- 英
- laparotomy、celiotomy
- 関
- 開腹、開腹術
WordNet
- surgical incision into the abdominal wall; often done to examine abdominal organs
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/02/11 10:22:47」(JST)
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開腹術(かいふくじゅつ、英Laparotomy)とは、手術方法の一つ。 腹壁を切開し、腹腔を開放する手術方法のこと。
近年では対照的に「腹腔鏡手術」がある。
歴史
切開部位
- 正中切開
- 胃切除術(消化器外科学)
- 結腸切除術(消化器外科学)
- 帝王切開(産科学)
- 傍腹直筋切開
切開方法
- 基本的に鋭利な円刃で施行される。
- 脂肪層は血管が豊富のため電気メスで切開されていくことが多い。
- 尖刃を用いて切開されることが多い。
- 内臓器を損傷しないように切開していく。
関連
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 7.直腸癌に対する腹腔鏡手術(<特集>直腸癌治療の最近の動向)
- Distal intestinal obstruction syndromeを認めた嚢胞性線維症の1例
- 向井 基,松藤 凡,加治 建,池江 隆正,川野 孝文,松久保 眞,右田 美里
- 日本小児外科学会雑誌 47(5), 848-851, 2011-08-20
- … 9か月の1女児.月齢3より嘔吐,脱水,電解質異常,喘息様気管支炎,気管支喘息の診断で入退院を繰り返していた.今回,気管支喘息重積発作のため入院したが,9病日より腹部膨満が出現した.16病日に腸閉塞の診断で開腹手術を行った.回腸遠位部に食物残渣の貯留を認めた.汗中塩素濃度が207mEq/lと異常高値であり,cystic fibrosis transmembrane conductance regulator(CFTR)遺伝子のdeletion解析で,エクソン16,17a,17bにまたがる完全欠失のホモ接合が判 …
- NAID 110008711758
- 右下腹部痛を繰り返して診断に苦慮した,太いmesodiverticular bandによる腹痛の1例
- 山田 慎一,照井 エレナ,松嵜 理
- 日本小児外科学会雑誌 47(5), 833-839, 2011-08-20
- … に7回入院治療を要した.腹痛は常に臍右部から右下腹部に生じており,いずれも絶食すると症状は軽快した.16歳で入院した時,絶食後経口摂取を開始したところ,再び右下腹部痛が生じたため,慢性虫垂炎を疑い開腹手術施行した.正中臍ヒダから直径10mmの太い索状物が回盲部から口側50cmの腸間膜に伸びており,そこの腸管に炎症所見とメッケル憩室を認めた.索状物を切除し,メッケル憩室とともに炎症所見を認めた腸管を切除 …
- NAID 110008711755
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- 開腹手術は通常正中切開で行います。 まず胃癌の手術は胃切除とリンパ節郭清から なっています。手術の詳細は本旨ではありませんので述べませんが、基本的に第一 助手が術野の展開をし、第2助手は肝臓を鈎でよけ、血液を吸引し、術野を拭く役目を いたし ...
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- 次の文を読み、28、29の問いに答えよ。
- 55歳の女性。右下腹部痛を主訴に来院した。
- 現病歴: 5日前から毎日就寝前に右下腹部痛が出現したが、中途覚醒はせず、起床時には軽快するため放置していた。本日朝は腹痛が軽快しないため来院した。経過中発熱はない。便通1回/日。
- 既往歴: 18歳時に卵巣嚢腫で右卵巣摘出術、28歳時に帝王切開で出産、37歳時に急性虫垂炎で虫垂切除術。
- 生活歴: 特記すべきことはない。
- 家族歴: 特記すべきことはない。
- 現 症: 意識は清明。体温36.8℃。脈拍80/分、整。血圧102/68mmHg。頭頚部と胸部とに異常を認めない。腹部は平坦で、肝・脾を触知しない McBurney点の約4cm頭側を中心に圧痛があり、同部位に限局して筋性防御と反跳痛とを認める。かかと落としにて腹痛は増強する。
- 検査所見: 尿所見: 潜血(-)、白血球反応(-)。血液所見: 赤血球 421万、Hb 12.2g/dl、Ht 38%、白血球 13,000(桿状核+分葉核好中球71%、好酸球2%、好塩基球0%、単球5%、リンパ球22%)、血小板 26万。血液生化学所見:血糖 107mg/dl、アルブミン 3.9g/dl、尿素窒素 8.6mg/dl、クレアチニン 0.8mg/dl、総ビリルビン 0.6mg/dl、AST 13IU/l、ALT 12IU/l、LD 196IU/l(基準176-353)、ALP 289IU/l(基準115-359)、Na 136mEq/l、K 4.6mEq/l、Cl 106mEq/l。CRP 4.8mg/dl。腹部造影CT(別冊No.2)を別に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [104C028]←[国試_104]→[104C030]
[★]
- 35歳の1回経産婦。妊娠40週に陣痛発来し入院した。5年前に回旋異常のため妊娠38週で2, 700gの女児を帝王切開で分娩した。今回の妊娠経過は良好であった。身長158cm、体重62kg、脈拍84/分、整。血圧120/84mmHg。児は第1頭位。腟鏡診で外子宮口から少量の羊水流出を認めた。超音波検査では胎児推定体重は3,400g、胎盤は子宮底部を中心に存在し異常所見を認めなかった。入院時の内診所見で先進部の下降度 SP-1cm、子宮口3cm開大。胎児心拍数陣痛図で子宮収縮は3分間隔。胎児心拍数パターンに異常を認めなかった。その後陣痛は増強し頻回となり入院後2時間には2分間隔となった。内診では子宮口は全開大し、児頭下降度はSP+2cmであった。この時点から産婦は陣痛に合わせて努責を開始した。30分経過したころ気分不快を訴えた。呼吸困難はない。意識は清明、呼吸数24/分。脈拍112/分、整。血圧80/52mmHg。顔面は蒼白。少量の性器出血を認める。再度の内診では、児頭下降度はSP-3cmである。胎児心拍数陣痛図では陣痛は微弱となり、遷延性徐脈を認める。
- 治療として最も適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [105I059]←[国試_105]→[105I061]
[★]
- 62歳の女性。腹痛と血便とを主訴に来院した。以前から時々便秘をする以外は自覚症状はなかったが、昨夜突然、左下腹部痛が出現し、直後に血便を認めた。腹痛は、排便後一時的に軽減したが今朝から増強し、悪心を伴うようになった。 2時間前に再度血便を認めたため受診した。 10年前から自宅近くの診療所で高血圧症に対する治療を受けている。意識は清明。身長153cm、体重54kg。体温37.2℃。脈拍88/分、整。血圧120/84mmHg。呼吸数14/分。 SpO2 98%(room air)。腹部は平坦で、左下腹部に圧痛を認めるが、 Blumberg徴侯と筋性防御とを認めない。腸雑音は低下し、金属音を聴取しない。血液所見:赤血球350万、 Hb11.0g/dl、Ht43%、白血球9,200、血小板38万。血液生化学所見:尿素窒素19mg/dl、クレアチニン1.2mg/dl。 CRP5.0mg/dl。立位と臥位の腹部エックス線写真(別冊No. 8A、 B)を別に示す。
- 入院後の対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106A029]←[国試_106]→[106A031]
[★]
- 82歳の女性。腹痛と血便とを主訴に来院した。以前から時々便秘になること以外に自覚症状はなかったが、昨夜突然、左下腹部痛が出現し、直後に排便したところ血便であった。腹痛は、排便後一時的に軽減したが今朝から増強し、悪心を伴うようになった。その後も血便が続いたため受診した。10年前から自宅近くの診療所で高血圧症に対する治療を受けている。意識は清明。身長 153cm、体重 54kg。体温 37.2℃。脈拍 88/分、整。血圧 120/84mmHg。呼吸数 14/分。SpO2 98%(room air)。腹部は平坦で、左下腹部に圧痛を認めるが、Blumberg徴候と筋性防御とを認めない。腸雑音は低下し、金属音を聴取しない。血液所見:赤血球 350万、Hb 11.0g/dL、Ht 43%、白血球 9,200、血小板 38万。血液生化学所見:尿素窒素 19mg/dL、クレアチニン 1.2mg/dL。CRP 5.0mg/dL。立位と臥位の腹部エックス線写真(別冊No. 11A、B)を別に示す。
- 入院後の対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [111A030]←[国試_111]→[111A032]
[★]
- 45歳の女性。腹囲が大きくなったことを主訴に来院した。半年前から徐々に腹囲が大きくなってきた。食欲はあり、体重に変化はみられない。排便の状況にも変化はない。月経周期26日型、整。身長156cm、体重46kg。体温36.2℃。脈拍72/分、整。血圧112/74mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は全体に軽度膨隆している。肝・脾を触知しない。尿所見:蛋白(-)、糖(-)。血液所見:赤血球 432万, Hb 12.1g/dl、Ht 38%、白血球 6,200、血小板 23万。血液生化学所見:血糖 83mg/dl、総蛋白 7.2g/dl、アルブミン 4.0g/dl、総ビリルビン 0、6mg/dl、AST 16IU/l、ALT 13IU/l、ALP 174IU/l(基準115-359)。免疫学所見: CRP O.3mg/dl、CEA 26.4ng/ml(基準5以下)、CA19-9 60U/m/(基準37以下)。術前に施行した腹部造影CT(別冊No.10A)を別に示す。開腹手術を行うとゼリー状の物質と腫瘍が確認された。腫瘍のH-E染色標本(別冊No.10B)を別に示す。
- 原発臓器として考えられるのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [104D029]←[国試_104]→[104D031]
[★]
- 37歳の5回経産婦。分娩後の大量出血のため搬入された。妊娠37週時に自然破水後陣痛が発来し、自宅近くの診療所で1時間後に体重3,200gの男児を娩出した Apgarスコア 8点(1分)、9点(5分)であった。児娩出直後から中等量の性器出血が始まり、胎盤娩出後プロスタグランディンF2αとオキシトシンとが投与されたが出血が持続し外出血の総量が1,500gとなったため、救急車が要請された。脈拍112/分、整。血圧90/46mmHg。血液所見: 赤血球 180万、Hb 5.6g/dl、Ht 17%、白血球 6,000、血小板 6.2万。経腟超音波検査で子宮の形状は正常で内腔に異常を認めないが、Douglas窩に大量の液体貯留像を認める。
- 対応として適切なのはどれか。3つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [104I041]←[国試_104]→[104I043]
[★]
- 1歳の女児。夕方にイチゴジャム様の便を認めたため母親に連れられて来院した。今朝から嘔吐を数回認め、間欠的に機嫌が悪かった。身長 75cm、体重 8.8㎏。体温 37.0℃。脈拍 108/分、整。SpO2 96%(room air)。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟であるが、臍部右横に5cm大の軟らかい腫瘤を触知する。腹部超音波像(別冊No. 3)を別に示す。
- 患児の家族への説明として正しいのはどれか。
- a 「抗菌薬を処方します」
- b 「鎮痛薬をお尻に入れます」
- c 「制吐薬をお尻に入れます」
- d 「すぐに開腹手術が必要です」
- e 「圧をかけた浣腸による整復が必要です」
[正答]
※国試ナビ4※ [109C022]←[国試_109]→[109C024]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [109E053]←[国試_109]→[109E055]
[★]
- 54歳の男性。吐血を主訴に来院した。3日前から黒色便であったがそのままにしていたところ、今朝コップ1杯程度の吐血があったため救急外来を受診した。意識は清明。体温 36.4℃。脈拍 124/分、整。血圧 86/60mmHg。呼吸数 20/分。皮膚は湿潤している。四肢に冷感と蒼白とを認める。眼瞼結膜は軽度貧血様であるが、眼球結膜に黄染を認めない。腹部は平坦で、心窩部に圧痛を認めるが、筋性防御はない。まず急速輸液を開始し、脈拍 96/分、血圧 104/68mmHgとなった。
- 次に行うべきなのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [112F053]←[国試_112]→[112F055]
[★]
- 76歳の女性。夕食後に突然激しい腹痛があり、 2時間後に搬入された。腹部手術の既往はない。意識は清明。体温35.7℃。脈拍124/分、不整。血圧80/50mmHg。呼吸数24/分。 SpO2 94%(room air)。腹部はやや硬く、全体に圧痛と軽度の腹膜刺激症状とを認めた。上腸間膜動脈塞栓症と診断し、直ちに開腹手術を施行した。手術所見ではTreitz靭帯の約120cm肛門側から回盲部までの小腸が壊死に陥っていた。
- この患者が術後に吸収障害をきたすと予想されるのはどれか。 2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [106D055]←[国試_106]→[106D057]
[★]
- 64歳の男性。突然、腹痛と嘔吐とが出現し、増強してきたため来院した。腹痛は持続性である。8年前。胃癌のため幽門側胃切除術を受けている。顔面は蒼白である。腸雑音は消失し、腹部に筋性防御を認める。血液所見:赤面球382万、Hb11.6g/dl、Ht34%、白血球16,000,血清生化学所見:尿素窒素30mg/dl、LDH1,000単位(基準176~353)、CK230単位(基準10~40)。腹部エックス線単純写真を以下に示す。治療として適切なのはどれか。
- a. 抗コリン薬投与
- b. 緩下薬投与
- c. 高圧浣腸
- d. 内視鏡的整復
- e. 開腹手術
[正答]
※国試ナビ4※ [099G030]←[国試_099]→[099G032]
[★]
- 10歳の男児。自転車で走行中に自動車にはねられたため搬入された。意識レベルはJCS II-20。脈拍120/分、整。血圧86/42mmHg。血液所見:赤血球 290万、Hb 7.2g/dl、Ht 27%、白血球 11,200、血小板 15万。酸素吸入と輸液とを開始後、腹部超音波検査を行い肝腎境界部に液体貯留を乾めた。血圧が108/64mmHgに上昇した後に施行した腹腔動脈造影写真(別冊No.10)を別に示す。
- 対応として最も適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [105A037]←[国試_105]→[105A039]
[★]
- 10歳の男児。自転車走行中に自動車にはねられ搬入された。意識は混濁。血圧86/42mmHg。血液所見:赤血球290万、Hb7.2g/dl、Ht32%、白血球11,200、血小板15万。酸素吸入と輸液とを開始した後、緊急に行った腹腔動脈造影写真を以下に示す。
- 対応として最も適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [101A030]←[国試_101]→[101A032]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [107E053]←[国試_107]→[107E055]
[★]
- 4歳の女児。30分前にボタン電池を飲み込んだため父親に連れられて来院した。機嫌はよい。胸腹部エックス線写真で胃内にあることが確認された。
- 対応として適切なのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [112D066]←[国試_112]→[112D068]
[★]
- a 腹部が膨満する。
- b 人工乳が発症を予防する。
- c 正期産児で発症頻度が高い。
- d 疑った段階で直ちに開腹手術を行う。
- e 腹部エックス線写真で腸管壁の気腫像がみられる。
[正答]
※国試ナビ4※ [107I035]←[国試_107]→[107I037]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [111I022]←[国試_111]→[111I024]
[★]
- 関
- abdominal section、laparotomy
[★]
- 英
- laparotomy、celiotomy
- 関
- 開腹、開腹手術
[★]
- 英
- operation、surgery、operate
- 関
- 機能、外科、外科学、作動、操作、オペ、外科術、運用、操縦、術、外科手術、施行
脳外科
心臓外科
消化器
食道
直腸
-
耳鼻科
婦人科
子宮奇形
産科
[★]
- 英
- laparotomy、celiotomy、abdominal section
- 関
- 開腹術、開腹手術
[★]
- 英
- surgery
- 関
- 外科、外科学、手術、外科術、外科手術