- 英
- mechanical valve, mechanical heart valve
- 同
- 機械式人工弁
|
弁の名前
|
耐久性
|
抗血栓性
|
機械弁
|
SJM弁 ATS弁 Carbomedics弁 など
|
半永久的
|
ワーファリンなど抗凝固薬の 服用が必須
|
生体弁
|
Carpentier Edward弁 MOZAIC弁 Freestyle弁 Edward Prima弁
|
高齢者で10-15年 若年者ではこれより やや短い
|
抗凝固薬の中止も可能
|
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- 症例 心不全の増悪を認めた閉塞性肥大型心筋症に対する僧帽弁置換術の1例
- 819 二葉式機械弁を用いた空気駆動式補助人工心臓内部における流れの可視化(GS-2・4 生物流体・医療機器)
- 金城 利晴,李 桓成,巽 英介,妙中 義之,上村 匡敬
- 関西支部講演会講演論文集 2010(85), "8-19", 2010-03-16
- NAID 110008745144
- 自治医科大学附属病院におけるATS機械弁の中期成績
- 上西 祐一朗,相澤 啓,森田 英幹,坂野 康人,大木 伸一,齊藤 力,小西 宏明,三澤 吉雄
- 自治医科大学紀要 32, 51-61, 2010-03-01
- 【方法】大動脈弁置換術(AVR)32例,僧帽弁置換術(MVR)42例,僧帽弁兼大動脈弁位人工弁置換術(DVR)14例にATS弁を用いた。平均年齢は61.1±9.9歳,追跡期間は平均2.5±1.5年,累積224.2患者/年であった。 【結果】早期死亡はMVR3例,遠隔期死亡7例(0.25%患者/年)で,うち弁関連死亡3例,非弁関連死亡4例であった。3年の生存率はAVR 96.8%,MVR 82.2% …
- NAID 110007726759
Related Links
- 2. 人工弁について 人工弁の種類 / 機械弁 / ワーファリンについて / 合併症 / 生体弁 / ステントレス 人工弁の種類 心臓弁膜症に対して、悪い弁を新しい弁に取り替えてしまうという手術が弁置換術です。
- ... ”という手術が弁置換術です。この人工弁には大きく分けて2種類あります。「機械弁」と「生体弁」です。生体弁はさらに「異種生体弁」、「同種生体弁」、「自己生体弁」の3種類に分けられます。 また同種生体弁は 機械 ...
- 手術後、胸に耳をあてると機械弁が閉じるときにカチカチと音が聞こえてきます。 機械弁には大動脈弁用と僧帽弁用があり、患者さんに適合したサイズのものを選び、切り取った弁の枠に固定します。 血栓や細菌感染 ...
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 38歳の女性。労作時息切れを主訴に来院した。幼少時に先天性僧帽弁狭窄症と診断され、経過観察されていた。1年前から買い物で長時間歩くと息切れを自覚していた。最近は家事でも息切れを生じるようになってきた。今回、精査の結果で人工弁置換術を施行する予定となった。
- 人工弁の種類(生体弁または機械弁)の選択において考慮すべきなのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109G056]←[国試_109]→[109G058]
[★]
- a 生体弁は機械弁より耐久性が優れている。
- b 機械弁置換術後の観血的処置は禁忌である。
- c 機械弁は生体弁に比べて感染が起こりにくい。
- d 術後は抜歯にあたり抗菌薬の予防投与が推奨される。
- e 機械弁置換術後は長期的なワルファリンの投与が必要である。
[正答]
※国試ナビ4※ [111A014]←[国試_111]→[111A016]
[★]
- 機械弁による僧帽弁置換術後の患者で正しいのはどれか。
- a. 高エネルギー食を摂取する。
- b. 納豆を多食する。
- c. β受容体遮断薬を服用する。
- d. 抗凝固薬を服用する。
- e. 携帯電話の使用を避ける。
[正答]
※国試ナビ4※ [098G110]←[国試_098]→[098G112]
[★]
- prosthetic
- 英
- prosthetic valve PV, artificial valve
- 同
- 人工心臓弁 prosthetic cardiac valve
機械弁と生体弁の比較
|
機械弁
|
生体弁
|
種類
|
二様弁
|
1. 異種生体弁(ブタ大動脈弁、牛心膜弁) 2. 同種生体弁(大動脈弁置換術のみ) →ヒト大動脈弁、自己肺動脈弁
|
利点
|
耐久性(10年以上)
|
・抗血栓療法が不要 ・自然な弁機能
|
欠点
|
血栓予防のために 生涯ワーファリンの服用が必要
|
10年以下(再手術を要する)
|
適応
|
普通は機械弁を使用
|
1. 出産希望 2. 出血性疾患がある症例 3. 小児(自己肺動脈弁)
|
人工弁と生体弁まとめ
- 人工弁(機械弁)は10年以上もつ耐久性があるというメリットがあるが、一方で弁に血栓が形成されないよう生涯にわたって抗血栓薬を服用する必要がある。生体弁は異種生体弁(ブタ大動脈弁、ウシ心膜弁)と同種生体弁(ヒト大動脈弁、自己肺動脈弁)があるが、いずれも抗血栓薬の服用が不要であるというメリットがあり、これは出産を希望している女性、小児、出血性疾患がある症例においては良い適応となる。一方で、耐久性に問題があり、10年を超えると弁機能不全となり交換を要するというデメリットがある。
[★]
- 英
- tissue valve, bioprosthetic valve
|
弁の名前
|
耐久性
|
抗血栓性
|
機械弁
|
SJM弁 ATS弁 Carbomedics弁 など
|
半永久的
|
ワーファリンなど抗凝固薬の 服用が必須
|
生体弁
|
Carpentier Edward弁 MOZAIC弁 Freestyle弁 Edward Prima弁
|
高齢者で10-15年 若年者ではこれより やや短い
|
抗凝固薬の中止も可能
|
[★]
- 英
- machine、mechanic
- 関
- 器械、職工、装置、マシーン