上部消化管造影検査
UpToDate Contents
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- 1. 消化性潰瘍の診断 diagnosis of peptic ulcer disease
- 2. 腸回転異常 intestinal malrotation
- 3. 原発性消化管リンパ腫の臨床症状および診断 clinical presentation and diagnosis of primary gastrointestinal lymphomas
- 4. 肥満手術後の画像検査 imaging studies after bariatric surgery
- 5. 幼児における胃食道逆流 gastroesophageal reflux in infants
Japanese Journal
- 食物による通過障害で幼児期に診断された腸回転異常を合併した先天性十二指腸狭窄症の1例
- 奥村 健児,上野 靖史,柳井 雅明,後藤 善隆,李 光鐘,猪股 裕紀洋
- 日本小児外科学会雑誌 47(3), 365-369, 2011-06-20
- … 症例は2歳女児で嘔吐を主訴に当院に紹介受診.急性腸炎と考え治療したが軽快せず,腹部超音波検査および上部消化管造影を行ったところ十二指腸において異物による通過障害が考えられた.上部消化管内視鏡にて先天性十二指腸狭窄症の診断がつき,狭窄部に閉塞の原因と思われるキノコが嵌頓していたためこれを除去した.腸回転異常症も合併しており,それぞれにダイヤモンド吻合,Ladd手術を行い経過良好である.先天性 …
- NAID 110008673256
- 手術症例報告 上部消化管造影後に発症した高CEA血症を伴うS状結腸被覆穿孔の1例
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- その開発経緯から「胃透視」(い・とうし)としばしば呼ばれる。他にも「上部消化管X線 検査」「MDL」(ドイツ語のMagen Durchleuchtung の略語)「X線二重造影」などと 呼ばれる。英語ではUpper gastrointestinal seriesと呼ぶ。
- 上部消化管X線造影検査とは、食道から胃・十二指腸までの上部消化管をバリウムで 造影し、透視すると同時にX線撮影して、それらの臓器の形の変化や異常を診断する 検査です。
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[★]
- 次の文を読み、52~54の問いに答えよ。
- 88歳の女性。食事をとらないことを心配した家族から訪問診療の際に相談を受けた。
- 現病歴:5年前にAlzheimer型認知症と診断された。数年前から下肢筋力が低下していた。数か月前からは長男の妻の介助だけでは車椅子乗車も不可能となり、ほとんど臥床している状態となった。通院が困難なため訪問看護と訪問診療が開始となった。長男の妻によれば「最近、食事をとらないことが多く、義歯をはめると嫌がり、むせることも多い」という。
- 既往歴:高血圧症のため内服加療中。
- 生活歴:夫は5年前に死亡。長男夫婦と同居。主な介護者は長男の妻である。要介護4。1日1回の訪問介護と、週に3回のデイサービスを利用している。排泄にはオムツを使用している。食事は家族の介助で摂取している。入浴はデイサービスを利用している。
- 家族歴:特記すべきことはない。
- 現症:身長145cm、体重30kg(1か月前の体重は32kgであった)。体温35.8℃。脈拍56/分、整。血圧92/70mmHg。呼吸数12/分。SpO2 97%(room air)。皮膚はやや乾燥している。眼瞼結膜に異常を認めない。眼球結膜に黄染を認めない。口腔粘膜に異常を認めない。甲状腺腫と頸部リンパ節とを触知しない。心尖部にII/VI度の汎収縮期雑音を聴取する。呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。四肢に軽度の浮腫を認める。
- 検査所見:血液所見:赤血球368万、Hb 11.9g/dl、Ht 38%、白血球5,300、血小板12万。血液生化学所見:血糖90mg/dl、総蛋白5.9g/dl、アルブミン2.9g/dl、尿素窒素25mg/dl、クレアチニン0.9mg/dl、総コレステロール186mg/dl、トリグリセリド70mg/dl、総ビリルビン0.7mg/dl、AST 20IU/l、ALT12IU/l、ALP 273IU/l(基準115~359)、γ-GTP 25IU/l(基準8~50)、CK 28IU/l(基準30~140)、Na 131mEq/l、K 3.2mEq/l、Cl 97mEq/l。
[正答]
※国試ナビ4※ [107B051]←[国試_107]→[107B053]
[★]
- 次の文を読み、43、44の問いに答えよ。
- 44歳の男性。右下腹部の痛みと嘔吐とで来院した。
- 現病歴 : 昨日海水浴を楽しんで帰宅した。今朝4時ころ突然、腹痛で目覚めた。痛みは右側腹部から右下腹部まで拡がり、右陰嚢部にも放散した。嘔気を我慢できず、透明な胃液を少量嘔吐した。吐血や黒色便は認めず、心窩部痛もない。
- 既往歴 :30歳から高尿酸血症を指摘されているが、治療歴はない。
- 現症 : 意識は清明。身長165cm、体重78kg。体温37.1℃。脈拍76/分、整。血圧146/90mmHg。腹部は平坦で、肝・脾は触知しない。外陰部は正常で、陰嚢内容に触診上異常所見はない。
- 検査所見:尿所見:蛋白(-)、糖(-)、潜血2+。血液所見:赤血球560万、Hb 15g/dl、Ht48%、白血球9,500、血小板35万、プロトロンビン時間(PT)●2秒(基準10~14)。血清生化学所見:総蛋白7.8g/dl、アルブミン5.2g/dl、尿素窒素20mg/dl、クレアチニン1.2mg/dl、尿酸7.5mg/dl、総ビリルビン0.6mg/dl、AST(GOT)18単位(基準40以下)、ALT(GPT)16単位(基準35以下)、LDH320単位(基準176~353)、Na135mEq/l、K4.2mEq/l、Cl101mEq/l。腹部エックス線単純写真を以下に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [096F043]←[国試_096]→[096F045]
[★]
- 次の文を読み、67~69の問いに答えよ。
- 76歳の男性。意識障害のため搬入された。
- 現病歴:1週前から食事摂取が不十分となり、隣人が心配して時々様子を見回っていた。本日、自宅で失禁状態で倒れているところを発見された。
- 既往歴 : 特記すべきことはない。
- 生活歴: 3年前に妻に先立たれ、一人暮らし。食事摂取は不規則で、麺類のみの食事のことが多い。日本酒3~5合を毎晩飲んでいる。
- 現症:意識は昏睡。体温34.4℃。呼吸数16/分。脈拍112/分、整。血圧104/60mmHg。皮膚は乾燥しており、前胸部にくも状血管腫を認める。顔面と下腿とに浮腫を認める。瞳孔は正円同大で対光反射は遅延している。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、右肋骨弓下に肝を5cm触知する。
- 検査所見:血液所見:赤血球314万、Hb10.2g/dl、白血球6,700、血小板9万。血液生化学所見:随時血糖102mg/dl、HbAaC5.2%(基準4.3~5.8)、総蛋白5.4g/dl、アルブミン、2.2g/dl、尿素窒素26.0mg/dl、クレアチニン1.0mg/dl、総ビリルビン2.0mg/dl、直接ビリルビン1.6mg/dl、AST162IU/l、ALT120IU/l、Na136mEq/l、K3.5mEq/l。胸部エックス線写真で心胸郭比60%。
[正答]
※国試ナビ4※ [102E068]←[国試_102]→[102F001]
[★]
- 32歳の男性。上腹部痛のため搬入された。2か月前の腹部超音波検査を含む健康診断で左腎嚢胞以外に異常はなかった。夕食後約2時間で、徐々に悪化する上腹部痛を自覚し、耐え難い痛みとなったため救急車を要請した。飲酒は日本酒3合/日を10年間。意識は清明。身長172cm、体重78kg。体温37.6℃。脈拍104/分、整。血圧132/74mmHg。SpO2 98%(room air)。腹部は平坦、心窩部に圧痛を認める。肝・脾を触知しない。血液所見:赤血球469万、Hb 14.9g/dl、Ht45%、白血球16,300(桿状核好中球8%、分葉核好中球64%、好酸球2%、単球2%、リンパ球24%)、血小板21万。血液生化学所見:血糖120mg/dl、アルブミン3.9g/dl、尿素窒素12mg/dl、クレアチニン0.5mg/dl、総ビリルビン0.9mg/dl、AST 28IU/l、ALT 16IU/l、LD 925IU/l(基準176~353)、ALP 312IU/l(基準115~359)、γ-GTP 56IU/l(基準8~50)、アミラーゼ1,934IU/l(基準37~160)、Na 136mEq/l、K4.4mEq/l、Cl 100mEq/l、Ca 7.4mg/dl、CA19-9 12U/ml(基準37以下)。CRP 11mg/dl。動脈血ガス分析(room air):pH 7.34、PaCO2 29Torr、PaO2 98Torr、HCO3 -15mEq/l。絶食とし、輸液を開始した。腹部造影CT(別冊No.16)を別に示す。
- 次の対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107D034]←[国試_107]→[107D036]
[★]
- 50歳の男性。食事の際の胸につかえる感じを主訴に来院した。数年前から急いで食事をすると胸のつかえ感が出現するため、食習慣に注意していたが症状はゆっくり進行し、最近では嘔吐することもあった。体重は最近1年間で5kg減少した。腹部は平坦、軟で、圧痛を認めない。上部消化管内視鏡検査では食道の拡張、食道内の食物残渣および胃粘膜の軽度萎縮を認める。上部消化管造影写真(別冊No.12A)と次に行った食道内圧検査の結果(別冊No.12B①~⑤)とを別に示す。
- 嚥下時の食道内圧検査所見のうち、確定診断の根拠となったのはどれか。2つ選べ
- a ①の収縮圧が低い。
- b ②~④で同時に収縮している。
- c ②~④で第2の弱い収縮を認める。
- d ③の収縮圧が低い。
- e ⑤の圧が下がらない。
[正答]
※国試ナビ4※ [105G053]←[国試_105]→[105G055]
[★]
- 次の文を読み、41、42の問いに答えよ。
- 65歳の男性。吐血のため救急車で来院した。
- 現病歴 : 2日前から風邪気味で感冒薬を服用していた。今朝、突然嘔気があり洗面器一杯の新鮮血液を吐血した。
- 既往歴 : 25年前に胃切除術の際に輸血を受けた。数年前から肝硬変を指摘されていた。
- 現症 : 身長165cm、体重61kg。体温36.6℃。脈拍120/分、微弱、整。血圧72/40mmHg。皮膚は蒼白で頚部にクモ状血管腫がみられる。眼瞼結膜に著明な貧血を認め、眼球結膜に黄疸を認める。胸部所見では心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は軽度膨隆し、肝・脾は触知しない。
[正答]
※国試ナビ4※ [096F040]←[国試_096]→[096F042]
[★]
- 32歳の男性。突然の吐血のため救急車で来院した。1年前から胃潰瘍と診断され内服薬を服用していたが、症状がないので10日前から自己判断で中止していた。意識は清明。脈拍104/分、整。血圧110/72mmHg。尿所見:蛋白(-)、糖(-)。血液所見;赤血球378万、Hb10.8g/dl、Ht32%、白血球6,200、血小板32万。血清生化学所見:総蛋白6.5g/dl、アルブミン4.2g/dl、尿素窒素25 mg/dl、クレアチニン0.9mg/dl、AST32単位(基準40以下)、ALT28単位(基準35以下)、アルカリホスファターゼ230単位(基準260以下)、Na 138 mEq/、K4.2mEq/l、C1 102 mEq/l。
- 最も有用な検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [098F020]←[国試_098]→[098F022]
[★]
- 28歳の男性。交通事故を起こし救急車で搬入された。30分前、車を運転中に前の車に追突し、ハンドルで上腹部を打撲した。意識は清明。呼吸数18/分。脈拍120/分、整。血圧110/78mmHg。右上腹部に軽度の圧痛を認めるが反跳痛はない。血液所見:赤血球312万、Hb11.2g/dl、Ht34%、白血球8,900。血清生化学所見:AST82単位、ALT78単位、LDH410単位(基準176~353)、ALP280単位(基準260以下)、アミラーゼ90単位(基準37~160)。腹部造影CTを以下に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [100A033]←[国試_100]→[100A035]
[★]
- 65歳の男性。飲酒後の悪心と上腹部痛とを主訴に来院した。身長 165cm、体重 90kg。体温 37.5℃。脈拍 112/分、整。血圧 108/60mmHg。腹部は平坦で、上腹部に圧痛を認める。尿所見:蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)。血液生化学所見:総ビリルビン 0.8mg/dL、AST 35U/L、ALT 30U/L、アミラーゼ 2,540U/L(基準 37~160)、尿素窒素 19mg/dL、クレアチニン 0.9mg/dL。腹部超音波検査を行ったが、消化管ガスのため上腹部の観察は困難であった。
- 次に行うべき検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [112D050]←[国試_112]→[112D052]
[★]
- 25歳の男性。吐血を主訴に来院した。友人と酒を飲み、トイレで嘔吐した。最初の吐物は食物残渣であったが、2、3回嘔吐を繰り返すうちに血液を嘔吐した。便器が赤くなるほどの量だったので驚いて受診した。体温36.2℃。脈拍88/分。血圧128/72mmHg。眼瞼結膜に異常を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、圧痛を認めない。腸雑音は軽度亢進している。直腸指診で異常を認めない。
- 診断に最も有用な検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107G054]←[国試_107]→[107G056]
[★]
- 25歳の初妊婦。妊娠26週。最近、全身倦怠感があり来院した。時々息切れもある。また、咳やくしゃみで尿が漏れたり、食後に胸やけと悪心とがある。1か月前の妊婦健康診査までは異常を指摘されなかった。脈拍96/分、整。血圧88/66mmHg。血液所見:Hb 10.2g/dl、白血球11,000、血小板16万。血清生化学所見:尿素窒素4mg/dl、クレアチニン0.3mg/dl、総コレステロール280mg/dl、AST(GOT)30単位(基準40以下)、ALT(GPT)25単位(基準35以下)。この妊婦への対応で適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [096I011]←[国試_096]→[096I013]
[★]
- 39歳の男性。2日前から咽頭痛と発熱とが出現し、昨夜から呼吸困難、嚥下痛および嚥下困難が増強したため、明け方に救急外来を受診した。独歩できるが、喘鳴が強く、呼吸回数も多い,扁桃は軽度の発赤のみで腫脹や白苔付着はない。喉頭部で強い狭窄音を聴取するが、その他の聴診所見で異常を認めない。頚部の腫脹はなく、触診で腫瘤を触れない。この患者でまず行うべき検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [095G016]←[国試_095]→[095G018]
[★]
- 日齢5の新生児。昨日から胆汁性の嘔吐を認める。在胎40週、出生体重2,960g。胎便排泄が認められなかったため、24時間後にグリセリン浣腸を行ったところ暗緑色の胎便が勢いよく噴出した。その後に移行使の排泄がなく次第に腹部が膨隆してきた。腹部エックス線単純写真臥位像を以下に示す。診断に有用なのはどれか。
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
※国試ナビ4※ [099G024]←[国試_099]→[099G026]
[★]
- 生後4日の新生児。在胎40週、 2,960gで出生した。生後24時間は胎便排泄がなかったため、グリセリン浣腸を行ったところ、暗緑色の胎便が排出された。その後、移行便の排泄がなく、次第に腹部が膨隆してきた。昨日から胆汁性の嘔吐を認めるようになった。腹部エックス線写真(別冊No. 24)を別に示す。
- 診断に有用なのはどれか。 2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [106D054]←[国試_106]→[106D056]
[★]
- 75歳の女性。3か月前から食欲不振と腹部膨満とがあり、最近増悪してきたので来院した。3年前に進行胃癌の手術を受けた。この3か月で体重が5kg減少した。上腹部痛はない。全身のやせが著明で腹部は膨隆している。眼瞼結膜は貧血様、頚部にリンパ節は触知しない。腹部に波動を認める。血液所見:赤血球320万、Hb 9.5g/dl、白血球7,200、血小板46万。
- 現在の病態把握に最も有用なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [096D031]←[国試_096]→[096D033]
[★]
- 42歳の男性。大量飲酒し3時間後に激しい上腹部痛と嘔吐とをきたしたため来院した。血液所見:赤血球450万、白血球13,000、血小板18万。血清生化学所見:尿素窒素15mg/dl、クレアチニン0.9mg/dl、総ビリルビン0.7mg/dl、AST42単位、ALT25単位、アルカリホスファターゼ230単位(基準260以下)、γ-GTP82単位(基準8~50)、アミラーゼ1,060単位(基準37~160)。診断に最も有用なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [099A028]←[国試_099]→[099A030]
[★]
- 35歳の男性。夕食後に悪心があり、上腹部痛が出現してきたため来院した。身長165cm、体重90Kg、腹部は平坦で上腹部に圧痛を認める。尿所見:淡白(-)、糖(-)。血清生化学所見:総ビリルビン0.8mg/dl、AST35単位(基準40以下)、ALT30単位(基準35以下)、アミラーゼ2,540単位(基準37~160)。
- 病変の広がりを知るのにもっとも有用なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [098F016]←[国試_098]→[098F018]
[★]
- 生後5日の新生児。38週5日、体重3,200gで出生した。出生直後から腹部膨満に気付かれていたが、その後も症状が持続するため搬入された。腹部の写真(別冊No.3A)と腹部エックス線写真(別冊No.3B)とを別に示す。
- 確定診断に必要なのはどれか。 2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [104A020]←[国試_104]→[104A022]
[★]
- 52歳の男性。健康診断の腹部超音波検査で膵体部に3cmの不整形で充実性低エコーの腫瘤を指摘され、精査のため来院した。自覚症状はない。腹部は平坦で圧痛はなく、腫瘤は触知しない。免疫学所見:CEA17ng/ml(基準5以下)、CA19-9 366U/ml(基準37以下)。確定診断に有用なのはどれか。
- a. (1)(2)(3)
- b. (1)(2)(5)
- c. (1)(4)(5)
- d. (2)(3)(4)
- e. (3)(4)(5)
[正答]
※国試ナビ4※ [096A030]←[国試_096]→[096A032]
[★]
- 出生直後の新生児。胆汁性嘔吐があり診察を依頼された。啼泣が弱く、筋緊張の低下を認める。上腹部に軽度の膨隆を認める。顔貌の写真(別冊No.6A)と胸腹部立位エックス線写真(別冊No.6B)とを別に示す。
- まず行うのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [104E042]←[国試_104]→[104E044]
[★]
[★]
上部消化管造影 upper gatrointestinal series
[★]
- 英
- upper GI series
- 関
- 上部消化管造影 上部消化管X線撮影、上部消化管造影法
- 消化管穿孔では禁忌。造影剤にバリウムを用いた場合には
[★]
- 英
- upper GI series
- 関
- 上部消化管造影、上部消化管X線撮影
[★]
- 英
- gastrointestinal tract, GI tract
- 英
- alimentary tract
- 関
- 消化器系
- 以下の総称:食道、胃、小腸、大腸
消化管の構造
運動
- 蠕動運動:食塊を肛門側に1cm/sで送り出す:胃・食道・小腸・近位結腸・遠位結腸・直腸
- 分節運動:分節を作ってくびれて食塊を混和:小腸・近位結腸
- 振子運動:縦走筋の収縮により腸管を縦方向に収縮させる:小腸・近位結腸・(遠位結腸・直腸)
[★]
- 英
- contrast examination ofalimentary tract, contrast examination of gastrointestinal tract
- 関
- 上部消化管造影検査
[★]
- 英
- imaging
- 関
- イメージング、画像処理、画像診断、造影法、画像法
[★]
- 英
- upper gastrointestinal tract, upper GI tract
[★]
- 英
- upper part、upper