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Japanese Journal
- 塚田 晃裕,岡野 美津子,塚原 隆司
- The Kitakanto medical journal 61(4), 558-558, 2011-11-01
- NAID 120003824714
- 膵内分泌腫瘍の発症により診断された散発性von Hippel-Lindau病の1例
- 森田 泰弘,高西 喜重郎,小坂 至,松本 潤
- 日本消化器外科学会雑誌 43(2), 179-183, 2010-02-01
- … 症例は45歳の男性で,31歳時に小脳血管芽腫にて開頭腫瘍摘出術を施行した.家族歴にvon Hippel-Lindau病(以下,VHL病)はなかった.2007年5月の健診にて膵腫瘍を認め,精査加療目的7月上旬に当院紹介となった.精査にて非機能性膵内分泌腫瘍,膵漿液性嚢胞腫瘍の診断となり,8月下旬に幽門輪温存膵頭十二指腸切除術を施行された.病理では神経内分泌腫瘍,膵漿液性嚢胞腺腫の診断であった.本症例は家族歴のない散発性のVHL病であった …
- NAID 110007539272
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- 血管芽腫 hemangioblastoma について (フォン・ヒッペル・リンドウ病 VHL も) どんな病気? 脳腫瘍のうちの発生頻度は1.7%で珍しい腫瘍です 発生部位は小脳が主で,たまに延髄や脊髄にもできます 発症年齢は10~50歳代ですが,成人に ...
- 血管芽腫とは 血管芽腫は成人の小脳半球、小脳虫部、延髄、脊髄に発生する良性腫瘍です。名前からわかるように、血管性の構造からなる腫瘍ですが出血することはまれです。基本的には良性ですが、まれに、脳・脊髄のくも膜下腔に ...
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★リンクテーブル★
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- 12歳の男児。サッカーの練習をすると頭が痛くなることを主訴に父親に連れられて来院した。安静時は体位にかかわらず頭痛はない。意識は清明。脈拍 76/分、整。血圧 126/74mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。神経学的所見に異常を認めない。血液所見と血液生化学所見とに異常を認めない。頭部MRIのT2強調矢状断像(別冊No. 17)を別に示す。
- 今後、発症する可能性が最も高いのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [111D039]←[国試_111]→[111D041]
[★]
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[★]
- 英
- cerebellum
発生
解剖
-
血管
機能概要
- 運動のタイミング決定と一つの運動から次の運動への急速な切り替え
機能
- ①運動開始に関与
- ②運動学習に関与
- ③多関節にわたる運動に関与
- ④フィードバックモード、フィードフォワードモードに関与
-
- 熟練した運動で、早く動かさないとき
- 素早い運動を行うとき。学習を行うとき
入力経路
障害 (KAPLAN USMLE STEP 1 QBOOK p.54)
障害
-
- 体幹失調=姿勢の制御不良
- 失調性歩行
- 注視方向への眼振(注意方向性眼振=注視眼振)
- Tomberg兆候(-)(両側をそろえて開眼して立つ、その後閉眼しても倒れない)
- 体幹筋失調による歩行障害(体幹歩行失調, 失調性歩行)
- 四肢の運動失調(協調運動障害)
- ①推尺障害
- ②変換運動障害
- ③運動解離
- ④共同運動不能
- ⑤失調性構音障害
臨床関連
[★]
- 英
- blood vessel, blood vessels
構造
- 内皮細胞(単層扁平上皮細胞)
- 基底板
- 内皮下結合組織(内皮下層 subendothelial layer):疎性結合組織、縦走平滑筋
- 内弾性板
分類
[★]
- hem angi blast oma
- 英
- hemangioblastoma, angioblastoma
- 同
- 血管細胞芽腫
概念
- 血管に富んだ良性腫瘍で、とくに小脳に発生する。脳幹や脊髄にも発生し、しばしば多発性。
疫学
- SCN.197
- 脳原発性腫瘍の1.7%。小脳に発生する腫瘍の29%を占める。
- 孤発例(57%)、von Hippel-Lindau病に合併する例(43%)
- 成人に多く、34-45歳がピーク
- 男性にやや多い
症状
- 緩徐進行。頭蓋内圧亢進による頭痛で発症することが多い。うっ血乳頭、小脳運動失調症、眼振など。(SCN.197)
合併症
検査
- SCN.197
- 単純CT:低吸収の嚢胞と等吸収の壁在結節。
- 造影CT:壁在結節に造影効果あり
- T1:(腫瘍)等吸収~高吸収、(嚢胞)低信号
- T2:(腫瘍)高信号 、(嚢胞)高信号
- Gd-DTPA:均一著明な造影効果
- 太い腫瘍血管動脈と著しい腫瘍濃染像(SCN.197)
- [show details]
診断
治療
- 開頭術による腫瘍摘出術。残存もしくは手術不能例で放射線療法を行う。(SCN.197)
予後
- 病理的に良性腫瘍。予後は良好であるが多発することがある。
[★]
- 関
- がん、腫瘍、腫瘤、良性新生物
[★]
- 英
- blastoma
- 関
- 芽細胞腫