- 英
 
- muscarinic receptor antagonist
 
- 同
 
- ムスカリン受容体遮断薬、抗ムスカリン様作用薬、antimuscarinic drug
 
- 関
 
- ムスカリン受容体、アセチルコリン受容体
 
- 臭化ブチルスコポラミン scopolamine butylbromide
- 製品名:ブスコパン Buscopan
 
 
- チキジウム tiquizium
 
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- 膀胱選択的ムスカリン受容体拮抗薬コハク酸ソリフェナシン(ベシケア^【○!R】錠)の過活動膀胱に対する改善作用 : 特に尿意切迫感に対する作用
 
- 大竹 昭良,佐藤 修一,笹又 理央,宮田 桂司
 
- 臨床薬理 = Japanese journal of clinical pharmacology 40(5), 213-219, 2009-09-30
 
- NAID 10026442469
 
- COPDの近未来治療 (特集 COPD:あなたは見逃していませんか)
 
- 増田 典之,鈴木 雅徳
 
- 日本薬理学雑誌 : FOLIA PHARMACOLOGICA JAPONICA 129(5), 361-367, 2007-05-01
 
- … 有する疾患として,過活動膀胱,前立腺肥大症,腹圧性尿失禁,低活動膀胱,間質性膀胱炎等が挙げられる.1980年代から下部尿路機能障害に対する創薬研究が活発になり,過活動膀胱治療薬としてムスカリン受容体拮抗薬が,前立腺肥大症治療薬としてα1受容体拮抗薬が上市されてきた.これら治療薬の上市に伴い下部尿路機能障害に対する患者および研究者の関心や理解も高まってきている.20年前と比較すると本 …
 
- NAID 10019728041
 
Related Links
- ムスカリン受容体拮抗剤の効果、副作用、使用上の注意とは? goo辞書提供の薬検索。約7000の薬剤の情報が名前と識別コードから検索できます。
 
- ヘキサメトニウム hexamethonium ニコチン性アセチルコリン受容体拮抗薬、自律神経節遮断、競合的神経節遮断薬 最初に導入された高血圧治療薬(1952年) 神経筋接合部に作用しない。他に施しようのない高血圧の治療 トリメタファン ...
 
- 技術に関する情報を探すならアスタミューゼ。こちらはムスカリン受容体拮抗薬(公開番号 特開10113952号)の詳細情報です。関連企業や人物を把握すると共に解決しようとする課題や解決手段等を掲載しています。
 
Related Pictures



★リンクテーブル★
  [★]
- 英
 
- muscarinic receptor
 
- 同
 
- ムスカリン性受容体、ムスカリン性アセチルコリン受容体 muscarinic cholinergic receptors mAChR
 
- 関
 
- アセチルコリン受容体、ニコチン受容体、ムスカリン受容体拮抗薬、受容体
 
- アセチルコリン受容体のサブタイプ
 
- 7回膜貫通型のGタンパク質共役型受容体 →ニコチン受容体はイオンチャネル型
 
- β-アドレナリン受容体などと類似の構造と機能を有する (SPC.66)
 
ムスカリン受容体 (SP.412)
ムスカリン性受容体 (出典?)
| ムスカリン性受容体
 | 
局在
 | 
反応
 | 
シグナル伝達系
 | 
| M1
 | 
自律神経節
 | 
脱分極
 | 
Gq→PLC→IP3/DAG
 | 
| 中枢神経
 | 
 
 | 
| M2
 | 
心臓
 | 
洞房結節
 | 
脱分極の抑制、過分極
 | 
Gi→K+チャネル開
 | 
| 心房
 | 
収縮力↓
 | 
Gi→cAMP↓→電位依存性L型Caチャネル閉
 | 
| 房室結節
 | 
伝導速度↓
 | 
 
 | 
| 心室
 | 
収縮力↓
 | 
 
 | 
| M3
 | 
平滑筋
 | 
収縮
 | 
Gq→PLC→IP3/DAG
 | 
| 血管内皮細胞
 | 
拡張
 | 
NO産生
 | 
| 外分泌腺
 | 
分泌促進
 | 
Gq→PLC→IP3/DAG
 | 
ムスカリン受容体作動薬・拮抗薬の臨床応用
  [★]
- 英
 
- atropine
 
- ラ
 
- atropinum
 
- 化
 
- 硫酸アトロピン アトロピン硫酸塩 atropine sulfate、臭化メチルアトロピン
 
- 商
 
- アトワゴリバース、オピアト、ストメリンD、パビナール・アトロピン、パンアト、モヒアト、リュウアト
 
- 関
 
- ムスカリン性受容体、アセチルコリン受容体
 
- 鎮けい剤
 
概念
作用機序
- ムスカリン受容体をアセチルコリンやコリン作動薬と競合的に奪い合う→競合的拮抗薬
 
薬理作用
- 大量投与で神経節、骨格筋のニコチン性受容体の遮断
 
循環系
- 迷走神経中枢の興奮
 
- 洞房結節に分泌する副交感神経の遮断
 
消化系
- 唾液腺抑制→口渇、嚥下困難
 
- 胃酸分泌抑制、胃腸管の緊張と運動抑制
 
- 小腸、大腸、胆嚢、胆管の平滑筋の緊張をとり弛緩させる
 
尿路
- 膀胱底の平滑筋が弛緩し、括約筋が収縮して、排尿困難、尿閉
 
気道
眼
分泌腺
- 汗腺は交換神経支配であるが、コリン作動性であるので、発汗が抑制される
 
中枢神経
- 中毒量で興奮作用が現れ、運動失調、不穏、興奮、幻覚、せん妄、錯乱、狂躁状態となる
 
動態
効能又は効果
- アトロピン注0.05%シリンジ「テルモ」(1mL)
 
- 胃・十二指腸潰瘍における分泌並びに運動亢進
 
- 胃腸の痙攣性疼痛
 
- 痙攣性便秘
 
- 胆管・尿管の疝痛
 
- 有機燐系殺虫剤・副交感神経興奮剤の中毒
 
- 迷走神経性徐脈及び迷走神経性房室伝導障害
 
- 麻酔前投薬
 
- その他の徐脈及び房室伝導障害
 
- ECTの前投与
 
用量
- Advanced Cardiovascular Life Support Provider manual ISBN 978-1-61669-010-6 p.166
 
- (ACLSにおける)徐脈:0.5mg静注を3-5分置きに行う。total 0.04mg/kg(3mg)を超えないこと。
 
- 有機リン中毒:2-4mgあるいはそれ以上
 
禁忌
- アトロピン注0.05%シリンジ「テルモ」(1mL)
 
- 1. 緑内障の患者[抗コリン作用により房水通路が狭くなり眼圧が上昇し,緑内障を悪化させるおそれがある.]
 
- 2. 前立腺肥大による排尿障害のある患者[抗コリン作用による膀胱平滑筋の弛緩,膀胱括約筋の緊張により,排尿困難を悪化させるおそれがある.]
 
- 3. 麻痺性イレウスの患者[抗コリン作用により消化管運動を抑制し,症状を悪化させるおそれがある.]
 
- 4. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
 
注意
- Advanced Cardiovascular Life Support Provider manual ISBN 978-1-61669-010-6 p.166)
 
- 心筋虚血や低酸素血症の場合、心筋酸素需要を増大させるので注意する。
 
- 低体温による徐脈では使用を避ける
 
- Morbit II型のII度房室ブロック(intranodal block)やIII度房室ブロックでは有効でないであろう(paradoxical slowing) ← カテコラミンを使う
 
- (ACLSにおいて)<0.5mgの用量で静注した場合、paradoxical slowingが起こるかもしれない。
 
参考
- アトロピン注0.05%シリンジ「テルモ」(1mL)
 
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1242406G1035_1_06/1242406G1035_1_06?view=body
 
  [★]
- 英
 
- trihexyphenidyl
 
- ラ
 
- trihexyphenidylum
 
- 化
 
- 塩酸トリヘキシフェニジル トリヘキシフェニジル塩酸塩 trihexyphenidyl hydrochloride
 
- 商
 
- アーテン Artane、セドリーナ、トリフェジノン、トリヘキシン、トレミン Tremin、パーキネス、パキソナール、ピラミスチン
 
- 関
 
- プロサイクリディン、ビペリデン。ムスカリン受容体。抗パーキンソン剤
 
- ドパミン系機能とアセチルコリン系機能とを平衡させる
 
副作用
- 視力障害、口渇、尿閉、便秘、混乱、せん妄 (SPC.191)
 
  [★]
- 英
 
- scopolamine
 
- ラ
 
- scopolaminum
 
- 同
 
- Transderm Scop
 
- 化
 
- 臭化水素酸スコポラミン scopolamine methylbromidum、臭化ブチルスコポラミン
 
- 商
 
- オピスコ、スコルパン、スパスモパン、スポラミン、ダイピン、ハイスコ、パンスコ、ブスコパン、ブスコム、ブスフォリロン、ブスポン、ブチブロン、ブチルミン、リラダン、ロートエキス、弱オピスコ、弱パンスコ
 
- 関
 
- メチル硫酸N-メチルスコポラミン
 
  [★]
- 関
 
- anticholinergic、anticholinergic agent、anticholinergic drug、anticholinergics、cholinergic antagonist、cholinolytic、cholinolytic drug、muscarinic receptor antagonist
 
  [★]
- 英
 
- receptor
 
- 同
 
- レセプター、リセプター
 
- 関
 
種類
First Aid FOR THE USMLE STEP 1 2006 p.199
| 一般的作動薬
 | 
受容体
 | 
G protein subunit
 | 
作用
 | 
アドレナリン ノルアドレナリン
 | 
α1
 | 
Gq
 | 
血管平滑筋収縮
 | 
| α2
 | 
Gi
 | 
中枢交感神経抑制、インスリン放出抑制
 | 
| β1
 | 
Gs
 | 
心拍数増加、収縮力増加、レニン放出、脂肪分解
 | 
| β2
 | 
骨格筋筋弛緩、内臓平滑筋弛緩、気道平滑筋弛緩、グリコーゲン放出
 | 
| β3
 | 
肥満細胞脂質分解亢進
 | 
| アセチルコリン
 | 
M1
 | 
Gq
 | 
中枢神経
 | 
| M2
 | 
Gi
 | 
心拍数低下
 | 
| M3
 | 
Gq
 | 
外分泌腺分泌亢進
 | 
| ドーパミン
 | 
D1
 | 
Gs
 | 
腎臓平滑筋弛緩
 | 
| D2
 | 
Gi
 | 
神経伝達物質放出を調節
 | 
| ヒスタミン
 | 
H1
 | 
Gq
 | 
鼻、器官粘膜分泌、細気管支収縮、かゆみ、痛み
 | 
| H2
 | 
Gs
 | 
胃酸分泌
 | 
| バソプレシン
 | 
V1
 | 
Gq
 | 
血管平滑筋収縮
 | 
| V2
 | 
Gs
 | 
腎集合管で水の透過性亢進
 | 
チャネルの型による分類(SP. 154改変)
イオンチャネル連結型受容体
Gタンパク質共役型受容体
受容体とシグナル伝達系
リガンド、受容体、細胞内情報伝達系
PKA,PKC
癌細胞における
  [★]
- 英
 
- phosphorus P
 
- 関
 
- serum phosphorus level
 
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
 
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
 
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
 
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
 
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
 
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
 
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
 
- 腎より排泄される。
 
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
 
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
 
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
 
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
 
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
 
  [★]
- 英
 
- muscarine
 
- 関
 
- ムスカリン性受容体、アセチルコリン受容体、ニコチン性受容体
 
- 四級ammonium alkaloid
 
- 毒キノコ(ベニテングダケ、キテンングダケ、アセダケ)に含まれるアルカロイド
 
- アトロピンで完全に拮抗できる (SPC.156)
 
作用機序
薬理作用
- ニコチン受容体には結合しない
 
動態
適応
中毒症状
- 流涙、流涎、尿量増加、下痢、消化管蠕動亢進、嘔吐、発汗、縮瞳
 
注意
禁忌
副作用
  [★]
- 英
 
- receptor antagonist
 
- 関
 
- 受容体アンタゴニスト、レセプター拮抗薬、レセプターアンタゴニスト、レセプター拮抗剤、受容体遮断薬、受容体拮抗剤、レセプター遮断薬
 
  [★]
- 英
 
- drug, agent
 
- 同
 
- 薬物
 
- 関
 
- 作用薬、剤、ドラッグ、媒介物、病原体、麻薬、薬剤、薬物、代理人、薬品