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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/06/07 00:39:38」(JST)
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偏食(へんしょく)とは、必要とする栄養素に偏りがある食事の状態である[1]。一般的には好き嫌いとも呼ばれる。
概要
栄養学の創始者である佐伯矩が造語したとされる[2]。1日単位で見ると必要な栄養素の量を満たしているのだが、1食毎で見ると1日分の等分ではない場合も偏食であり、理想的な食事ではないとされる[3]。 野菜嫌いや猫舌など特定の食べ物を苦手とする偏食の形態もある。等分された場合は、完全食と呼ばれる[3]。
脚注
- ^ 佐伯矩 『栄養』 栄養社。
- ^ 柳井一男、松井貞子 『新佐伯式フードガイド-新時代の食育と健康管理のために』 フットワーク出版、2006年5月。ISBN 9784876895465。77頁
- ^ a b 佐伯芳子 『スピード栄養料理-ひとり暮らしのあなたのために』 実業之日本社、1964年。194-195頁。
関連項目
- 日本人の食事摂取基準 / 必須栄養素
- 食事 / 食事バランスガイド / 完全食
- ファーストフード / ジャンクフード
- 肥満 / 栄養失調
- 摂食障害 / 選択的摂食障害
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Japanese Journal
- 青年期学生を対象にした肥満に影響する食行動の実態調査 : 食行動尺度の開発及びBMIとの関連
- 高山 直子,雨宮 俊彦,吉津 潤,西川 一二,有吉 浩美,洲崎 好香,中村 登志子
- 日本健康医学会雑誌 21(1), 28-35, 2012-04-30
- … 食行動は因子分析の結果「バランス食」「間食」「インスタント食」「高カロリー食」「偏食」「早食い」「好き嫌い」7因子に分類され,因子負荷量と信頼性係数を基準に,これと対応する7尺度が作成された。 …
- NAID 110009458285
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★リンクテーブル★
[★]
- 22歳の女性。運動時の疲労感と「理由もなく氷が食べたくなる」ことを主訴に受診した。
- 現病歴:受診3か月前の1月から、運動時の疲労感が強いことを自覚するようになった。所属している大学剣道部の最後の大会を夏に控え、特に熱心に練習していたので、そのための疲労感だろうと考えていた。 4月になると、軽い稽古だけで今までよりも強い疲労感を感じるようになったが、 3月にあった春合宿の疲労が残っているものと考えてそのままにしていた。ただ、暑くもないのに氷が食べたくなるときが増えたことは気になっていた。本日、大学内の医務室前を通りがかったとき、偶然「寒い日でも氷が食べたくなったときは医務室へ相談を! 」と書かれたポスターが目に入り、心配になったため受診した。
- 既往歴: 12歳時に虫垂炎の手術を受けた。
- 生活歴 : 喫煙・飲酒はしない。
- 家族歴:母(48歳)が脂質異常症で内服加療中。父(52歳)は高血圧症で内服加療中。妹(18歳)と弟(15歳)とは健康である。
- 月経歴 :初経13歳。周期28日型、整。
- 現 症:意識は清明。身長152cm、体重40kg。体温36.8℃。脈拍96/分、整。血圧100/60mmHg。呼吸数20/分。眼瞼結膜はやや蒼白である。眼球結膜に黄染を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。
- この患者に対する医療面接で、重要度が低い情報はどれか。
- a 経血量
- b 便の色調
- c 偏食の有無
- d 貧血の家族歴
- e 氷を食べたくなる時間帯
[正答]
※国試ナビ4※ [106E063]←[国試_106]→[106E065]
[★]
- 3歳の男児。言葉が出ないことを主訴に両親に連れられて来院した。運動発達に問題はなかったが、言葉が出てこなかった。診察室では、視線は合わず動き回り、体を前後に揺らし、回転することが多い。積み木を見つけて遊び始めると、集中して1列に並べ始め、親の呼びかけにも振り向かない。運動発達に遅れはなく、聴覚障害の所見は認めない。
- この疾患について正しいのはどれか。
- a 偏食はまれである。
- b 言葉の理解は良い。
- c 両親の養育態度が原因である。
- d 症状が出そろうのは青年期である。
- e 自分の意思を伝達することに障害がある。
[正答]
※国試ナビ4※ [110A041]←[国試_110]→[110A043]
[★]
- 英
- phago、(天文)eclipse
- 関
- エクリプス、覆い隠す