- 英
- structure、formation、architecture、conformation、constitution、makeup
- 関
- 気質、組立、形成、高次構造、構成、構築、コンフォメーション、コンホメーション、組成、体質、配座、編成、立体構造、立体配座、仕組み、体格、建築物、構造物、構造体、成立
WordNet
- give a structure to; "I need to structure my days"
- a thing constructed; a complex entity constructed of many parts; "the structure consisted of a series of arches"; "she wore her hair in an amazing construction of whirls and ribbons" (同)construction
- the manner of construction of something and the arrangement of its parts; "artists must study the structure of the human body"; "the structure of the benzene molecule"
- a particular complex anatomical part of a living thing; "he has good bone structure" (同)anatomical structure, complex body part, bodily structure, body structure
- the complex composition of knowledge as elements and their combinations; "his lectures have no structure"
- natural process that causes something to form; "the formation of gas in the intestine"; "the formation of crystals"; "the formation of pseudopods"
- the act of fabricating something in a particular shape (同)shaping
- a particular spatial arrangement
- creation by mental activity; "the formation of sentences"; "the formation of memories"
- an arrangement of people or things acting as a unit; "a defensive formation"; "a formation of planes"
- the way in which someone or something is composed (同)composition, physical composition, makeup, make-up
- the act of forming or establishing something; "the constitution of a PTA group last year"; "it was the establishment of his reputation"; "he still remembers the organization of the club" (同)establishment, formation, organization, organisation
PrepTutorEJDIC
- {C}(建物・橋などの)建造物 / {U}(…の)構造,誠成,組織《+of~名》 / {C}構造(構成)体,組織体 / 〈思想など〉‘を'組み立てる,組織化する
- 〈U〉(…の)『形成』,構成,育成《+『of』+『名』》 / 〈C〉形成されたもの,構成物;(その)構造,組織 / 〈U〉〈C〉隊形,陣形
- 〈U〉(物の)『構成』,構造《+『of』+『名』》 / 〈C〉〈U〉『体格』,体質,性分質,気質 / 〈C〉政体 / 〈C〉『憲法』,国憲 / 《the C-》合衆国憲法 / 〈U〉(制度などの)制定…(機関なとの)設立
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/09/18 17:06:20」(JST)
[Wiki ja表示]
構造(こうぞう)とは、物質や物体のつくりや組み合わせ、メカニズムやシステムの様式や形式、組み合わせを言う。それぞれの研究分野において、その構造の形而および形状からつけられた名称、慣例的に使用されている名称、命名した者の名称などがつけられることが多い。
構造の例
- 社会学における構造 - 社会構造または構造機能主義を参照。
- 言語学における構造 - 言語学#構造依存性を参照。
- 個別言語学における構造 - 個別言語学#共時論と通時論を参照。
- 言語哲学における構造 - 言語哲学ほかを参照。
- 会計学における構造 - 会計学を参照。
- 政治学における構造 - 政治学#科学としての政治学を参照。
- 数学における構造 - 数学#研究や数学的構造を参照。
- 化学における構造 - 化学構造を参照。
- 生物学における構造 - 構造生物学を参照。
- 工学における構造 - 工学各分野のシステム、メカニズム、構造等の用語を参照。
- 建築学における構造 - 建築学#構造系を参照。
剛構造
建設分野の場合に、実際の構造計算においては、想定される外力はある時間にわたって作用し続けると仮定する静的解析を行う考え方があり、これは固有周期の短い構造体が受ける地震力に近く、現在でも中低層の建築物や橋梁などにおける構造計算では主流となっている。構造物を外力に耐えさせる考え方として、外力をそのまま構造体全体に作用させる構造を「剛構造」と呼んでいる。ラーメン構造などが例としてあるが、耐震構造では壁体などで構造物全体を剛強にして地震動に耐えられるようにしたものも呼称される。
剛構造は建造物の他、各種製品など物体などにも、製作、施工において接合点において各材の交わる角度が応力を受けても変化しないよう、骨組の接合部をすべて剛接合するものは剛構造と呼ばれる。
関連項目
|
このページは曖昧さ回避のためのページです。一つの語句が複数の意味・職能を有する場合の水先案内のために、異なる用法を一覧にしてあります。お探しの用語に一番近い記事を選んで下さい。このページへリンクしているページを見つけたら、リンクを適切な項目に張り替えて下さい。 |
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- 鋼構造2層純骨組小模型の振動台実験の地震波加振レベルの違いによる応答比較
- 耐震診断による上部構造評点を用いた木造在来軸組構法住宅の地震特性能評価
- 養育体験を通した母親の生き方 : M-GTAを用いた成長の構造についての考察
- 追手門学院大学心理学論集;Otemon Gakuin University Psychological Review 25, 37-50, 20170331-00-00
- NAID 120006010687
Related Links
- 構造(こうぞう)とは、物質や物体のつくりや組み合わせ、メカニズムやシステムの様式 や形式、組み合わせを言う。それぞれの研究分野において、その構造の形而および形状 からつけられた名称、慣例的に使用されている名称、命名した者の名称などがつけ ...
- デジタル大辞泉 構造の用語解説 - 1 一つのものを作り上げている部分部分の材料の 組み合わせ方。また、そのようにして組み合わせてできたもの。仕組み。「家の―」「体の ―」「文章の―」「―上の欠陥」 2 物事を成り立たせている各要素の機能的な関連。
Related Pictures
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ステイセーフバランス 2/1.5 腹膜透析液
組成
- 本剤は、A液とB液の2液からなり、3層構造バッグの2層に各液が分割され封入されています。使用直前に2液の層を開通させ、よく混合して1液とし、さらに3層目を開通させて使用します。
成分・分量(W/V%):A液:ブドウ糖(C6H12O6)
成分・分量(W/V%):A液:塩化ナトリウム(NaCl)
成分・分量(W/V%):A液:塩化カルシウム(CaCl2・2H2O)
成分・分量(W/V%):A液:塩化マグネシウム(MgCl2・6H2O)
成分・分量(W/V%):B液:乳酸ナトリウム(C3H5NaO3)
- 0.896
- pH調整剤として、A液には塩酸および水酸化ナトリウムを適量、B液には炭酸水素ナトリウムを適量含有。
電解質濃度:A液とB液の混合後:ブドウ糖(g/dL)
電解質濃度:A液とB液の混合後:電解質(mEq/L):Na+
電解質濃度:A液とB液の混合後:電解質(mEq/L):Ca2+
電解質濃度:A液とB液の混合後:電解質(mEq/L):Mg2+
電解質濃度:A液とB液の混合後:電解質(mEq/L):Cl−
電解質濃度:A液とB液の混合後:電解質(mEq/L):乳酸イオン−
禁忌
- 横隔膜欠損のある患者[胸腔へ移行し呼吸困難が誘発されるおそれがある。]
- 腹部に挫滅傷または熱傷のある患者[挫滅傷または熱傷の治癒を妨げるおそれがある。]
- 高度の腹膜癒着のある患者[腹膜の透析効率が低下しているため。]
- 尿毒症に起因する以外の出血性素因のある患者[出血により蛋白喪失が亢進し全身状態が悪化するおそれがある。]
- 乳酸代謝障害の疑いのある患者[乳酸アシドーシスが誘発されるおそれがある。]
効能または効果
- 慢性腎不全患者における腹膜透析(高マグネシウム血症や代謝性アシドーシスの改善が不十分な場合に用いる)。
- ステイセーフバランス 1/1.5、1/2.5、1/4.25 腹膜透析液とステイセーフバランス 2/1.5、2/2.5、2/4.25 腹膜透析液は、おのおの次のような場合に使用して下さい。
ステイセーフバランス 1/1.5、1/2.5、1/4.25 腹膜透析液
- 高マグネシウム血症や代謝性アシドーシスの改善が不十分で、かつカルシウム製剤や活性型ビタミンD製剤の投与により高カルシウム血症をきたすおそれのある場合。
ステイセーフバランス 2/1.5、2/2.5、2/4.25 腹膜透析液
- 高マグネシウム血症や代謝性アシドーシスの改善が不十分な場合。
- 腹腔内に注入し、透析治療を目的とした液として使用します。
通常、成人では1回1.5〜2Lを腹腔内に注入し、4〜8時間滞液し、効果期待後に排液除去します。以上の操作を1回とし、体液の過剰が1kg/日以下の場合、通常1日あたりステイセーフバランス 2/1.5 腹膜透析液のみ3〜4回の連続操作を継続して行います。体液の過剰が1kg/日以上認められる場合、通常ステイセーフバランス 2/2.5 腹膜透析液を1〜4回、またはステイセーフバランス 2/4.25 腹膜透析液を1〜2回処方し、ステイセーフバランス 2/1.5 腹膜透析液と組み合わせて1日あたり3〜5回の連続操作を継続して行います。なお、注入量、滞液時間、操作回数は、症状、血液生化学値および体液の平衡異常、年齢、体重などにより適宜増減します。注入および排液速度は、通常300mL/分以下とします。
- ステイセーフバランス 2/1.5 腹膜透析液は患者の体液の過剰が1kg/日以下の場合、これのみを1日に3〜4回交換使用して下さい。
ステイセーフバランス 2/2.5 腹膜透析液は患者の体液の過剰が1kg/日以上の場合に通常1日に1〜4回処方し、ステイセーフバランス 2/1.5 腹膜透析液と組み合わせて交換使用して下さい。
ステイセーフバランス 2/4.25 腹膜透析液は高浸透圧液であり、これのみを使用する場合には脱水を起こすことがあるので、急速な除水や多量の除水を必要とする時で患者の体液の過剰が1kg/日以上の場合に通常1日に1〜2回処方し、ステイセーフバランス 2/1.5 腹膜透析液と組み合わせて交換使用して下さい。体液過剰の状況は、患者の体重と基準体重とを比較検討し決定して下さい。基準体重は浮腫がなく、細胞外液の過剰に基づくと考えられる心不全等の症状がない状態で測定した体重値です1)。
慎重投与
- ・腹膜炎、腹膜損傷、腹膜癒着および腹腔内臓器疾患の疑いのある患者[腹膜炎、腹膜損傷、腹膜癒着および腹腔内臓器疾患が悪化または誘発されるおそれがある]
- ・腹部手術直後の患者[手術部位の治癒を妨げるおそれがある]
- ・糖代謝障害の疑いのある患者[糖代謝異常が悪化または誘発されるおそれがある]
- ・ジギタリス治療中の患者[ジギタリス中毒が誘発されるおそれがある]
- ・食事摂取が不良な患者[栄養状態が悪化するおそれがある]
- ・腹部ヘルニアのある患者[腹部ヘルニアが悪化するおそれがある]
- ・腰椎障害のある患者[腰椎障害が悪化するおそれがある]
- ・憩室炎のある患者[憩室炎が腹膜炎合併の原因となるおそれがある]
- ・人工肛門使用患者[細菌感染を起こすおそれがある]
- ・利尿剤を投与している患者[水および電解質異常が誘発されるおそれがある]
- ・高度の換気障害のある患者[腹腔圧迫により換気障害が悪化するおそれがある]
- ・高度の脂質代謝異常のある患者[高コレステロール血症、高トリグリセライド血症が悪化するおそれがある]
- ・高度の肥満がみられる患者[肥満を増長させるおそれがある]
- ・高度の低蛋白血症のある患者[低蛋白血症が悪化するおそれがある]
- ・ステロイド服用者、免疫不全患者および抗生物質アレルギー体質を持つ患者[感染症発生時に抗生物質が使用できないおそれがある]
- ・高齢者〈高齢者への投与〉の項参照
重大な副作用
心・血管障害
- 急激な脱水による循環血液量の減少、低血圧、ショック等があらわれることがあるので、このような場合には本剤の投与を中止し、輸血、生理食塩液、昇圧剤の投与等適切な処置を行って下さい。
薬効薬理
- 腹腔内へ注入された透析液と患者の血漿の間では、腹膜を介して、浸透と拡散が行われます。このことにより、血漿電解質濃度は正常域に近づき、患者の血中に高濃度で存在する代謝有害物質は透析液中に移行します。また、透析液中のブドウ糖は、浸透圧剤として配合され、患者血漿より高浸透圧にすることで浸透圧勾配をつくり、患者血漿中の水分は透析液側(腹腔内)に移行します。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- hypoglycemics
- 同
- hypoglycemic agent、antidiabetic agent、antidiabetic drug、antidiabetics、glucose-lowering agent、hypoglycemic、hypoglycemic drug、hypoglycemics
- 関
- [[]]
投稿記事
k氏より
インスリンの抽出は大変意図的に行われたのに対し、スルフォニルウレア薬(SU)は偶然に見つかりました。で、1950年代にはじめに二型糖尿病の患者に使われるようになりました。いまでは20種類くらいのSUが広く世界で使われています。
1997にはメグリチニドが臨床適用されました。食後高血糖の治療薬としてはじめて使用された薬です。
メタフォルミンというビグアナイド薬(BG)は、ヨーロッパで広く使われていましたが、1995年にアメリカでも認可されました。
チアゾリジン1997年に市場導入され、二番目にメジャーなインスリン刺激薬として使用されています。この種類の薬には、広汎な肝障害を起こしにくく、世界中で使われています。
スルフォニルウレア薬 SU薬
膵臓のβ細胞の刺激によって、インスリンを放出させ、血糖値を下げます。
治療が長引くと、インスリン分泌というSUのβ細胞刺激性の効果が薄れてきますが、β細胞上のSU受容体のダウンレギュレーションによるものです。また、SUはソマトスタチンの放出を刺激します。ソマトスタチンはグルカゴン分泌を抑制しているので、これも関係SUの糖を下げる効果と関係しています。
SUはATP感受性Kチャンネルを抑制します。Kレベルが下がると、まく表面における、脱分極を促し、電位依存性カルシウムチャンネルを通じたカルシウムイオンの流入を促進します。
SUには無視できない膵臓外作用があるという議論があります。確かにありうべきことですが、2型糖尿病の患者の治療においては、それほど重要なことではないようです。
SU薬はそれぞれが似たような作用スペクトラムを持っているので、薬物動態的な特性がここの薬を区別する手がかりです。腸管からのSU薬の吸収の割合は薬によって違いますが、食物や、高血糖は、この吸収を抑制します。高血糖はそれ自身、腸管の運動を抑制するので、ほかの薬の吸収も阻害します。血漿濃度が効果的な値にまで達する時間を考えると、半減期の短いSUは、食前三十分に投与するのが適切です。SU薬は90から99パーセントくらい血中たんぱく質と結合し、特にアルブミンと結合します。
第一世代のSUは半減期や分布において、大きく違っています。この半減期や作用時間の不一致の理由はいまだはっきりしていません。
SUはすべて肝臓で代謝を受け、尿中に排泄されます。なので、肝不全、腎不全患者には要注意で処方します。
めったにありませんが、第一世代服用患者では、4パーセントの割合でおきます。第二世代ではもっと少ないでしょう。低血糖による昏睡がしばしば問題になります。腎不全や肝不全がある高齢者の患者でおきやすいです。
重症の低血糖は脳血管障害も起こしうる。急性の神経障害が見つかった高齢患者では血中グルコースレベルを測るのが大事です。半減期の長いSUもあるので、24から48時間のグルコースを輸液します。
第一世代は多くの薬物と相互作用を持っています。
ほかに、吐き気嘔吐、胆汁うっ滞性黄疸、脱顆粒球症、再生不良性・溶血性貧血、全身性のアレルギー症状があります。
SUが心血管障害による死亡率を上げるのかについては議論の余地あり。
SUは、食事療法だけでは十分なコントロールを得られない2型糖尿病患者の血糖コントロールに用いられます。禁忌はtype 1 DM(diabetes mellitus:糖尿病)、妊婦、授乳中の患者、腎障害や肝障害の患者です。
普通の患者なら五割から八割くらい、経口の糖尿病治療薬が効きます。インスリン療法が必要になる患者もいます。
トルブタマイドの一日量は500ミリグラムで、3000ミリグラムが最大の許容量です。SUの治療成績の評価は患者の様子を頻繁に観察しながら、行います。
SUとインスリンの併用療法はtype 1, type 2 両方の糖尿病で用いられていますが、βセルの残存能力がないとうまくいきません。
レパグリニドはメグリチニドクラスの経口インスリン分泌促進物質です。化学構造上、SUとは異なっており、安息香酸から分離されたものです。
SU薬と同様にレパグリニドは膵臓βセルにおけるATP依存性Kチャンネルを閉じることによりインスリン分泌を促進します。AEもSU薬と同様、低血糖です。
Dふぇにるアラニンから分離された薬。レパグリニドよりもSEとして低血糖が認められづらいです。
メトフォルミンとフェノフォルミンは1957年に市場導入され、ブフォルミンが1958年に導入されました。ブフォルミンは使用が制限されていますが、前者二つは広く使われています。フェノフォルミンは1970年代に乳酸アシドーシスのAEによって市場から姿を消しました。メトフォルミンはそのようなAEは少なく、ヨーロッパカナダで広く使われています。アメリカでは1995年に使用可能に。メトフォルミンは単独かSUと併用して使われます。
ものの言い方によると、メトフォルミンは抗高血糖であって、血糖を下げる薬ではありません。膵臓からのインスリン放出は促さないので、どんな大容量でも低血糖は起こしません。グルカゴン・コルチゾール・成長ホルモン・ソマトスタチンにも影響なし。肝での糖新生を抑制したり、筋や脂肪におけるインスリンの働きを増すことで、血糖を押さえます。
小腸から吸収。安定な構造で、血中の蛋白と結合しないで、そのまま尿中に排泄。半減期は二時間。2.5グラムを食事と一緒に飲むのがアメリカで最もお勧めの最大用量。
メトフォルミンは腎不全の患者には投与しないこと。肝障害や、乳酸アシドーシスの既往、薬物治療中の心不全、低酸素性の慢性肺疾患なども合併症として挙げられる。乳酸アシドーシスはしかしながら、めちゃくちゃまれである。1000人年(たとえば100人いたら、10年のうちにという意味の単位。または1000人いたら1年につき、ということ。)につき0.1という割合。
メトフォルミンの急性のAEは患者の20パーセントに見られ、下痢、腹部不快感、吐き気、金属の味、食欲不振などです。メタフォルミンを飲んでいる間はビタミンB12や葉酸のきゅうしゅうが 落ちています。カルシウムをサプリで取ると、ビタミンB12の吸収が改善されます。
血中乳酸濃度が3ミリMに達するとか、腎不全・肝不全の兆候が見られたら、メタフォルミンは中止しましょう。
PPARγに効く。(ペルオキシソーム・プロライファレーター・アクチベイティッド・受容体、つまりペルオキシソーム増殖活性受容体みたいな。)PPARγに結合して、インスリン反応性をまして、炭水化物とか、脂質の代謝を調整します。
ロジグリタゾンとピオグリタゾンは一日一度。チアゾリジンは肝にて代謝され、腎不全のある患者にも投与できますが、活動性の肝疾患があるときや肝臓のトランスアミナーゼが上昇しているときは、使用しないこと。
ロジグリタゾンはCYP2C8で代謝されますがピオグリタゾンはCYP3A4とCYP2C8で代謝されます。ほかの薬との相互作用や、チアゾリジン同士の相互作用はいまだ報告されていませんが、研究中です。
ピオグリタゾンとロジグリタゾンは肝毒性とはめったに関係しませんが、肝機能をモニターする必要があります。心不全のある患者はまずそちらを治療してから。
αGIは小腸の刷子縁におけるαグルコシダーゼの働きを阻害することによって、でんぷん・デキストリン・ダイサッカリダーゼの吸収を抑制します。
インスリンを増やす作用はないので、低血糖もおきません。吸収がよくない薬なので、食事の開始と一緒に飲むとよいです。
アカルボースとミグリトールは食後高血糖の抑制に使われます。
αGIは用量依存性に、消化不良・ガス膨満・下痢などをきたします。αGIとインスリンを併用中に低血糖症状が出たら、、グルコースを補充します。
経口から、グルコースが静脈を通ると、インスリンが上がることがわかっていました。消化管の上部からはGIP、消化管下部からはGLP1というホルモンが出ていて、糖依存性のインスリン放出を促していることがわかりました。これらのホルモンはインクレチンといわれています。この二つのホルモンは別の働き方でインスリンの放出を促進します。GIPはtype 2 DMではインスリン分泌を促進する能力がほとんど失われています。一方でGLP1は糖依存性のインスリン分泌を強く促しています。つまりtype 2 DMの治療ではGIPをターゲットにすればよいということになります。GLPはグルカゴンを抑制し。空腹感を押さえ、食欲を抑えます。体重減少も実現できます。この長所を相殺するように、GLP1は迅速にDPPIV(ヂペプチジルペプチダーゼ4エンザイム)によって負活化されます。つまり、GLP1を治療に使うなら、連続的に体に入れなければなりません。GLP1受容体のアゴニストが研究され、これはDPPIVにたいして抵抗性があります。
そのほかのGLP1療法のアプローチに仕方としては、DPPIVプロテアーゼの不活性化で、それによってGLP1の循環量を増やそうとするものです。type 2 DM治療に新しい薬がでるかもしれないですね。
[★]
- ☆case59 尿中の血液
- 52歳 ビジネスマン
- 顕微鏡的血尿のため泌尿器科医に紹介があった。
- 主訴:顕微鏡的血尿
- 現病歴:6ヶ月前、new jofのためのisurance medicalで血尿を指摘された。以来、家庭医に2回血尿指摘された。以前の尿検査は正常だった。一度も顕微鏡は指摘されたことが無く、泌尿器系の症状もなかった。顕微鏡的血尿であることを除けば健康である。視覚、聴覚に問題なし。タバコ1日30本、アルコール35 unit/week(缶ビール(350ml)20本/週)
- 既往歴:特記無し。
- 家族歴:特記無し。腎臓病の家族歴無し
- ・身体所見
- 栄養状態良く体調はよい。心拍:72/分、整。血圧:146/102 mmHg。心血管系、呼吸器系、腹部、神経学所見:異常なし。眼底鏡でarteriovenous nippingを認める。
- ・検査
- (血液生化学)
- 上昇:尿素、クレアチニン、γ-GTP
-
- (尿検査)
- 蛋白:++。血尿:++。赤血球:>100 red cells
- 24時間尿蛋白:1.2g; 正常値 <200mg/24hr
- (その他)
- ECG:左室拡大。腎超音波検査:大きさは正常
- (第一パラグラフ)
- ・顕微鏡的血尿の原因は腎臓と尿路系のものがある(ex.前立腺病変、結石)。
- ・顕微鏡的血尿 + 高度のタンパク尿 + 高血圧 + 腎障害 = 慢性糸球体腎炎の病態
- ・γ-GTP高値はアルコールの過剰摂取による肝臓病であることに適合する
- ・男性で推奨されるアルコール摂取の上限は、28unit/週 ()
- (第二パラグラフ)IgA腎症
- ・IgA腎症は先進国における一般的な糸球体腎炎。メサンギウム領域におけるIgAの蓄積が特徴的
- ・患者はしばしば、上気道感染と同時におこる顕微鏡血尿のエピソードがある
- ・IgA腎症は多くは特発性だけど、ヘノッホ-シェーンライン紫斑病(Henoch-Schonlein purpura)とアルコール性肝硬変(alcoholic cirrhosis)と関連するのが普通である。
- ・IgA腎症の患者の20%は20年の経過で末期腎不全(end-stage renal failure)に陥る。
- (第三パラグラフ)基底膜病・アルポート症候群
- ・菲薄基底膜病はisolated microscopic hematuria、minimal proteinuria及び正常腎機能(悪化しない)をしめす家族性の疾患である。
- ・電顕的にはびまん性の糸球体基底膜の菲薄化が見られる(300-400nm -> 150-225nm)
- ・アルポート症候群は進行性糸球体病態であり、聴覚消失と視覚異常と関連している。ふつうX連鎖優性遺伝で、男性がひどく影響を受ける。
- (第四パラグラフ)What further incestigations would you organize?
- ・腎生検
- ・age>50: 尿細胞診、前立腺特異抗原、膀胱鏡 → 除外診断のため(膀胱・前立腺病変)
- ・肝超音波検査が必要で、肝生検を考慮するべき。
- (第五パラグラフ)What advice would you give this patient
- ・指導:禁酒、血圧のコントロール
- ・経過観察:透析、腎移植に移行しうるため
- ・血清/血漿クレアチニン:これはGFRが50%減らないと上昇しない → この症例では軽度のクレアチニンの上昇は腎機能は正常の腎機能の40%であることを示す。
- ・治療:免疫抑制薬がIgA腎症の大部分で透析導入を遅らせるという証拠はない
- ■KEYPOINT
- ・50歳以下の血尿のみを訴える患者はまず腎臓専門医に紹介すべき。
- ・50歳以上の血尿のみを訴える患者は、膀胱や前立腺の疾患を除外するためにまず泌尿器科医に紹介すべき
- ・血清/血漿クレアチニンのわずかな上昇は腎機能の大きな喪失を示している。
- ・大量のアルコール摂取による肝障害は明らかな徴候なく起こるかもしれない。
- ■もっとも一般的な顕微鏡的血尿をきたす糸球体による原因
- IgA腎症
- 菲薄基底膜病(thin basement membrane disease)
- アルポート症候群(XR)
- ■高血圧の病理的帰結 HIM.1552
- ・高血圧が生み出すリスクファクター:粥状硬化症
- ・高血圧が悪化因子?(predisposing factor)となる疾患:心不全、冠動脈疾患、梗塞、腎臓病、末梢動脈疾患
- 心臓:高血圧性心疾患は高血圧に対する機能的・構造的適応 → 左心室肥大、拡張期機能不全(diastolic dysfunction)、うっ血性心不全、血行異常(冠状動脈の粥状硬化・微小血管障害による)、不整脈
- 左心室肥大(1遺伝的要因と血行動態要因による) → ↑リスク:冠動脈心疾患、梗塞、慢性心不全、突然死
- 拡張期機能不全:(左心室壁が肥厚して拡張期に十分拡張できないという意味での機能不全(written by s))
- 脳:(高血圧は脳梗塞と脳出血のリスクファクター)
- ・認知症(脳梗塞による)
- ・高血圧脳症(autoreguration(50-150mmHg)が傷害され、重度の頭痛、悪心・嘔吐、巣状神経徴候(focal neurologic sign)、精神状態の変調をきたす)
- 腎臓:高血圧は腎障害と末期腎臓病のリスクファクター。
- ・腎臓における粥状硬化性の高血圧に関連した血管損傷は、最初に糸球体の前の細動脈に及ぶ。これにより糸球体と糸球体の後の構造に虚血性の変化を起こす。
- ・糸球体の損傷は糸球体の高灌流による糸球体毛細血管の損傷の結果かもしれない。
- ・糸球体の病理は糸球体硬化症を呈し、そして尿細管は虚血により萎縮する。
- 末梢動脈:長期にわたって持続する高血圧により、下肢の動脈を狭窄させる → 跛行
- 網膜:交差現象(http://www.1stretinalscreen.com/ra_DR_NonDR.asp )
- AV nipping is indicative of hypertension and describes the changes which occur at arteriovenous crossings in the retina where an artery crosses a vein. In patients with hypertension and associated arteriolosclerosis (narrowing of the artery) the artery applies increased pressure on the vein at the point where it passes over the top of the vein.
- ■顕微鏡的血尿
- 血尿のうち、肉眼的には血尿ではないが、尿沈渣で400倍毎視野1個以上の赤血球を認める場合をいう。 しかしそれでは再現性に乏しいので、一般的には5個以上の赤血球を認める場合を顕微鏡的血尿といい病的意義をもつ。
- ■glossary
- modest adj. 謙虚な。慎み深い、控えめな、遠慮がちの。(主に女性が)しとやかにした、ひどく上品な。質素な、地味な。適度の、穏当な。大きくない、ささやかな。
[★]
- 英
- assembly、architecture、assemble、construct、build、structure、architectural、organize
- 関
- アセンブリー、集める、オーガナイズ、器質化、組立、建設、構成、構造、作成、作成物、集合、組織化、集合体、仕組み、構築的、建築物、組み立てる、コンストラクト、アセンブリ、構造物、アセンブル、アッセンブリー、会合体、構造体、構築物、構築上
[★]
- 英
- constitution、structure、construction、composition、context、constitute、construct、comprise、compose、constructional
- 関
- 気質、建設、構造、構築、合成、作成、作成物、状況、成分、前後関係、組成、体質、成る、網羅、仕組み、脈絡、体格、組み立てる、コンストラクト、構造物、構造体、文脈、構築物、構築上、構成上
[★]
- 関
- architectural、architecture、assemble、assembly、build、compose、composition、comprise、conformation、constitute、constitution、construct、construction、constructional、context、formation、machinery、makeup、mechanism、organize
[★]
- 英
- 3D-quantitative structure-activity relationship、3D-QSAR
- 関
- 定量的構造活性相関
[★]
- 英
- structural analog
- 関
- 構造類似薬
[★]
- 英
- animal structure
- 関
- 動物解剖学
[★]
- 英
- crystal structure analysis