- 英
- oxygen
- 関
- 空気、酸素療法
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%BA%E6%B0%97
麻酔科
- 参考1
|
酸素
|
笑気
|
空気
|
二酸化炭素
|
医療ガス配管
|
緑
|
青
|
黄
|
橙
|
ガスボンベの色(日本)
|
|
|
|
緑
|
ピンインデックス
|
・ ・
|
・
・
|
・
・ ・
|
・ ・
|
ピン
|
2
|
2
|
3
|
2
|
角度(時計回り)
|
180
|
135
|
120
|
-90
|
参考
- http://www.eonet.ne.jp/~hidarite/me2/anzenkanri05.html
UpToDate Contents
- 全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- 疾病事例 ワゴン車でドライアイス運搬中の酸素欠乏症
- イネ科作物の過湿環境への応答を制御する分子機構 (水田転作圃場における湿害対策)
- がん幹細胞を標的とした治療戦略 (特集 消化器がん診療の最前線 : 適切な診療を行うためのエッセンス)
- 大学女子サッカー選手の練習試合における脱水が好中球機能に及ぼす影響
- 福井 真司,梅田 孝,沢田 かほり,高橋 一平,浜野 学,三宅 良輔,小山田 和行,椿原 徹也,田中 充洋,須田 芳正,中路 重之
- 弘前醫學 65(2/3/4), 182-189, 2014-09-30
- NAID 110009838269
Related Links
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 - 酸素の用語解説 - 元素記号O,原子番号8,原子量 15.9994 ,周期表 16族酸素族に属する。2価の陰イオンをつくりやすい。通常単体は二原子分子 O2 として存在するが,同素体としてオゾン O3 が ...
- 酸素濃縮器・酸素カプセルのレンタル販売。ペット用から家庭用、業務用まで酸素関連商品を通じて皆様の生活をサポートしていきたいと考えております。
- 在宅酸素療法(HOT)の総合サイトです。患者のみなさま、医療従事者の方々に在宅酸素療法に関する様々な情報をご提供します。 ... ・2月20日 医療従事者向け情報に「Focus / FreeStyle」および 「Eclipse / eQuinox」のカタログを追加 ...
Related Pictures
Japan Pharmaceutical Reference
販売名
液化酸素
組成
効能または効果
- 気化設備を用いて気化し、日本薬局方酸素として使用する。
- 酸素欠乏による諸症状の改善。
- 気化設備を用いて気化し、日本薬局方酸素として使用する。
慎重投与
- 低酸素血症や高炭酸ガス血症の症状のある患者。[高濃度酸素の吸入によって呼吸量低下又は停止、あるいはCO2ナルコーシスをきたす危険になり易い疾患の投与に当たっては動脈血中酸素と炭酸ガスの分圧を監視しつつ、初めは25%濃度から開始して炭酸ガスの体内蓄積を防ぎながら徐々に上昇させるものとし、人工呼吸法の適用も考慮する。また間欠的投与は避けた方がよい。)1)−イ、ロ、ハ、2)
有効成分に関する理化学的知見
分子式
一般名
化学名
分子量
融点
沸点
比重(気体)
性状
- 本品は淡青色の低温液体であり、においはない。本品1Lの重量は温度-183℃ 気圧101.3kPaにおいて1.14kgである。本品は支燃性である。本品をガス状にしたものは日本薬局方酸素に適合する。
★リンクテーブル★
[★]
- 58歳の女性。血痰を主訴に来院した。
- 現病歴:数年前から咳嗽、喀痰および労作時呼吸困難を自覚していたが、喫煙習慣が原因と自己判断し受診はしていなかった。数日前から喀痰に鮮血が混じるようになったため受診した。
- 既往歴:20歳時に交通事故による右膝蓋骨骨折の手術を受けた。
- 生活歴:喫煙は20歳から55歳まで40本/日。飲酒は機会飲酒。
- 家族歴:特記すべきことはない。
- 現症:身長 153cm、体重 52kg。体温 36.2℃。脈拍 80/分、整。血圧 132/74mmHg。呼吸数 16/分。SpO2 97%(room air)。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。右背部にcoarse cracklesを聴取する。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。表在リンパ節を触知しない。
- 検査所見:血液所見:赤血球 350万、Hb 9.8g/dL、Ht 30%、白血球 10,300、血小板 30万。血液生化学所見:AST 19U/L、ALT 15U/L、LD 158U/L(基準 176~353)、γ-GTP 16U/L(基準 8~50)、総ビリルビン 0.4mg/dL、総蛋白 7.2g/dL、アルブミン 3.8g/dL、尿酸 2.9mg/dL、尿素窒素 11mg/dL、クレアチニン 0.5mg/dL、Na 140mEq/L、K 4.0mEq/L、Cl 105mEq/L、Ca 8.9mg/dL、Fe 20μg/dL、TIBC 231μg/dL(基準 290~390)、フェリチン 643ng/mL(基準 20~120)、CEA 4.5ng/mL(基準 5以下)。CRP 1.4mg/dL。画像所見:上肺野肺野条件、中肺野縦隔条件、下肺野肺野条件及び上腹部の造影CT(別冊No. 13A~D)を別に示す。呼吸機能所見:現在と20歳時の膝蓋骨骨折手術前のフローボリューム曲線(別冊No. 13E、F)を別に示す。
- 説明を聞いた患者は家族と相談してからの意思決定を希望し、1週間後の再受診を予定した。その再受診の前日に咳嗽の増加に伴い1回30~50mL程度の喀血を連続して回認めた。翌日の受診時、咳嗽を頻繁に認めるが喀血は認めず、喀痰には赤褐色の血液が付着している。脈拍 104/分、整。血圧 140/88mmHg。呼吸数 12/分。SpO2 96%(room air)。血液所見:赤血球 339万、Hb 9.5g/dL、Ht 29%、白血球 8,900、血小板 29万。
- 対応としてまず行うのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113F078]←[国試_113]→[113F080]
[★]
- 76歳の男性。全身倦怠感と呼吸困難とを主訴に来院した。昨日、引っ越しのために一日中荷物の移動を行った。その後、全身倦怠感を自覚していたが、21時ころに就寝した。午前2時ころ呼吸困難が生じてきたため、しばらく座位で安静にしたという。今朝も全身倦怠感と呼吸困難が改善せず、呼気時の喘鳴も出現してきたため妻とともに受診した。10年前に健康診断で不整脈を指摘されていたが、特に症状がなかったので医療機関を受診していなかった。意識は清明。身長 167cm、体重 66kg。体温 36.2℃。脈拍 84/分、不整。血圧 152/66mmHg。呼吸数 24/分。SpO2 95%(room air)。胸部の聴診ではⅢ音と心尖部に最強点を有するⅢ/Ⅵの汎(全)収縮期雑音を聴取する。両側の胸部でwheezesを聴取する。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。両側の脛骨前面に圧痕を残す浮腫を認める。血液所見:赤血球 459万、Hb 14.1g/dL、Ht 42%、白血球 4,900、血小板 19万。血液生化学所見:総蛋白 7.6g/dL、アルブミン 3.8g/dL、総ビリルビン 1.1mg/dL、直接ビリルビン 0.3mg/dL、AST 52IU/L、ALT 49IU/L、LD 420IU/L(基準 176~353)、ALP 358IU/L(基準 115~359)、γ-GTP 60IU/L(基準8~50)、アミラーゼ 124IU/L(基準 37~160)、脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP)478pg/mL(基準 18.4以下)、尿素窒素 16mg/dL、クレアチニン 1.1mg/dL、Na 141mEq/L、K 4.0mEq/L、Cl 104mEq/L。CRP 1.3mg/dL。心電図(別冊No. 28A)と胸部エックス線写真(別冊No. 28B)とを別に示す。心エコーで左室駆出率 44%であり、高度の僧帽弁逆流と下大静脈の拡大とを認める。
- 初期治療において投与するのはどれか。3つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [110I079]←[国試_110]→[ ]
[★]
- 以下の文を読み、62~64の問いに答えよ。
- 56歳の男性。心窩部痛を主訴に妻に伴われて来院した。
- 現病歴:昨晩、夕食後に心窩部痛と悪心とを自覚した。心窩部痛は次第に増強し、背部痛も伴うようになった。
- 既往歴:30歳代から肝機能障害を指摘されている。
- 生活歴:飲酒は日本酒3合/日を30年間。喫煙は20本/日を36年間。
- 家族歴:父親が胃癌、母親が高血圧。
- 現症:意識はやや混濁。身長168cm、体重58kg。体温37.8℃。呼吸数40/分、脈拍120/分、整。血圧100/56mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部はやや膨隆して、上腹部に圧痛と抵抗とを認める。肝・脾を触知しない。下肢に浮腫を認めない。
- 検査所見: 尿所見:蛋白(-)、糖1+。血液所見:赤血球450万、Hb12.6g/dl、Ht39%、白血球18,800(杆状核好中球61%、分葉核好中球10%、好酸球2%、好塩基球2%、単球5%、リンパ球20%)、血小板6.9万。血液生化学所見:HbA1c7.6%、総蛋白6.0g/dl、アルブミン3.2g/dl、クレアチニン2.8mg/dl、尿酸7.8mg/dl、総コレステロール180mg/dl、トリグリセリド140mg/dl、総ビリルビン1.2mg/dl、直接ビリルビン0.3mg/dl、AST130IU/l、ALT150IU/l、ALP380IU/l(基準115~359)、γ-GTP130IU/l(基準8~50)、アミラーゼ2,400IU/l(基準37~160)、Na142mEq/l、K4.0mEq/l、Cl 112mEq/l、P3.0mg/dl。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air):pH7.41、HCO3- 26mEq/l。免疫学所見:CRP3.2mg/dl、CEA2.5ng//ml(基準5以下)、CA19-918U/ml(基準37以下)、CA125 120U/ml(基準35以下)。
[正答]
B
- a. 胃酸分泌の抑制により膵外分泌液の分泌を抑制する。
※国試ナビ4※ [103G063]←[国試_103]→[103G065]
[★]
- 次の文を読み、7~9の問いに答えよ。
- 46歳の男性。背部に放散する激しい腹痛を主訴に来院した。
- 現病歴 : 昨日の夕方に大量飲酒した。夜半から背部に放散する上腹部痛が出現した。今朝から疼痛がさらに増強し、腹部全体に広がり、冷汗も出現した。
- 既往歴 : 6年前腹部超音波検査で胆石を発見されたが放置している。3年前から高血圧症でカルシウム拮抗薬を投与されている。
- 嗜好 : 32歳時から1日平均約3合の日本酒を毎日飲酒している。
- 現症 : 身長165cm、体重76kg。体温37.8℃。呼吸数34/分。脈拍124/分、整。血圧76/48mmHg。心肺に異常所見はない。腹部では、全体に圧痛を認め、反跳痛も認める。左背部に叩打痛を認める。
- 検査所見 : 尿所見:蛋白1+、糖(-)。血液所見:赤血球391万、Hb12.7g/dl、Ht38%、白血球11,800。血清生化学所見:血糖215mg/dl、総蛋白6.2g/dl、アルブミン3.3 g/dl、尿素窒素50mg/dl、クレアチニン2.0mg/dl、総ビリルビン1.0 mg/dl、GOT62単位(基準40以下)、GPT76単位(基準35以下)、LDH760単位(基準176~353)、アルカリホスファターゼ296単位(基準260以下)、γ-GTP320単位(基準8~50)、アミラーゼ1,560単位(基準37~160)、Na133mEq/l、K5.0mEq/l、Cl 100mEq/l、Ca 7.2mg/dl、CRP 38mg/dl(基準0.3以下)。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air)PO2 60.6 Torr、base excess -5mEq/l。
[正答]
※国試ナビ4※ [095H006]←[国試_095]→[095H008]
[★]
- 次の文を読み、39、40の問いに答えよ。
- 72歳の男性。呼吸困難のため家族に付き添われて来院した。
- 現病歴 : 5年前から肺気腫による慢性呼吸不全で治療中であった。3日前から感冒様症状が出現し、その後呼吸困難が増強し階段の昇降が困難になった。
- 既往歴 : 特記すべきことはない。
- 現症 : 意識は清明。体温37.8℃。呼吸数18/分。脈拍108/分、整。血圧110/80mmHg。下腿浮腫と頚静脈怒張とを認める。
- 検査所見 : 尿所見:蛋白1+、糖(-)。血液所見:赤血球450万、Hb15.2g/dl、Ht43%、白血球10,200。血清生化学所見:総蛋白6.4g/dl、尿素窒素25mg/dl、クレアチニン0.8mg/dl、AF36単位(基準40以下)、ALT32単位(基準35以下)、LDH364単位(基準176~353)、Na140mEq/l、K4.0mEq/l、Cl 102mEq/l。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air):pH7.32、PaO2 54Torr、PaCO2 48Torr。心電図で右室負荷所見を認める。
[正答]
※国試ナビ4※ [097F039]←[国試_097]→[097F041]
[★]
- 次の文を読み、62~64の問いに答えよ。
- 30歳の男性。交通事故のため搬入された。乗用車を運転中、急停止した大型トラックに追突し、腹部をハンドルで強打した。
- 既往歴・家族歴 : 特記すべきことはない。
- 現 症 : 意識は清明。身長173cm、体重68kg。体温37.8℃。呼吸数30/分。脈拍116/分、整。血圧 106/64mmHg。顔面は蒼白。上腹部に圧痛を認める。右前腕に腫脹を認める。
- 検査所見 :血液所見:赤血球350万、Hb11.6g/dl、Ht39%、白血球 10,200、血小板 15万。血液生化学所見:血糖 110mg/dl、総蛋白 6.0g/dl、総ビリルビン0.8mg/dl、AST 23 IU/l、ALT 16 IU/l、LD 252 IU/l(基準176~353)、ALP 230 IU/l(基準115~359)。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air):pH 7.42、PaO2 68 Torr、PaCO2 32 Torr。
[正答]
※国試ナビ4※ [103E061]←[国試_103]→[103E063]
[★]
- 11か月の乳児。チアノーゼ増強と呼吸困難のため搬入された。在胎38週2日、2,850gで出生した。生後1日から心雑音を指摘され、心エコー図でFallot四徴症と診断された。経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)は95%であったため、外来で経過観察していたが、3か月ころから90%となった。6か月ころから激しく泣いた時にチアノーゼ増強と呼吸促迫とを呈する発作が出現した。
[正答]
※国試ナビ4※ [102D021]←[国試_102]→[102D023]
[★]
- 33歳の女性。急性の呼吸困難のため搬入された。3年前に喘息を発症し、近医で治療を受けていた。最近鼻閉がみられるので耳鼻咽喉科を受診したところ鼻ポリープを指摘された。本日歯痛が出現したので、家にある痛み止めを服用したところ重篤な呼吸困難が出現した。入院後直ちに酸素吸入とβ刺激薬投与を行った。
- 次に投与するのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [102F021]←[国試_102]→[102F023]
[★]
- 45歳の男性。動悸を主訴に救急外来を受診した。失神の既往はない。以前から2度にわたる心筋梗塞で入院加療を受けており、最近の心エコー検査による左室駆出率は20%であった。救急外来におけるモニター心電図所見(別冊No.17)を別に示す。
- 処置として適切でないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [105I060]←[国試_105]→[105I062]
[★]
- 22歳の男性。オートバイに乗って40km/時で走行中に、交差点で乗用車と衝突したため搬送中である。救急隊からの報告によると、意識は清明だが、衝突場所から10m離れた場所まで飛ばされており、右の側胸部から右上腹部にかけて強い疼痛を訴えているという。 10分後に到着予定である。
- 初期診療に必要でないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106I066]←[国試_106]→[106I068]
[★]
- 56歳の男性。突然に発症した胸背部痛を主訴に来院した。意識は清明。顔貌は苦悶様で冷汗を伴う。呼吸数26/分。脈拍104/分、整。血圧:右上腕150/82mmHg、左上腕122/70mmHg。経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)92%。胸部造影CTを以下に示す。
- 処置として適切でないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [101G022]←[国試_101]→[101G024]
[★]
- 60歳の男性。意識不明のため搬入された。1時間前、下水道の点検のため同僚とマンホールのふたを開けて内部を確認し、そのまま中に入った。同僚は通行人の誘導のためその場を離れ、20分後に戻ってみると本人の姿が見えず、間もなく下流で発見された。この種の事故防止のために、測定が義務付けられているのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [102I079]←[国試_102]→[103A001]
[★]
- 50歳の男性。シートベルトを装着せずに車を運転し、電柱に正面衝突し搬入された。意識は清明。体温37.8℃。呼吸数30/分。脈拍132/分、整。血圧80/50mmHg。上腹部に圧痛を認める。腹部超音波検査で腹腔内に大量の液体貯留を認める。
- まず投与するのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [104A031]←[国試_104]→[104A033]
[★]
- 42歳の男性。就寝中に出現する前胸部痛を主訴に来院した。日中には自覚症状はない。安静時心電図に異常を認めないが、ホルター心電図では、症状出現時に一致してST上昇を認めた。
- 発作を誘発するのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [100F024]←[国試_100]→[100F026]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [106D019]←[国試_106]→[106D021]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [104I023]←[国試_104]→[104I025]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [105D011]←[国試_105]→[105D013]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [103H011]←[国試_103]→[103H013]
[★]
[★]
- 英
- home oxygen therapy, HOT、(欧米)long-term oxygen therapy LTOT
- 同
- 家庭酸素療法
- 関
- 酸素、酸素療法
概念
- 1985年に医療保険の適用
- HOTを導入されている患者:約10万人(2002年)、約13万人(2008年?)
- 疾患別HOT導入患者数:COPD(約半数) > 肺結核後遺症 > 肺線維症 > 肺癌
目的
- 生命予後改善、運動耐容能の改善、QOLの向上
- 低酸素血症の持続による全身的な臓器障害の予防、生存期間の延長
- 呼吸困難感の軽減や運動耐容能の改善および入院回数の減少 → QOL改善
対象疾患
保険上の適応
- 種々の原因による呼吸不全症例であって(慢性呼吸不全で少なくとも1か月以上病態が安定していること)、(1)もしくは(2)であるもの。
社会保険の適用基準 - 日本呼吸リハビリテーション学会
- 医科点数表記改定点の解釈 平成 26 年 4 月版
対象疾患
- 1: 高度慢性呼吸不全例
- 2: 肺高血圧症
- 3: 慢性心不全
- 4: チアノーゼ型先天性心疾患
高度慢性呼吸不全例の対象患者
- 動脈血酸素分圧(PaO2)が 55 Torr 以下の者、および PaO2 60 Torr 以下で睡眠時または運動負荷時に著しい低酸素血症を来す者であって、医師が在宅酸素療法を必要であると認めた者。適応患者の判定に、パルスオキシメータによる酸素飽和度を用いることは差
し支えない。
慢性心不全の対象患者
- 医師の診断により、NYHA Ⅲ度以上であると認められ、睡眠時のチェーンストークス呼吸がみられ、無呼吸低呼吸指数(1 時間当たりの無呼吸数及び低呼吸数をいう)が 20 以上であることが睡眠ポリグラフィー上で確認されている症例。
チアノーゼ型先天性心疾患について
- チアノーゼ型先天性心疾患に対する在宅酸素療法とは、ファロー四徴症、大血管転位症、三尖弁閉鎖症、総動脈幹症、単心室症などのチアノーゼ型先天性心疾患患者のうち、発作的に低酸素または無酸素状態になる患者について、発作時に在宅で行われる救命的な酸素吸入療法をいう。
装置
- 酸素濃縮装置/酸素濃縮器(膜型・吸着型):空気から酸素を取り出す方式 ← 9割以上の症例で
- 液体酸素:外出の機会の多い活動度の高い症例のみ
- 酸素ボンベ
- その他:(外出用)携帯用酸素ボンベ、(長時間利用できるタイプ:吸気時にのみ酸素を供給)節約装置
導入
- 在宅酸素療法の導入には入院でおこない、酸素流量の決定と患者さんの学習が行われる。
治療目標
- 酸素流量の決定:動脈血酸素飽和度により低酸素状態を評価。デバイスとしてパルスオキシメーターが許容されているが、動脈血液ガス検査を施行することが好ましい。
- 在宅酸素療法で用いる機械をベットサイドに用意、3つの状況(安静時、睡眠時、労作時)毎に酸素流量を決定する。
- 安静時:(1)高CO2血症を伴わない症例:PaO2 80-100Torr。高CO2血症を伴う症例:PaO2 70Torr前後。
- 睡眠時:睡眠中SpO2が90%以上。REM睡眠期に低酸素の著しい症例では高CO2血症に陥ることがある。
- 労作時:6分間歩行テストがSpO2が90%以上。目安:「COPD・肺結核後遺症」安静時の1-2L/分増し。「肺線維症」安静時の3倍
ガイドライン
参考
- http://rockymuku.sakura.ne.jp/kokyuukinaika/zaitakusannsoryouhounotekiyou.pdf
- http://www.zaitakusansoryoho.com/hot/h04.html
- http://nsleep.com/hp/home-care/ho-hot/ho-hot.htm
- http://www.jrs.or.jp/home/modules/glsm/index.php?content_id=48
- 5. 酸素療法マニュアル - 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
- http://www.jsrcr.jp/uploads/files/%E9%85%B8%E7%B4%A0%E7%99%82%E6%B3%95%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AB.pdf
[★]
- 英
- hypochlorous acid
- 関
次亜塩素酸(じあえんそさん、Hypochlorous acid)は塩素のオキソ酸の1つで、塩素の酸化数は+1である。組成式では HClO と表わされるが、水素原子と塩素原子が酸素原子に結合した構造 H−O−Cl を持つ。不安定な物質であり水溶液中で徐々に分解する。次亜塩素酸および次亜塩素酸の塩類は酸化剤、漂白剤、外用殺菌剤、消毒剤として利用される。
性質
実験室的には水酸化カリウム水溶液などに塩素を通じたりして調整した次亜塩素酸塩水溶液を硫酸で中和し、水蒸気蒸留して遊離酸の水溶液を得る。また、酸化水銀 の四塩化炭素懸濁液に塩素を通じた後に水で抽出したり、あるいは酸化ビスマスを水懸濁液中に塩素を通じることで遊離酸の水溶液を得る方法も知られている。
薄い水溶液としては存在するが、25%以上の濃度では一酸化二塩素に変化するので遊離酸を単離することはできない。濃厚水溶液は淡黄色である。また、遊離酸が弱酸 (pKa = 7.53)<ref>「次亜塩素酸」、『岩波理化学辞CD-ROM版』 第5版、岩波書店、1998年。</ref> のため、次亜塩素酸ナトリウムなどの次亜塩素酸塩水溶液はかなり強い塩基性を示す。
水溶液中でも不安定で、次のような不均化により塩化水素を放出しながら徐々に分解する。
- <math>\rm 2 HClO \longrightarrow 2 HCl + O_{2}</math>
- <math>\rm 3 HClO \longrightarrow 2 HCl + HClO_{3}</math>
次亜塩素酸やその塩の水溶液は、カルキ臭と呼ばれるプールの消毒槽のようなにおいを持つ。
また、塩素を水に溶かすと、次のような平衡により一部が塩酸と次亜塩素酸となる<ref>「次亜塩素酸」、『世界百科事典CD-ROM版』 V1.22、平凡社、1998年。</ref>。
- <math>
{\rm Cl_2 + H_2O \ \overrightarrow\longleftarrow \ HCl + HClO} \quad K _{\rm w}=1.56 \times 10^{-4}
</math>
すなわち、中性~酸性条件ではこの反応はあまり進行しないが、アルカリ性条件では生成する遊離酸が次亜塩素酸塩となり平衡が右に偏るので、次亜塩素酸塩を製造する方法の1つとなる。
- <math>
\rm Cl_2O + H_2O \longrightarrow 2HClO
</math>
- <math>
\rm HClO + H_2O_2 \longrightarrow HCl + H_2O + O_2
</math>
- ハロホルム反応により、アルカリ性条件下で次亜塩素酸(塩)はメチルケトンやアルコール類を塩素化する。
- 炭素二重結合に次亜塩素酸が付加すると、クロロヒドリン体を与える。
塩
出典
<references />
参考文献
- R・B・ヘスロップ、K・ジョーンズ 『ヘスロップ ジョーンズ無機化学(下)』 第1版、斎藤喜彦訳、東京化学同人、1977年。
関連項目
[★]
- 英
- cluster headache
- 同
- ヒスタミン頭痛 histamine cephalalgia、ホートン頭痛 Horton's headache
- 関
- 群発性頭痛、頭痛、周期性片頭痛様神経痛、ホートン頭痛、ハリス片頭痛
診断基準
- 参考1.より
- A B~Dをみたす発作が5回以上ある
- B 未治療で一側性の重度~極めて重度の頭痛が、眼窩(がんか)部、眼窩上部または側頭部のいずれか1つ以上の部位に、15~180分間持続する
- C 頭痛と同側に少なくとも以下の1項目を伴う
- 1 結膜充血または流涙(あるいはその両方)
- 2 鼻閉または鼻漏(あるいはその両方)
- 3 眼瞼浮腫(がんけんふしゅ)
- 4 前頭部および顔面の発汗
- 5 縮瞳(しゅくどう)または眼瞼下垂(がんけんかすい)(あるいはその両方)
- 6 落ち着きがない、あるいは興奮した様子
- D 発作頻度は1回/2日~8回/日である
- E その他の疾患によらない
治療
- 急性期治療のmodality:酸素投与、トリプタン、オクトレオチド、リドカイン、エルゴタミン (uptodate.2)
- トリプタン製剤:強い血管収縮作用を有する。(禁忌)狭心症、動脈閉塞性疾患、前立腺肥大症
参考
- 1. 慢性頭痛 日本頭痛学会編/一般・GL(06年)/ガイドライン 群発頭痛はどのように診断するのですか
- http://minds.jcqhc.or.jp/stc/0025/3/0025_G0000155_0041.html
uptodate
- 1. [charged] 群発頭痛:疫学、臨床的特徴、および診断 - uptodate [1]
- 2. [charged] 群発頭痛:急性および予防的治療 - uptodate [2]
[★]
- 英
- ventilator, mechanical ventilator, artificial ventilator
- 同
- ベンチレーター ベンチレータ、レスピレータ respirator artificial respirator
- 関
- 手動人工呼吸器
[show details]
モード
初期設定
- PALS AHAガイドライン2010年準拠 p.176
酸素
|
94-99%
|
1回換気量(従量式換気)
|
6-8ml/kg
|
吸気時間
|
0.5-1秒
|
最大吸気圧(従圧式換気)
|
20-30cmH2O
|
呼吸数
|
乳児
|
20-30回/分
|
小児
|
16-20回/分
|
青少年
|
8-12回/分
|
PEEP
|
3-5cmH2O
|
[★]
- 英
- air、aero
- 同
- 大気 atmospheric air
- 関
- 気体、エアロ
表1: 乾燥空気の成分
成分 |
化学式 |
体積比 [%] |
重量比 [%]
|
窒素 |
N2 |
78.084 |
75.510
|
酸素 |
O2 |
20.946 |
23.010
|
アルゴン |
Ar |
0.930 |
1.286
|
二酸化炭素 |
CO2 |
0.034 |
0.040
|
[★]
- 英
- oxygen extraction fraction, OEF, cerebral oxygen extraction rate
- 関
- 脳酸素消費量
[★]
- 英
- arterial oxygen concentration, Cao2, CaO2
- 同
- 動脈血酸素含量
- 関
[★]
- 英
- total oxygen demand, TOD
- 同
- 全酸素要求量、全酸素消費量
[★]
- 英
- dioxygenase
- 関
- ジオキシゲナーゼ、酸素添加酵素