- 英
- neurosyphilis, neurolues
- 関
- 梅毒
病型と症状
- 髄膜血管性:髄膜炎症状に基づく:
- 脊髄癆:脊髄の後根・後索障害に基づく:
- 進行麻痺:前頭葉・側頭葉の慢性髄膜炎に基づく:人格変化、知能変化、言語蹉跌。前頭葉・側頭葉の萎縮。
国試
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Japanese Journal
- 神経梅毒を併発した悪性梅毒の1例 (特集 細菌・抗酸菌・スピロヘータ感染症)
- 臨床報告 左眼視神経炎を契機に早期神経梅毒と診断された高齢者の1例
- 病初期にアルツハイマー病類似の症候を呈した神経梅毒の1例
Related Links
- 神経梅毒。神経梅毒とはどんな病気か 神経梅毒は梅毒スピロヘータ(トレポネーマ・パリドム)に感染後、数年から数十年経過して生じるさまざまな神経症状の総称です。先進国ではペニシリンを主とした抗生剤の進歩とともに比較 gooヘルス ...
- 2 )神経梅毒(変性梅毒);[中枢神経への移行] A)無症状期:(~2 年)脳脊髄液中の白血球数、タンパクレベル上昇などのCSF異常のみの時期。 B)急性梅毒髄膜炎:(~2 年)頭痛、錯乱 C)上部神経麻痺:(~2 年)顔面 ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 39歳の男性。同性愛者。頭痛を主訴に来院した。 2週前から微熱と全身倦怠感とを自覚していた。 2日前から頭重感を伴うようになった。昨日から持続的な頭痛が加わり、次第に増悪してきたため受診した。これまでの経過で嘔吐したことはないという。意識レベルはJCS I-1。体温37.6℃。脈拍92/分、整。血圧162/70mmHg。呼吸数21/分。 SpO2 96%(room air)。口腔内に白苔を認める。 Kernig徴侯は陽性である。
- 血液所見:赤血球400万、 Hb13.2g/dl、 Ht41%、白血球6,200、血小板11万。
- 免疫学所見: CRP8.2mg/dl。 HIV抗体陽性。脳脊髄液所見:外観は水様、初圧200mmH20(基準70-170)、細胞数42/mm3(すべて単核球:基準0-2)、蛋白55mg/dl(基準15-45)、糖40mg/dl(基準50-75)。脳脊髄液の墨汁染色標本(別冊No. 2)を別に示す。
- 診断として考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106A021]←[国試_106]→[106A023]
[★]
- 60歳の男性。2年前から時々、両下肢の所々に電気の走るような鋭い痛みが起こるようになり、その都度、鎮痛薬を服用した。昨年から夜道を歩くと足がふらつくようになった。細菌、痛みが増強し、昼間でも足がふらつくので来院した。瞳孔は左右不同、不正円形で、対光反射は消失し、輻輳反応は保たれている。四肢に麻痺はないが、筋緊張が軽度に低下している。指鼻試験は良好で、踵膝試験は拙劣であるが、注視下では改善する。腱反射は上肢で減弱、下肢で消失し、Babinski徴候は陰性である。温度・痛覚・触覚および振動覚が下肢末梢で低下し、睾丸把握痛が消失している。
[正答]
[★]
- 52歳の男性。物忘れがひどくなったことを主訴に妻に伴われて来院した。意識は清明。上機嫌で話し始めるが怒りっぽい。発語は不明瞭で音省略、音重複、語順序転倒および語脱落が混じる。瞳孔は左右不同で不正円である。対光反射は両側で欠如している。輻湊反射は正常である。両側上下肢の腱反射は軽度亢進し、手指に振戦を認める。歩行は正常で、深部感覚の異常は認めない。血清梅毒反応陽性。
- この患者にみられるのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [102A024]←[国試_102]→[102A026]
[★]
- 52歳の男性。半年ほど前から元気がなくなってきた。今まで周囲に配慮をし、礼儀正しい人であったが、自己中心的な振る舞いや無礼な行動が増えてきた。
- 考えられるのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [101A002]←[国試_101]→[101A004]
[★]
- 英
- dementia
- 同
- 痴呆、痴呆症、器質痴呆 organic dementia
- 関
- amyotrophic lateral sclerosis、ハチンスキー虚血スコア
定義
- いったん正常に発達した知的機能が持続的に低下し、複数の認知障害があるために社会生活に支障をきたすようになった状態。(参考1)
- 1. 知的機能が脳の器質性障害によって低下
- 2. 認知機能が選択的に障害された状態(PSY.312)
- 3. 記憶と判断力の障害を基本とする症候群(PSY.312)
認知症の概念
- 1. 記憶障害
- 2. 記憶以外の認知機能の障害
- 3. それらによる日常生活や職業生活の障害
- 4. 意識障害によらないこと
認知症と区別すべき病態
など
認知症の分類
-
-
- ピック病:行動の障害、人格変化。Pick球やPick細胞が存在
原因疾患
原因
- KPS.369
認知症症状
1. 中核症状
- 記憶障害:初期には記銘力、短期記憶から障害される。早期:エピソード記憶 → 重症:意味記憶
- 判断力低下
- 見当識障害
- 言語障害(失語)
- 失行
- 失認
2. 周辺症状
認知症と老化現象との違い
- 老化現象
- 体験の一部を忘れる ← ヒントを与えられると思い出せる
- 名前や日付などをとっさに思い出せる
- 日常生活に支障はない
- 物忘れに対して自覚がある
- 体験した全てを忘れる。最近の記憶がない ← ヒントを与えられてても思い出せない
- 時間や自分のいる場所が分からない
- 日常生活を営むことが困難
- 物忘れに対して自覚がない
検査
診断
|
アルツハイマー病
|
脳血管性認知症
|
ピック病
|
認知症
|
全般的認知症
|
まだら認知症
|
アルツハイマー病に類似。 早期には人格、注意力が障害され、 次第に記憶力も障害される。
|
人格
|
晩期に人格障害
|
保たれる
|
早期に人格障害
|
病識
|
なし(初期にはあり)
|
あり
|
なし
|
経過
|
進行性
|
動揺性、階段状に進行性
|
進行性
|
基礎疾患
|
特になし
|
高血圧、糖尿病、心疾患
|
特になし
|
画像検査
|
対称性の脳溝開大
|
脳実質内に脳梗塞巣
|
側頭葉と前頭葉の萎縮
|
機能画像検査
|
側頭葉、頭頂葉での代謝低下
|
前頭葉を中心とした多発性の脳代謝低下
|
前頭葉、側頭葉での代謝低下
|
treatable dementia
- 治療可能な認知症を診断しておく。根本的な治療が可能で、認知機能は可逆的である。
- → 治療できる認知症
治療
認知症高齢者を対象とした事業・施設
国試
[★]
- 英
- schizophrenia like symptoms
-
[★]
- 英
- Argyll-Robertson pupil, Argyll Robertson pupil
- 同
- アーガイルロバートソン瞳孔 Argyll-Robertson瞳孔、反射性瞳孔強直 ridigitas pupillae reflectoria、アーガイル・ロバートソン徴候 Argyll-Robertson徴候
- 関
- 梅毒、神経梅毒、瞳孔。対光近見反射解離
対光反射 × 、 輻輳反射 ○ 、 縮瞳
概念
- 神経梅毒による瞳孔調節異常として報告された。以下のような眼徴候を呈する。
眼徴候
- 1. 直接対光反応・間接対光反応の欠如
- 2. 迅速な輻湊反応
- 3. 縮瞳
病因
- 中脳を障害するような疾患 (BET.206)。中脳視蓋前域から動眼神経自律神経核の末梢までの障害(医学事典)。
対光反射
- 網膜 → 視神経 → 視交叉 → 視索 → 上丘腕 → 視索前域 → E-W核 → 動眼神経 → 毛様体神経節 →
近見反射
- 後頭葉視覚中枢 → 前頭葉眼領域 → 内包 → 脳脚 → 中脳 → E-W核 → 動眼神経 → 毛様体神経節 →
<youtube>http://www.youtube.com/watch?v=C6vm7LOFrmI</youtube>
[★]
- 英
- treatable dementia
- 同
- 治療可能な認知症
- 関
- 認知症
[★]
- 英
- syllable stumbling
- ラ
- pararthria syllabaris
- 関
- 断続性発語
- 神経梅毒(進行麻痺)などでみられる。
- 音省略、音調縮、語順序転倒、語脱落などの症状を呈する。
[★]
- 英
- symptomatic neurosyphilis
- 関
- 神経梅毒、無症候性神経梅毒、進行麻痺、中枢神経系梅毒、全身麻痺
[★]
- 英
- asymptomatic neurosyphilis
- 関
- 神経梅毒、進行麻痺、中枢神経系梅毒、症候性神経梅毒、全身麻痺
[★]
- 英
- CNS syphilis
- 関
- 中枢神経系梅毒、CNS梅毒
[★]
- 英
- syphilis
- 関
- ワッセルマン反応
- first aid step1 2006 p.145,163,173
定義
症状
検査
-
- 感度 :一次感染78-85%, 二次感染100%, 潜伏感染95-98%
- 特異度:85-99%
- 2. 1.で陽性であれば梅毒トレポネーマ抗原試験(特異的)
- 感度 :一次感染84%, その他のstageでは100%
- 特異度:96%
[★]
- 英
- nerve
- ラ
- nervus
- 関
- ニューロン
解剖で分類
- 中枢神経 central nervous systen CNS
- 末梢神経 peripheral nervous system PNS
情報で分類
- 感覚神経 sensory nerve = 求心性線維 afferent nerve
- 運動神経 motor nerve = 遠心性線維 efferent nerve
機能で分類
- 体性神経 somatic nervous system SNS
- 自律神経 autonomic nervous system ANS
[★]
- 英
- toxin、poison、poison
- 関
- 毒素、毒物、毒を入れる、トキシン