- epistazein 'bleed from the nose', from epi 'upon, in addition' + stazein 'to drip'
- 英
- epistaxis (M), nose bleed, nasal hemorrhage, hemorrhage from nose
- 同
- 鼻血
- 関
- キーセルバッハ部位
原因
- 鼻粘膜、とりわけキーセルバッハ部位の損傷に寄ることが多い。
- 外傷、血小板障害(血小板減少症、血小板無力症)(著しい鼻出血)、高血圧
全身性疾患による鼻出血
- 出典不明 SOTO.287
WordNet
- bleeding from the nose (同)epistaxis
PrepTutorEJDIC
- 鼻血
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/04/23 18:10:40」(JST)
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この項目では、鼻からの出血について説明しています。江口寿史の漫画『はなぢ』については「うなじ (漫画)」を、声優の小林ゆうが出したシングルについては「HANAJI」をご覧ください。 |
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鼻出血 |
分類及び外部参照情報 |
ICD-10 |
R04.0 |
ICD-9 |
784.7 |
DiseasesDB |
18327 |
eMedicine |
emerg/806 ent/701, ped/1618 |
Patient UK |
鼻血 |
プロジェクト:病気/Portal:医学と医療 |
テンプレートを表示 |
鼻血(はなぢ)とは鼻、特に鼻腔からの出血を意味する。医学的には鼻出血(びしゅっけつ、英:epistaxis、独:Nasenblutung)と呼称される。
目次
- 1 概要
- 2 応急処置
- 3 注意
- 4 鼻血に関する迷信
- 5 馬の鼻出血
- 6 脚注
- 7 関連項目
- 8 外部リンク
概要
鼻出血は、局所的誘因と全身的誘因のいずれによっても発症する。局所的なものには誘因なく突然起こる突発性鼻出血があり、この場合の大部分は、鼻中隔の前方にあるキーゼルバッハ部位からの出血である。この部位は血管が豊富に分布していることに加え粘膜が薄く、鼻の入り口にあるため傷つきやすい。顕微鏡下でキーゼルバッハ部位を観察すると粘膜直下の細動脈が膨隆し、些細な刺激で破綻を来す状態にあることが確認できる。この他、外傷、炎症、悪性腫瘍などの局所的誘因によっても様々な程度で出血が起こる。
キーゼルバッハ部位からの出血は、圧迫止血法により比較的簡単に止血できる。また鼻の領域の動脈は鼻の付け根の部分を通過しているので、目頭のあいだの鼻の骨の部分を親指と人差し指で両側から圧迫することで止血も出来る。圧迫による止血で間違えやすいのは骨のある硬い部分を圧迫する方法だが、これは間違いで小鼻の柔らかい部分を5-10分ほど強く圧迫することで大抵は止まる。1時間経ってもとまらないのは大体止血方法に問題があることが多い。ティッシュペーパーで圧迫するのは好ましくない。その理由として、抜く際に再び傷をつけてしまい、出血しやすくなるためである。
全身疾患により発症する鼻出血は、局所的誘因によるものと比べ、重篤な経過を辿ることが多い。最も多く見られるのは動脈硬化、腎性高血圧などにおいてであり、次に血液疾患(白血病、血友病、紫斑病、Christmas disease, Osler-Rendu diseaseなど)に多く見られる。突発性に起こるものは小児に多く、全身的誘因による出血や悪性腫瘍で見られる出血は高齢者に多い。治療に際しては、冷やして圧迫する応急処置をとり、重篤なものに対してはバルーン挿入後、軟膏ガーゼタンポンによる圧迫止血を行う。最も重篤な鼻出血には顎動脈や前篩骨動脈の結紮を行う。
止血しても出血が止まらず大量(洗面器でいっぱいぐらい)の出血をした場合はすぐに救急車を呼び、医師に処置をしてもらうほうがよい。また、頻繁に出血する場合は、一度耳鼻科の診断を受けたほうがよい(アレルギー性鼻炎が原因で鼻を何回もかむことで粘膜が傷ついていることなどがあるため)。同じ場所で鼻出血を繰り返すと、新生した血管が密集するのでより鼻出血しやすい傾向を示す。その様な場合は、耳鼻科的には該当領域の血管を焼き潰すことで治療する方法もある。
応急処置
- 脱脂綿やコットンなどのやわらかいもので詰め物をし、やや前屈みの姿勢をとり(血液が喉に回らないようにする)、小鼻の柔らかい部分を5-10分ほど強く圧迫することで大抵は止まる。
- 保冷剤や濡れたタオルなどで鼻を冷やす行為も有効と言われているが、凍傷には注意が必要である。
- 止血を行っても出血が止まらない場合は、早めに耳鼻科を受診したほうがよい。
- あまりに長時間かつ大量の出血は、貧血を引き起こすこともあるので注意し、状況によっては救急車を呼ぶことも考慮する。
注意
- 鼻血を外に排出することなく飲んでしまう人や仰向け鼻の機能には寝て止血しようとする人もいるが、喉で血が固まり呼吸困難になったり胃の中で血が固まり障害がおきるなど問題が大きいので避けたほうがよい。
- 「うなじを叩くと鼻血が止まる」と言われることもあるが、医学的根拠はなく、逆に叩いた衝撃で出血が酷くなることもあるので、行ってはいけない。
- 鼻血が固められてスライムのような状態で鼻腔から出てくる場合があるが、鼻の機能には問題ない。
鼻血に関する迷信
「チョコレート(またはピーナッツ)をたくさん食べると鼻血が出る」と言われるが、医学的な根拠はない[1]。しかし、鼻の粘膜に傷がある場合は糖分摂取による血圧上昇のために鼻血が出る場合もある。一方、チョコレートやコーヒーに含まれるカフェインには、体を興奮させる作用があり、血圧上昇などに働き鼻血を引き起こすとも考えられている[2]。
また、俗に「うなじを叩くと鼻血が止まる」と言われることもあるが、こちらも医学的根拠はなく、逆に叩いた衝撃で出血が酷くなることもある。
アニメや漫画、ドラマなどでよく見受けられる性的な興奮状態にあるとき鼻血が出るのは、あくまでも興奮状態にあることを示す漫画的な表現手法であり、性衝動と鼻血に医学的な関連性はない。
馬の鼻出血
馬の鼻出血は、以下に分類することができる。
- 外傷性鼻出血
- 炎症性鼻出血
- 運動誘発性肺出血
- 喉嚢真菌症による動脈破裂
いずれも外見上は外鼻孔からの出血に見えるので混同されやすくどれも俗に「鼻血」と呼称されるが、ヒトの「鼻血」に相当する病態すなわち鼻粘膜からの出血は1と2だけである。臨床的には通常1と2は片側性少量、3は両側性中等量、4は動脈性で致死的な大量出血として確認される。近代競馬では競走中に「鼻出血」を発症した競走馬に一定の出走制限措置[3]が課されるが、この場合の「鼻出血」は3の運動誘発性肺出血で定義されており、1, 2, 4は含まれない。運動誘発性肺出血はEIPH(Exercise induced pulmonary hemorrhage)とも呼ばれ、日本の中央競馬においては主催者側の獣医師が内視鏡検査により確定診断する。
出血部位によるウマの鼻出血の鑑別
出血部位 |
色・性状 |
鼻出血 |
鼻腔・副鼻腔 |
鮮紅色 |
片側性 |
喉囊・咽喉頭 |
鮮紅色 |
両側性 |
肺(喀血) |
鮮紅色、泡沫を含む |
両側性 |
胃(吐血) |
暗黒赤色、悪臭 |
両側性 |
鼻出血による出走制限
鼻出血は習慣性で発生することが多いため、中央競馬では初めて発症した場合は1ヶ月、2回目は2ヶ月、3回目以上は一律で3ヶ月は平地競走に出走することができない(但し、発馬機内で暴れてスターティングゲートにぶつかっての場合、または外傷性であれば適用されない[3])。
脚注
- ^ 日本チョコレート・ココア協会. “よくある質問|日本チョコレート・ココア協会”. 2014年3月1日閲覧。
- ^ 学研教育出版. “なぜ鼻血(はなぢ)がでるの|科学なぜなぜ110番|学研サイエンスキッズ”. 2014年3月1日閲覧。
- ^ a b 競走中以外での鼻出血は出走制限の対象とはならない。例えばマチカネタンホイザは1994年のジャパンカップの出走の際に鼻出血を発症したが、「競走中」ではなく「発走時(枠入り)」の時点での発症だったため競走除外となるも出走制限は課されなかった。
関連項目
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外部リンク
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- J-vet : jounral for veterinary practitioner 28(2), 59-69, 2015-02
- NAID 40020358865
- Brand New CT・MRIを読む : with Pictures & Movies(第22回 前編)鼻出血(血様性)
- J-vet : jounral for veterinary practitioner 28(1), 46-56, 2015-01
- NAID 40020325130
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- 次の文を読み、4~6の問いに答えよ。
- 54歳の男性。息切れと皮下の出血斑とを主訴に来院した。
- 現病歴 : 生来健康で2年前の会社での健康診断では異常はなかった。4か月前から階段で息切れを自覚するようになり、2か月前の出張旅行では疲労感が強く、同僚に顔色不良を指摘された。そのころから常時頭重感があり、1週前に下腿前面に赤紫色の小斑点が出現しているのに気付いた。体重減少や発熱はない。常用薬はない。
- 既往歴・家族歴 : 特記すべきことはない。
- 現症 : 身長172cm、体重63kg。体温36.8℃。脈拍70/分、整。血圧110/70mmHg。顔色は蒼白で、前胸部、下腿および足背に点状出血斑が多数散在する,表在リンパ節の腫大はない。眼瞼結膜は高度貧血様。舌とロ腔咽頭とに異常所見を認めない。心尖拍動の左方偏位を認めるが呼吸音に異常はない。腹部は軟で圧痛はなく、腸雑音は正常である。下腿に浮腫はない。四肢の深部腱反射に異常を認めない。
- 検査所見 : 尿所見:蛋白(-)、糖(-)、ウロビリノゲン(±)、尿潜血(-)。便潜血反応陽性。血液所見:赤血球160万、Hb 5.6g/dl、Ht 17.0%、網赤血球4‰、白血球2,300(桿状核好中球10%、分葉核好中球15%、好塩基球1%、単球6%、リンパ球68%)、血小板0.9万。プロトロンピン時間(PT)100%(基準80~120)、APTT31秒(基準対照32.2)、血漿フィブリノゲン254mg/dl(基準200~400)、血清FDP10μg/ml以下(基準10以下)。Ham試験陰性。血清生化学所見:総蛋白6.7g/dl、アルブミン4.3g/dl、ハプトグロビン52mg/dl (基準19~170)、尿素窒素15mg/dl、クレアチニン0.8mg/dl、尿酸2.8mg/dl、総コレステロール102mg/dl、AST(GOT)16単位(基準40以下)、ALT(GPT)12単位(基準35以下)、LDH350単位(基準176~353)、Na141mEq/l、K4.1mEq/l、Cl108mEq/l。免疫学所見:CRP0.2mg/dl(基準0.3以下)、抗核抗体陰性、直接Coombs試験陰性。骨髄穿刺所見:有核細胞数は減少しているが、異型細胞を認めない。
- この患者で予想される症候はどれか。2つ選べ。
[正答]
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- 63歳の女性。 「鼻血を止める方法を教えてください」と救急外来に電話があった。
- 現病歴:本日19時から、自宅で特に誘因なく鼻出血が出現した。 30分たっても止血しないため、救急外来に電話したという。
- 既往歴:約10年前に高血圧症と診断され、自宅近くの診療所で降圧薬を処方されている。
- 患者は20時30分頃来院した。助言に従い止血を試みたが、効果がみられなかったという。
- 生活歴:特記すべきことはない。
- 家族歴 :父親が高血圧性脳出血のため76歳で死亡。
- 現 症:意識は清明。脈拍88/分、整。血圧166/80mmHg。左鼻孔からの出血を認め、しばしば口腔内に溜まった血液を吐き出している。他の身体所見に異常を認めない。
- 救急外来担当医が耳鼻咽喉科医師に対応を要請している間に、座って待機していた患者が床にうずくまった。呼びかけに対する反応は明確でなく、顔面は蒼白で冷汗を認める。脈拍56/分、整。血圧104/72mmHg。呼吸数16/分。胸部聴診で呼吸音に異常を認めない。
[正答]
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- 7歳の女児。発熱と咽頭痛とを主訴に来院した。
- 現病歴 昨夕から発熱と咽頭痛とが出現した。咳嗽や鼻汁はない。嚥下痛はあるが飲水は可能である。
- 既往歴 ペニシリン系抗菌薬で全身に蕁麻疹を生じたことがある。
- 家族歴 特記すべきことはない。
- 現症 意識は清明。体温39.2℃。脈拍104/分、整。血圧98/62mmHg。眼球結膜に充血を認めない。白苔を伴う両側の扁桃腫大とイチゴ舌とを認める。両側の前頭部に圧痛を伴う腫大したリンパ節を数個触知する。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。四肢と顔面とに皮疹や浮腫を認めない。
- 検査所見 尿所見:蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)。血液所見:赤血球 470万、Hb 12.8g/dl、Ht 39%、白血球 14,500(好中球87%、好酸球1%、単球4%、リンパ球8%)、血小板 22万。血液生化学所見:尿素窒素 14mg/dl、クレアチニン 0.5mg/dl、AST 24IU/l、ALT 21IU/l、LD 325IU/l(基準280-588)、ALP 512IU/l(基準338-908)、Na 142mEq/l、K 4.2 mEq/l、Cl 101 mEq/l。CRP 9.2 mg/dl。
[正答]
※国試ナビ4※ [105H037]←[国試_105]→[105I001]
[★]
- 65歳の男性。3日前から続く鼻出血のために来院した。3週前から全身倦怠感を自覚している。皮膚は蒼白で紫斑と点状出血とを認める。血液所見:赤血球210万、Hb7.2g/dl、Ht22%、網赤血球1‰、白血球1,900(桿状核好中球1%、分核好中球18%、好酸球1%、単球2%、リンパ球78%)、血小板0.8万。血清生化学所見:総蛋白8.1g/dl、アルブミン4.2g/dl、クレアチニン0.8mg/dl、AST32単位(基準40以下)、ALT26単位(基準35以下)。骨髄生検H-E染色標本を以下に示す。
- まず行う治療はどれか。
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
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- 63歳の女性。 「鼻血を止める方法を教えてください」と救急外来に電話があった。
- 現病歴:本日19時から、自宅で特に誘因なく鼻出血が出現した。 30分たっても止血しないため、救急外来に電話したという。
- 既往歴:約10年前に高血圧症と診断され、自宅近くの診療所で降圧薬を処方されている。
- 自宅で実施可能な手当の説明として適切なのはどれか。
- a 「仰向けで安静にしてください」
- b 「おでこを氷嚢で冷やしてください」
- c 「首の後ろをトントンと軽く叩いてください」
- d 「前かがみの姿勢で鼻を強くつまんでください」
- e 「ティッシュペーパーを丸めて鼻の穴に詰めてください」
[正答]
※国試ナビ4※ [106F029]←[国試_106]→[106F031]
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- 68歳の女性。皮膚の出血斑を主訴に来院した。打撲した記憶がないにもかかわらず、数か月前から両側の手背と前腕とに出血斑が見られることが気になっていたという。鼻出血と歯肉出血とを認めない。口腔粘膜に点状出血を認めない。両側の手背と前腕とに径 5cmの紫斑を3個認める。血液所見:赤血球468万、 Hb13.9g/dL、 Ht42%、白血球6,300、血小板20万、 PT98%(基準80-120)、 APTT33秒(基準対照32)。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106I044]←[国試_106]→[106I046]
[★]
- 26歳の女性。NSAIDの追加処方を希望して来院した。15歳ころから月経時に下腹痛があり市販の鎮痛薬を常用していた。6か月前から月経痛が強くなり受診した。精査の結果、子宮と卵巣に異常がなく機能性月経困難症と診断され、NSAIDを処方された。その後も疹痛が続いたため、NSAIDを倍量にして連日服用していたという。本日、NSAIDのさらなる増量を希望して来院した。
- 追加処方にあたり注意すべき事項として誤っているのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [114A031]←[国試_114]→[114A033]
[★]
- 59歳の男性。鼻出血と膿性鼻漏とを主訴に来院した。1か月前から著しい鼻痛が続いている。鼻腔内粘膜の発赤とびらんとを認める。血液所見:赤血球 408万、Hb 12.1g/dl、Ht 34%、白血球 8,300、血小板 35万。免疫学所見:CRP 16.8mg/dl、PR3-ANCA陽性。副鼻腔単純CTで鼻腔から上顎洞、筋骨洞、眼窩内に及ぶ腫瘤を認める。鼻内腫瘍の生検で壊死組織、炎症細胞浸潤および多核巨細胞を認める。
- 確定診断のために精査が必要な臓器はどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [105I072]←[国試_105]→[105I074]
[★]
- 1歳8か月の女児。発熱を主訴に来院した。周産期に異常はなく、精神運動発達も正常である。6日前から38.5~39℃の発熱があり、近医で抗菌薬を投与されたが解熱しなかった。血液所見:赤沈53mm/1時間、赤血球452万、Hb13.2g/dl、Ht39%、白血球16,400(好中球76%、好酸球2%、単球5%、リンパ球17%)、血小板53万。顔面、眼球および右手の写真を以下に示す。この疾患でみられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [095D020]←[国試_095]→[095D022]
[★]
- 20歳の男性。オートバイ事故にて受傷し救急搬送された。来院時、発語はなく呼びかけに対して開眼は認められない。頭部と顔面とに打撲痕が認められ、鼻腔と口腔から呼気時に血液があふれ出てきている。脈拍 60/分、整。血圧 140/80mmHg。呼吸数 32/分。SpO2 88%(リザーバー付マスク10 L/分酸素投与下)。
- 最も優先すべきなのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109C023]←[国試_109]→[109C025]
[★]
- 18歳の女子。オートバイを運転中に転倒したため搬入された。
- 意識は清明。頭部に外傷はないが、鼻出血を認める。顔面骨3D-CT(別冊No. 28A)と頭部単純cT(別冊No. 28B)とを別に示す。
- この患者の症状として考えられるのはどれか。 2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [106A056]←[国試_106]→[106A058]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [109G019]←[国試_109]→[109G021]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [095B014]←[国試_095]→[095B016]
[★]
- 大量の鼻出血のため搬入された成人患者にまず行うのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [108H017]←[国試_108]→[108H019]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [099B026]←[国試_099]→[099B028]
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[正答]
※国試ナビ4※ [102A018]←[国試_102]→[102A020]
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- a 鼻中隔後部
- b 鼻中隔上部
- c 鼻中隔前下部
- d 下鼻甲介前端部
- e 下鼻甲介後端部
[正答]
※国試ナビ4※ [105E011]←[国試_105]→[105E013]
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[正答]
※国試ナビ4※ [100E033]←[国試_100]→[100E035]
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- 英
- ()
- 同:鼻出血
- 英
- nose bleeding
- 関
- 鼻出血
[★]
- 関
- epistaxis、nasal bleeding
[★]
- 関
- epistaxis、nose bleed
[★]
鼻出血、鼻血
[★]
- 同
- 濾胞自発性濾胞鼻出血
[★]
- 英
- symptomatic epistaxis??
[★]
- 英
- blood, (漢方)blood and body fluid energy
- 関
- 血液、血中
[★]
- 英
- hemorrhage, bleeding
- 関
- 出血量