- 英
- epidural anesthesia, peridural anesthesia, extradural anesthesia
- 同
- 硬麻
- 関
- 脊髄くも膜下麻酔、局所麻酔
用途
- 手術のための麻酔
- 術後疼痛管理:胆嚢摘出術ではT7あたりの硬膜外にカテーテルを留置。
合併症
- 血圧低下、徐脈
- 硬膜穿刺、くも膜下腔注入、カテーテルの血管内迷入、カテーテルの抜去困難
- 局所麻酔中毒
- 神経損傷、硬膜外血腫
- 硬膜外感染、硬膜外膿瘍
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硬膜外麻酔(こうまくがいますい、英: epidural anesthesia、epidural)とは、局所麻酔の一つ。
目次
- 1 適応
- 2 部位
- 3 薬剤
- 4 方法
- 5 参考文献
- 6 関連項目
- 7 外部リンク
適応
部位
薬剤
方法
参考文献
関連項目
外部リンク
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 抗精神病薬長期服用患者の硬膜外併用全身麻酔中に低血圧,心停止を生じた1症例
- 硬膜外麻酔・脊髄くも膜下麻酔に必要な器具(4種類) (特集 術前~術後の取り扱いが一目瞭然! 麻酔に使用するモニター・器具48種類パーフェクトポイント)
- 宮下 真由美
- OPE nursing : The Japanese journal of operating room nursing 27(9), 967-972, 2012-09
- NAID 40019395008
Related Links
- 硬膜外麻酔(こうまくがいますい):下半身麻酔. 最近の麻酔の中 ... 一方、今お話してい ます、硬膜外麻酔は、硬膜を破る一歩手前で針先を止め(熟練を要します。)硬膜外腔( こうまくがいくう)という脂肪で満たされた部分に局所麻酔薬を注入します。 脊椎麻酔は、 ...
- 硬膜外麻酔は,手術中の痛みを取り手術を可能にし,また持続して麻酔薬を注入する ことにより術後の痛みをやわらげるために行います。脊椎(背骨)の中にある脊髄の側 まで針を刺し,その中にカテーテル(細いチューブ)を通し,脊髄を包んでいる硬膜の外側 ( ...
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[★]
- 次の文を読み、 56~ 58の問いに答えよ。
- 60歳の男性。オートバイで転倒したため搬入された。
- 現病歴: 2時間前、オートバイで走行中に転倒し大腿部を挟まれた。
- 既往歴:特記すべきことはない。
- 現症:意識レベルは JCSI-3。身長 160 cm、体重 60 kg。体温 35.5℃。脈拍 120/分、整。血圧 80/50 mmHg。呼吸数 24/分。 SpO2 98% (リザーバー付マスク 10 l/分酸素投与下 )。表情は苦悶様で左大腿部の痛みを訴えている。顔面は蒼白で、皮膚は冷たく湿潤している。心音と呼吸音とに異常を認めない。左大腿部に挫滅創と活動性外出血とを認め、骨が露出している。濃い尿を少量認める。
- 検査所見:尿所見:比重 1.030、蛋白 (-)、糖 (-)。血液所見:赤血球 250万、Hb 7.0 g/dl、Ht 21%、白血球 13,000(桿状核好中球 6%、分葉核好中球 70%、単球 4%、リンパ球 20% )、血小板 4.5万、 PT 20秒 (基準 10~14)、 APTT 50秒 (基準対照 32.2)。血液生化学所見:総蛋白 5.0 g/dl、アルブミン 3.0 g/dl、尿素窒素20 mg/dl、クレアチニン 0.9 mg/dl、血糖 120 mg/dl、Na 145 mEq/l、K 5.0 mEq/l、Cl 109 mEq/l。下肢エックス線写真で左大腿骨骨折と左脛骨骨折とを認める。胸部エックス線写真と全身 CTで下肢を除いて異常を認めない。左大腿骨開放骨折に対し、赤血球濃厚液、新鮮凍結血漿および濃厚血小板を準備し、止血、デブリドマン及び骨整復固定術が予定された。急速輸液を行った。
- 最も適切な麻酔法はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [108B056]←[国試_108]→[108B058]
[★]
- 次の文を読み、66-68の問いに答えよ。
- 73歳の男性。腹痛を主訴に来院した。
- 現病歴 1週間便が出ていない。2日前に腹痛を自覚したが我慢していた。昨日から尿が出ていない。今朝、家族に伴われて受診した。
- 既往歴 60歳から高血圧症で内服治療中。昨年の人間ドックで便潜血反応陽性のため、精査が必要といわれたが、受診しなかった。
- 現症 意識レベルはJCS I-1。身長160cm、体重60kg。体温38.5℃。呼吸数24/分。脈拍112/分、整。血圧72/42mmHg。表情は苦悶様で、腹部全体に痛みを訴えている。心音に異常を認めない。腹部は膨隆し、板状硬であり、反跳痛を認める。腸雑音を聴取しない。皮膚は暖かい。
- 検査所見 血液所見:赤血球 350万、Hb 9.0g/dl、Ht27%、白血球 15,000(好中球83%、好酸球1%、好塩基球1%、単球2%、リンパ球13%)、血小板 5.2万。血液生化学所見:血糖90mg/dl、HbA1c5.0%(基準4.3-5.8)、総蛋白6.0g/dl、アルブミン4.0g/dl、尿素窒素30mg/dl、クレアチニン1.0mg/dl、尿酸5.0mg/dL、Na 145mEq/l、K 4.0mEq/l、Cl 100mEq/l。免疫学所見: CRP 10.0mg/dl、CEA 20 ng/ml(基準5以下)。
[正答]
※国試ナビ4※ [105E066]←[国試_105]→[105E068]
[★]
- 43歳の男性。右の側腹部痛を主訴に来院した。今朝、明け方に急に右の側腹部から鼠径部へかけて強い痛みが間欠的に起こり、救急外来を受診した。肉眼的に血尿を認め、嘔吐を1回した。尿所見:蛋白1+、糖(-)、潜血3-と、沈さに赤血球多数/1視野、白血球10~20/1視野。血液所見:赤血球525万、Hb14.6g/dl、Ht43%、白血球9,100、血小板34万。血液生化学所見:総蛋白7.6g/dl、アルブミン4.5g/dl、尿素窒素29.0mg/dl、クレアチニン1.3mg/dl、尿酸7.3mg/dl、総コレステロール244mg/dl、トリグリセライド154mg/dl、総ビリルビン0.3mg/dl、AST 24IU/I、ALT 17IU/l、LDH 264lU/l(基準176~353)、ALP 201IU/l(基準260以下)、Na 142mEq/l、K 4.5mEq/l、Cl 1O6mEq/l。
- 対応として適切なのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [102D054]←[国試_102]→[102D056]
[★]
- (1) 大量の麻酔薬の注入が必要である
- (2) 頭痛の発生頻度が高い
- (3) 血圧低下を来しやすい
- (4) 麻酔効果の発現に長時間を要する
- (5) 術後の鎮痛にも使用できる
- a. (1)(2)(3)
- b. (1)(2)(5)
- c. (1)(4)(5)
- d. (2)(3)(4)
- e. (3)(4)(5)
[★]
- (1) 麻酔効果発現が早い。
- (2) 麻酔効果が確実である
- (3) 麻酔域の調節が容易である。
- (4) 呼吸機能の抑制が少ない
- (5) 局所麻酔中毒が起こりにくい
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[★]
- 英
- local anesthesia, regional anesthesia
- 関
- 全身麻酔、浸潤麻酔、局所麻酔薬、局所麻酔薬中毒
局所麻酔の様式
- SPC.171
[★]
- 英
- spinal subarachnoid anesthesia
- 同
- 脊椎麻酔 spinal anesthesia、脊麻、腰椎麻酔 lumbar anesthesia lumbar spinal anesthesia、くも膜下麻酔 subarachnoid anesthesia
- 関
- クモ膜下ブロック くも膜下ブロック。硬膜外麻酔
- 誤用
- 脊椎クモ膜下麻酔 ← 脊椎にくも膜下はない
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薬剤
合併症
- 血圧低下、呼吸抑制、頭痛
- 穿刺部位によって、CN III/IV/VI麻痺、馬尾症候群を呈しうる。
禁忌
- ショック時、脱水、心筋梗塞、穿刺部位の炎症、脳脊髄疾患、出血性素因
国試
[★]
- 英
- loss of resistance method
- 関
- ハンギングドロップ法、硬膜外麻酔
[★]
硬膜外麻酔
- 関
- epidural anesthesia
[★]
- 英
- lumbar epidural anesthesia, lumbar peridural anesthesia, lumbar extradural anesthesia
- 関
- 硬膜外麻酔
[★]
- 英
- caudal epidural anesthesia
- 関
- 仙骨麻酔、硬膜外麻酔
[★]
- 英
- anesthesia
- 関
- 麻酔機、術前準備
全身麻酔
1. Semi-rapid induction (成人の場合の基本)
目的別の麻酔方法
- 心臓手術:on-pump CAB, off-pump CAB
- 肺手術:一側肺換気
- 産科麻酔:筋弛緩薬以外は胎盤を通過すると考えて良いと思われる。硬膜外麻酔でオピオイドを投与するのは分娩後。
参考
- 1. 研修医用のマニュアル - 神戸大学大学院医学系研究科 外科系講座 麻酔科学分野
- http://www.med.kobe-u.ac.jp/anes/manual.html
- 2. 麻酔科レジデントマニュアル 麻酔応用編 筑波大学附属病院麻酔科 2011 年ver.1.4
- http://www.md.tsukuba.ac.jp/clinical-med/anesthesiology/tsukuba_new_anesthesiology/pdf/manual3advanced110325.pdf
[★]
- 英
- dura mater
- ラ
- dura pachymeninx
- 関
- 脳硬膜、脊髄硬膜、髄膜
神経
[★]
- 英
- epidural、extradural、extradurally