は良好で左右差を認めない。足背動脈の触知は良好で左右差を認めない。下腿浮腫を認めない。
- この患者の身体所見で最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107F027]←[国試_107]→[107F029]
[★]
- 40歳の男性。労作時の呼吸困難と動悸とを主訴に来院した。 2か月前から急いで歩いたときに呼吸困難と動悸とを自覚するようになり、次第に増悪してきたため受診した。 3年前から糖尿病のために食事療法と運動療法とを行っている。弟が35歳で突然死したという。意識は清明。身長168cm、体重52kg。脈拍72/分、不整。血圧102/76mmHg。呼吸数20/分。心尖拍動を鎖骨中線から2cm外側に触知する。 III音を聴取する。呼吸音に異常を認めない。心電図で心房細動を認める。心エコー図(別冊No. 27A、 B、 C)を別に示す。
- 治療薬として適切なのはどれか。 3つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [106D058]←[国試_106]→[106D060]
[★]
- 2歳の女児。4日前から続く発熱、下痢および血便を主訴に来院した。前日から尿回数が減少しており、今朝から排尿を認めない。意識は清明。顔色は不良で活気がない。眼瞼結膜に貧血を認める。眼球結膜に軽度の黄染を認める。眼瞼と下腿前面とに浮腫を認める。顔面と前胸部とに出血斑を認める。呼吸音に異常を認めない。腹部はやや膨隆し全体に圧痛を認める。腸雑音は減弱している。右肋骨弓下に肝を1cm触知する。脾を触知しない。
- この患児の血液検査所見として考えにくいのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [104I079]←[国試_104]→[104A001]
[★]
- 英
- wheezing, wheeze, stridor, harsh, grating sound
- 同
- 狭窄音 stenotic sound
- 関
- ラ音、呼吸音
概念
- 広義:聴診器なしに聴かれる異常呼吸音
- 狭義:聴診上、高音(400Hz以上)で連続性(0.25秒以上続く)の副雑音
定義:weezeとstridor
wheeze
- a wheeze is a musical and continuous sound that originates from oscillations in narrowed airways (NEL.1773)
- wheezing is heard mostly on expiration as a result of critical airway obstruction
stridor (NEL.1773)
- when obstruction occurs in the extrathoracic airways during inspiration, the noise is reffered to as stridor (NEL.1773)
- 吸気時喘鳴、吸気性喘鳴、inspiratory stridorとも記載されうる。
- 吸気時により著明なで、上気道・中枢気道狭窄による喘鳴
喘鳴を来す疾患
- see also NEL.1773 参考1
呼気時の喘鳴
etc.
吸気時の喘鳴
小児の喘鳴
- SPE.300
- 臥位になってから2時間程度して喘鳴が出現する。間質に分布していた水分が血管内に戻ってきてそして肺で溢れる
参考
- http://www.med.kurume-u.ac.jp/med/imed1/students/syllabus/kokyuki24.pdf
[★]
- 英
- wheeze wheezes, whistle
- 同
- 笛様音、笛声音 whistling rale、水笛音 water-pipe sound、ふえおと
- 関
- 聴診、呼吸音、連続音、ギーギー音、ラ音
分類
-
- ラ音 pulmonaru adventitous sounds
-
- 高音性、ヒューヒュー
- 呼気終末に聴取される。
- 細い気管支に狭窄がある ← 要するに末梢の気管支
- 原因は気管支喘息、炎症、腫瘍などにより気道内に分泌物が貯留することによる
<youtube>http://www.youtube.com/watch?v=YG0-ukhU1xE</youtube>
<youtube>http://www.youtube.com/watch?v=VA9C_aCH7F0</youtube>
<youtube>http://www.youtube.com/watch?v=GXKDvE6v-6s</youtube>
[★]
- 英
- coarse crackle, coarse crackles, bubbling sound
- 関
- 呼吸音、副雑音
分類 (手技見え p.83)
-
- ラ音 pulmonaru adventitous sounds
- 連続音 continuous sounds
- 断続音 discountinuous sounds ← 湿性ラ音
[★]
- 英
- continuous sound
- 関
- 聴診、呼吸音、ギーギー音、ラ音
連続音
- 参考1 手技みえ.85
- 笛音 :weezes wheezing: 呼気:呼気の終末で。細気管支の狭窄。気管支喘息
- :stridor :吸気・吸気:喉頭炎、外来異物
- :squawks : 呼気:間質性肺炎
- いびき音:rhoncus rhonchi:吸気・呼気:上気道の狭窄。COPD、気管支拡張症
参考
[★]
- 英
- fine crackles fine crackle, crepitant rale, crepitus?, crepitation
- 同
- ベルクロ・ラ音 Velcro rale
- 関
- 轢音
分類 (手技見え p.83)
-
- ラ音 pulmonaru adventitous sounds
- 連続音 continuous sounds
- 断続音 discountinuous sounds ← 湿性ラ音
発生のメカニズム
- 呼気時に閉塞した細い気道が吸気により再開放する際、閉塞部位の前後の圧較差が爆発的に平衡に達することによって生じる。
[★]
- 英
- bronchial breath sound bronchial breath sounds, bronchial breathing
- 同
- 気管支音 bronchial sound
- 関
- 呼吸音
- 内径3mm以上の軟骨を有する気管・気管支内の空気の振動により生じる。1000Hz以上の高く大きい音。肺の中枢側で聴取される。気管支の病変により側胸部でも聴取されるようになる。
国試
[★]
- 英
- vesicular breath sound, vesicular breath sounds
- 同
- 肺胞音 vesicular sound, vesicular sounds
[★]
- 英
- amphoric breath sounds
- 関
- 空壺性呼吸音、空壷性呼吸音
[★]
- 英
- abnormal breath sound, abnormal respiratory sound
[★]
- 英
- tone、sound
- 関
- 緊張、緊張度、トーン、響く、健全
[★]
- 英
- respiration, breathing
- 関
- 呼吸数、呼吸中枢、呼吸パターン