- 英
- hemopneumothorax
- 同
- 気血胸 pneumohemothorax
- 関
- 気胸、血胸
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- P24-1 出血量1000mlを超える特発性血気胸に対して,胸腔鏡下止血術・血腫除去術を施行した1例(VATS 2,ポスター24,第34回日本呼吸器内視鏡学会学術集会)
- 繰り返す気胸と喀血で発見された血管型Ehlers-Danlos症候群の1例
- 國井 英治,森 俊之,村松 秀樹,加藤 研,高野 裕子,福田 悟史,佐藤 滋樹
- 気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 33(1), 43-48, 2011-01-25
- … 背景.Ehlers-Danlos症候群(Ehlers-Danlos syndrome;EDS)は臨床的にも病因的にも多様性がある先天性結合組織疾患で,一般に関節の過可動,皮膚の過伸展をきっかけに発見されることが多い.症例.17歳男性.喀血と血気胸をきたし救急搬送された.胸腔ドレナージで改善し一旦退院となったが,その後も短期間に喀血と気胸を繰り返した.胸部CTでは肺野に多発する空洞性病変を認め,病状経過とCT所見より血管型EDS(vascular-type EDS;vEDS)を疑った. …
- NAID 110008460782
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- 家庭医学館 血胸/気胸/血気胸の用語解説 - [どんな病気か] 胸にけがをし、胸腔( きょうくう)内に出血した血液がたまった状態を血胸(けっきょう)、肺からもれた空気が 胸腔内にたまった状態を気胸(ききょう)といい、血液と空気の両方がたまった状態は血 ...
- 血気胸の用語の意味を解説。 ... 血胸 を合併して血気胸となる。治療は胸腔からの脱気 とともに,傷害を受けた開口部の閉鎖など,多くは外科的に行われる。… 【血胸】より … ... 気胸 を起こして外気がともに貯留すると血気胸hemopneumothoraxの状態となる。
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- 次の文を読み、37、38の問いに答えよ。
- 68歳の女性。交通事故のため搬入された。
- 現病歴:夫の運転する乗用車の助手席に座っていた。黄信号で交差点に進入したところ、右折してきた対向車と衝突した。シートベルトは着用していなかった。右胸部痛を訴えている。搬送中に静脈路が確保された。
- 既往歴:特記すべきことはない。
- 現 症:意識は清明。脈拍 112/分、整。血圧 90/60mmHg。眼球結膜に異常を認めない。頚静脈怒張と冷汗とを認める。心音は微弱。右肺野で呼吸音を聴取しない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。
- 検査所見:尿所見:蛋白(-)、糖(-)。血液所見:赤血球 380万、Hb 10.0g/dl、Ht 35%、白血球 8,500、血小板 30万。血液生化学所見:血糖 82mg/dl、総蛋白 6.2g/dl アルブミン 3.4g/dl、尿素窒素 12mg/dl、クレアチニン 1.1mg/dl、AST 35IU/l, ALT 18IU/l、LD 176IU/l(基準176-353)、ALP 233IU/l(基準115-359)、Na 138mEq/l、K 4.3mEq/l、Cl 99mEq/l。胸部エックス線写真(別冊No.6)を別に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [104H036]←[国試_104]→[104H038]
[★]
- 1か月前から時に血痰を自覚していたが次第に増強してきた。
- 18歳ころ肺結核で人工気胸術を受けた。
- 身長165cm、体重56kg。体温36.5kg、脈拍84/分、整。血圧104/72mmHg。胸部聴診では心雑音なく、右呼吸音を聴取しない。腹部で右肋骨弓下に肝を3cm触知する。
- 尿所見:蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)。
- 血液所見:赤血球378万、Hb12.8g/dl、白血球8,700、血小板17万。
- 血清生化学所見:総蛋白5.6g/dl、アルブミン2.7g/dl、尿素窒素10.9mg/dl、クレアチニン0.6mg/dl、AST32単位(基準40以下)、ALT28単位(基準35以下)、LDH222単位(基準176~353)、CRP19.8mg/dl(基準0.3以下)。胸部エックス線写真と胸部単純CTとを以下に示す。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [098B008]←[国試_098]→[098B010]
[★]
- 33歳の男性。左胸痛と呼吸困難とを主訴に救急車で搬入された。昨夜出現した胸痛は明け方から増強し、呼吸困難も自覚するようになった。3年前にも胸痛があったが自然軽快した。意識は清明。身長167cm、体重53㎏。体温36.9℃。呼吸数24/分。脈拍96/分、整。血圧116/78mmHg。左下肺野で呼吸音は消失している。血液所見:赤血球380万、Hb11.2g/dl、Ht38%、白血球13,300。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air):pH7.40、PaO2 70Torr、PaCO2 31Torr。胸部エックス線写真と胸部単純CTとを以下に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [100F018]←[国試_100]→[100F020]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [107G038]←[国試_107]→[107G040]
[★]
- 英
- hemothorax, hematothorax
- ラ
- haemothorax
- 関
- 気胸、血気胸、緊張性血胸、自然血胸
概念
外傷性血胸の管理
- 出血源をまず気にするように。大動脈、胸郭、肺。
- 胸腔内ドレーンによって肺の再膨張をはかり、出血量の測定を行う。
- 出血量が200ml/hrを越える場合には試験開胸を考慮する。
- 穿通あるいは鈍的外傷により生じる
- (Modern Management of Traumatic Hemothorax)
- 1. 臨床的に不安定 → ATLSガイドラインに従う。開胸術の適応は以下の通り
- 初期アセスメントで1500mlの血性胸水、あるいは3時間の経過で250ml/hrの出血が持続する。 →VATSでも
- 巨大な凝血塊を伴う血胸
- 心タンポナーデの発症
- 胸壁欠損
- ドレナージにもかかわらず重度のエアリークを認める、あるいは肺拡張が不十分な場合
- 大血管損傷
- 食道損傷
- 横隔膜損傷
- 心臓損傷(外傷性の中隔損傷あるいは弁膜損傷
- 2. 臨床的に安定:血液検査(血算、凝固など)、起座位でのエコー検査、胸部CT
-
- 疼痛コントロール、6時間後、24時間後に胸部レントゲン
- 2-2 血性胸水が300mlを越えて貯留している場合
- 胸腔ドレナージの適応
- 2-2-1. (安定:1500ml/24hr未満、250ml/3h未満)胸腔ドレーン留置、VATS、開胸術
- 2-2-2. (不安定:1500ml/24hr超、250ml/3h超)VATS、開胸術
病因
[★]
血気胸
[★]
- 英
- pneumothorax (M)
分類
病態
- 開放性気胸:胸壁が外界と交通している状態
- 閉鎖性気胸:肺が破れている状態
- 緊張性気胸:胸壁・肺・気管支の損傷部位が弁状となり、吸気時に胸腔に入ってしまった空気が流出されない。
原因
続発性
病態
- 換気障害:緊張性気胸でない状態では、換気が抑制された状態となる(SAN.200)。従って、paCO2は上昇、pO2は不変であることが多いと考えられる。
身体所見
聴診
打診
検査
単純胸部X線
- 胸腔内の空気部(free air)に肺血管影が存在しない
- free airと縮んだ肺の境界部に明瞭な臓側胸膜の線状影が認められる
- deep sulcus sign:肋骨や横隔膜が透亮像として、深く拡大して見える。呼気位で撮影するとよく分かる。
[★]
- 英
- chest、breast、thoracic、pectoral
- 関
- 胸郭、胸筋、胸腔、胸髄、胸椎、胸部、乳房