- 日
- じめい
- 英
- tinnitus, buzzing, ringing in the ear
- 同
- 耳鳴り
- 関
- 自覚的耳鳴、耳鳴症、他覚的耳鳴、拍動性耳鳴、ear noises
分類
- 非振動性耳鳴:聴覚伝導路を含む聴器に生じた機械的、化学的刺激による。
- 振動性耳鳴:機械的な成因(筋肉性(耳小骨筋、口蓋帆筋)、血管性(コマ音(重症貧血など)、聴器近傍の脳動脈瘤、脳動静脈奇形による拍動性耳鳴)
- IMD.277
- UCSF
- 老人性難聴:高音性、静かな環境で増悪、聴力低下:補聴器
- 耳管閉塞:呼吸時同調するごうごうという音、仰向けで改善、自分の声が角に強く聞こえる:鼻腔内ステロイド噴霧
- 薬剤性:NSAIDs,抗菌薬,ループ利尿薬:薬剤中止
- 迷路炎:急性発症、最近の頭部外傷/ウイルス感染、めまい
- メニエール病:低音性、変動する聴力低下:美辞かコンサルト
- 中耳炎:耳痛、耳閉感、最近の上気道感染:抗菌薬
- ストレス:問診、ストレス排除、抗うつ薬
問診のポイント
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/05/20 18:24:11」(JST)
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この項目では、身体現象について説明しています。チャットモンチーのアルバムについては「耳鳴り (アルバム)」をご覧ください。 |
耳鳴り(みみなり)とは、実際には音がしていないのにも拘らず、何かが聞こえるように感じる現象。耳鳴(じめい)ともいう。
目次
- 1 耳鳴とは
- 2 耳鳴の原因
- 3 耳鳴の分類
- 3.1 自覚的耳鳴
- 3.1.1 病的な耳鳴り
- 3.1.2 生理的耳鳴り
- 3.2 他覚的耳鳴
- 4 治療
- 4.1 自覚的耳鳴
- 4.2 他覚的耳鳴
- 4.3 漢方薬による治療
- 4.4 SSRIによる治療
- 5 参考文献
- 6 出典
耳鳴とは
一般に耳鳴は、難聴とともに出現することが多いとされている。このありふれた病態は、軽い不快感から、不眠、ときにうつ状態など、大小のストレスを引き起こしうる。耳鳴りは本人にしか聞こえない自覚的耳鳴と、外部から聴取可能な他覚的耳鳴に分類される。急に生じた耳鳴が急性感音難聴の唯一の自覚症状であることもあり、早めに一度は耳鼻咽喉科受診をするべきであると考えられる。また、頻度は少ないものの、脈拍と同調する耳鳴の一部に、腫瘍や血管病変に起因するものがあり、注意が必要である。
耳鳴の原因
蝸牛性耳鳴には、次の原因が考えられている[1]。
蝸牛有毛細胞の異常運動、伝達機構の障害、信号変換機構の障害
耳鳴の分類
自覚的耳鳴
自覚的耳鳴は本人にしか聞こえることのない耳鳴である。
耳鳴りはベンゾジアゼピン離脱症候群の1つとして、ベンゾジアゼピン系の治療投与の中断により発生する可能性がある。それはまれに遷延性離脱症候群として何ヶ月も続く。[2][3]
病的な耳鳴り
難聴とともに出現することが多く、外有毛細胞の障害がその原因であると想定されているが、明確な原因は不明である。病院を訪れた耳鳴患者は80-90%程度の割合で何らかの難聴を伴うと報告されている。よって、耳鳴の自覚がある場合、早期に、一度は、耳鼻科一般外来を受診し、鼓膜の診察と聴力検査を受けるべきである。難聴の自覚が無くとも軽度の急性感音難聴が背後に存在する場合もあり、このような場合にはステロイド全身投与などの治療を早期に受けるべきである。慢性の耳鳴は、しばしば強烈なストレスを伴うが、脳腫瘍などから来ているものの場合を除き、生命予後に関わる疾患の一症状であることはあまり無い。しかし、そのストレスは時に絶大になりうることが知られている。
生理的耳鳴り
完全な無音状態で、「シーン」という耳鳴りが聞こえることがあるが、健常な反応であり、病気ではない。
他覚的耳鳴
他覚的耳鳴は外部からも聴取可能な、実際に聞こえる耳鳴である。その正体としては、大小の筋肉の痙攣や、血管病変の拍動などが知られている。このなかで、血管病変が耳鳴の原因である場合には、時に致命的になることがある。心拍に同調した拍動性耳鳴の訴えがある場合には、脳神経外科や耳鼻咽喉科を早期に受診するべきである。
治療
自覚的耳鳴
急性期には、まず難聴の原因となる疾患毎に推奨されている治療を受けるべきである。たとえば、突発性難聴であればステロイドの内服や点滴、高気圧酸素療法などがその治療となる。慢性化した耳鳴には、漢方薬の内服、安定剤の内服、局所麻酔薬の注射、鍼灸などの民間療法などが行われるが、確実にこれを消失させることはしばしば困難である。その他、慢性期におこなわれうる治療として、Pawel Jastreboffの神経生理学的耳鳴理論によるTinnitus Retraining Therapy(TRT)が本邦にも広まっており、その有効率は6-80%程度とされている。他に中耳腔注入療法[4]、ブロック療法(星状神経節ブロック)、自律訓練法[5]などがある。
他覚的耳鳴
筋肉の痙攣の場合には抗痙攣薬などが用いられることもある。血管病変などには病変に応じた外科的治療などがなされる。
漢方薬による治療
以下に処方例[6]を示す。
- 老齢者・腎虚
- 牛車腎気丸、八味地黄丸、六味丸
- 全身性疾患(脳動脈軟化症、高血圧症、低血圧症)
- 柴胡加竜骨牡蠣湯、大柴胡湯、釣藤散、柴胡佳枝乾姜湯、真武湯、苓桂朮甘湯
- 精神神経疾患(心身症、更年期障害、神経症)
- 女神散、加味逍遥散、芎婦調血飲、抑肝散加陳皮半夏、連珠飲
SSRIによる治療
近年、SSRIによる改善効果が注目されている。 関連記事をあげておく。
- 『耳鳴りに対するSSRIの治療効果に関する検討』https://www.jstage.jst.go.jp/article/audiology/54/5/54_327/_pdf
参考文献
- 神崎仁 『耳鳴の克服とその指導』 金原出版、1999年。ISBN 4-307-50601-4。
出典
- ^ 神崎(1999)p.90
- ^ Riba, Michelle B.; Ravindranath, Divy (12 April 2010). Clinical manual of emergency psychiatry. Washington, DC: American Psychiatric Publishing Inc. p. 197. ISBN 978-1-58562-295-5. http://books.google.com/?id=l8veL1bDoF8C&pg=PA197.
- ^ Delanty, Norman (27 November 2001). Seizures: medical causes and management. Totowa, N.J.: Humana Press. p. 187. ISBN 978-0-89603-827-1. http://books.google.com/?id=u2B3SdfE8-gC&pg=RA1-PA187.
- ^ 坂田英治『耳鳴りを治す本』、(マキノ出版、2002)
- ^ 神崎(1999)p.70-p.71
- ^ 神崎(1999)p.104
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- 治るか治らないかという議論はしない耳鳴り治療(押さえておきたい!心身医学の臨床の知30)
- 耳鳴治療TRTにおいてノイズに代用できる自然環境音の検討
- 柘植 勇人,富田 真紀子,加藤 由記,稲垣 憲彦,岩田 知之,山脇 彩,宮田 晶子,松田 真弓,中原 裕子,中島 務
- Audiology Japan 54(3), 239-248, 2011-06-30
- NAID 10029002020
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[★]
- 次の文を読み、26、27の問いに答えよ。
- 78歳の女性。食欲不振と軽度の全身倦怠感とを主訴に紹介されて来院した。
- 現病歴:4週前に自宅で転倒して尻もちをつき腰痛が出現したため自宅近くの診療所を受診した。腰椎エックス線写真で第1腰椎の圧迫骨折を認め、腰椎骨塩定量検査で骨密度が著明に低下しており、骨粗鬆症と診断された。非ステロイド性抗炎症薬、ビスホスホネート製剤、カルシウム製剤および活性型ビタミンD製剤による治療が開始された。2週後の再診時には腰痛は軽減し、非ステロイド性抗炎症薬は終了となったが、他の薬剤はその後も投与が継続されていた。1週前から食欲不振と軽度の全身倦怠感とを自覚し持続するため紹介されて受診した。尿検査と血液検査の結果を持参している。
- 既往歴:70歳時に胆石で胆?摘出術。75歳時に大腸憩室炎。
- 生活歴:娘夫婦と孫2人との5人暮らし。腰痛が軽減した後は日課にしていた朝30分の散歩を再開している。
- 検査所見(持参したもの):尿所見:蛋白(-)、糖(-)。血液所見:赤血球 468万、Hb 14.6g/dL、Ht 42%、白血球 4,600、血小板 36万。血液生化学所見:総蛋白 7.6g/dL、アルブミン 4.6g/dL、総ビリルビン 0.8mg/dL、直接ビリルビン 0.4mg/dL、AST 24IU/L、ALT 10IU/L、LD 226IU/L(基準 176~353)、尿素窒素 32mg/dL、クレアチニン 1.1mg/dL、尿酸 8.6mg/dL、血糖 120mg/dL、Na 146mEq/L、K 3.8mEq/L、Cl 104mEq/L。CRP 0.3mg/dL未満。
- 現症:意識レベルは JCSⅠ-2。身長 150cm、体重 45kg。体温 36.0℃。脈拍 84/分、整。血圧 132/92mmHg。呼吸数 16/分。SpO2 96%(room air)。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。甲状腺腫と頸部リンパ節とを触知しない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。四肢の筋力に異常を認めない。
- この患者にみられる可能性が高いのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [110C025]←[国試_110]→[110C027]
[★]
- 次の文を読み、65-67の問いに答えよ。
- 45歳の男性。めまい、嘔気および嘔吐を主訴に来院した。
- 現病歴 24歳から毎年健康診断を受けていたが、異常を指摘されたことはなかった。直近では6月14日に健康診断を受け、空腹時血糖98mg/dl、HbA1c5.1%であった。7月25日ころから軽い咳が出現し、7月30日に突然、口渇、多飲および多尿が出現した。8月1日にめまいが出現し、熱中症ではないかと自己判断して、スポーツ飲料を4リットル飲んだ。その夜から嘔気と嘔吐とが出現し、8月2日に受診した。
- 既往歴 5年前に痔瘻の手術。
- 生活歴 喫煙は20歳から15本/日を17年間。飲酒は機会飲酒。
- 家族歴 父が高血圧症、高尿酸血症および糖尿病で治療中である。母は胆嚢摘出術を受けている。
- 現症 意識は清明。身長171cm、体重58kg。体温36.8℃。呼吸数22/分。脈拍64/分、整。血圧102/68mmHg。甲状腺の腰大を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。
- 検査所見 尿所見:蛋白(-)、糖3+、ケトン体2+。血液所見:赤血球 468万、Hb 13.9g/dl、Ht 42%、白血球 12,300(好中球75%、好酸球1%、好塩基球1%、単球6%、リンパ球17%)、血小板27万。血液生化学所見:血糖 610mg/dl、HbA1c 5.8%(基準4.3-5.8)、総蛋白 7.5g/dl、アルブミン 3.9g/dl、尿素窒素 12mg/dl、クレアチニン 0.6mg/dl、尿酸 6.9mg/dL、総コレステロール 246mg/dl、トリグリセリド 190mg/dl、総ビリルビン 0.9mg/dl、AST 10IU/l ALT 16IU/l、LD 177IU/l(基準176-353)、ALP 174IU/l(基準115-359)、アミラーゼ 950IU/l(基準37-160)、Na 131mEq/l、K 4.4mEq/l、Cl 97mEq/l。CRP 1.0mg/dl。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air):pH 7.25、PaCO2 28Torr、PaO2 102Torr、HCO3- 12mEq/l。
[正答]
※国試ナビ4※ [105G065]←[国試_105]→[105G067]
[★]
- 60歳の女性。右耳の耳鳴と難聴とを主訴に来院した。最近、電話の受話器を左手に持ち左耳で聞くことが多くなった。頭部MRI(別冊No.21)を別に示す。
- この患者にみられるのはどれか。 3つ選べ。
- a 歩行時によろめく。
- b 右側の同名半盲を訴える。
- c 右側の嗅覚が低下している。
- d 右側の顔面神経麻痺がみられる。
- e 右側を注視すると大きな振幅の眼振がみられる。
[正答]
※国試ナビ4※ [105A056]←[国試_105]→[105A058]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [099A010]←[国試_099]→[099A012]
[★]
- 78歳の女性。左耳の痛みと左顔面の動かしにくさとを主訴に来院した。今朝から左難聴、耳鳴および回転性めまいを自覚している。顔面の写真(別冊No. 19A)と口腔内の写真(別冊No. 19B)とを別に示す。
- 副腎皮質ステロイドと併用する治療薬として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106I071]←[国試_106]→[106I073]
[★]
- 21歳の男性。右耳鳴を主訴に来院した。昨夜、ロックコンサートに行き、最前列で大音量の音楽を聴いた。コンサート終了直後から右耳鳴があり、今朝から右難聴も自覚したため受診した。
- 別に示すオージオグラム(別冊No. 5①~⑤)のうち、この患者に最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109G051]←[国試_109]→[109G053]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [106I011]←[国試_106]→[106I013]
[★]
- a. (1)(2)(3)
- b. (1)(2)(5)
- c. (1)(4)(5)
- d. (2)(3)(4)
- e. (3)(4)(5)
[★]
- 日
- げんうん、めまい
- 英
- vertigo, dizziness
- ラ
- vertigo
- 同
- めまい発作 dizzy spell
- 関
- めまい、耳鳴り
めまいの分類
IMD. 276
- SOD.134
原因部位による分類
めまいをきたしうる疾患
- IMD.277
原因部位と眼振
原因部位の鑑別
- 研修医当直御法度 症例帳 p.22
- IMD.279
|
末梢前庭性めまい
|
中枢性めまい
|
性状
|
回転性が多い
|
回転性は少ない
|
強さ
|
強い
|
軽度
|
持続時間
|
数日まで
|
数日以上
|
眼振の方向
|
一方向性
|
注視方向性
|
自発眼振の性状
|
水平回旋性が多
|
純回旋性、垂直性
|
固視の影響
|
抑制される
|
抑制されない
|
注視眼振の増強する方向
|
健側
|
患側
|
蝸牛症状
|
多い
|
稀
|
中枢神経症候
|
なし
|
あり
|
悪心・嘔吐
|
軽度~重度
|
ない or 軽度
|
疫学
- IMD.277
- 1. 末梢前庭性眩暈:4-5割 → 良性発作性頭位眩暈が多い。
- 2. 中枢性眩暈 :3割
眩暈、難聴をきたす疾患
検査
参考
- 1. [charged] Benign paroxysmal positional vertigo - uptodate [1]
[★]
- 英
- loop diuretic, loop diuretics
- 関
- 利尿薬
- sodium-potassium-chloride symporter inhibitor
概念
種類 (SP.790)
作用機序
血清電解質の変化
|
Na
|
K
|
Cl
|
H
|
Ca
|
Mg
|
血清
|
↓
|
↓
|
|
↓
|
↓
|
↓
|
副作用
- GOO.752
- 過剰の投与によりナトリウムを喪失 → 低ナトリウム血症、細胞外液量減少 → 低血圧、GFR低下、循環虚脱、血栓塞栓の発生、(肝臓疾患が存在する場合)肝性脳症
- 過剰のナトリウムが遠位尿細管に到達する結果、(特にRAA系が体液喪失のために亢進していると)カリウムと水素イオンの排泄が亢進し、低Cl性アルカローシス(代謝性アシドーシス)を生じる。
- もともと体内にKが欠乏していれば、不整脈が誘発される。特に強心配糖体を摂取していれば顕著となる(ジギタリス中毒)。
- 骨粗鬆症を呈する閉経女性への投与は、骨代謝を悪化させうる。
- その他:耳毒性(難聴、眩暈、耳鳴)、高尿酸血症、高血糖、LDL上昇、TG上昇、HDL低下、皮疹、光過敏性、錯感覚、骨髄抑制、胃腸症状
禁忌
所属するループ利尿薬
等価量
- フロセミド 40mg
- アゾセミド 60mg
- トラセミド 8mg
臨床関連
[★]
- 英
- paclitaxel
- 商
- タキソール taxol TXL、(アルブミン添加)アブラキサン
- 関
- 抗悪性腫瘍薬
分類
適応
- パクリタキセル注
- 卵巣癌、非小細胞肺癌、乳癌、胃癌、子宮体癌、再発又は遠隔転移を有する頭頸部癌、再発又は遠隔転移を有する食道癌、血管肉腫、進行又は再発の子宮頸癌
作用機序
- チューブリンの脱重合を抑制して、中間径フィラメントを安定化させることで有糸分裂期(M期)を停止させ、これにより細胞分裂を阻害 (⇔ ビンクリスチン)
重要な基本的注意
- 骨髄抑制。過敏反応。低血圧、高血圧、徐脈。関節痛(高頻度)、筋肉痛(高頻度)。発熱(高頻度)。末梢神経障害(高頻度)。感染症、出血傾向。
重大な副作用
[★]
- 英
- sudden deafness
- 関
- 難聴、めまい、突発難聴 ← これは疾患の総称
概念
疫学
症状
治療
- 方針:早期の治療を。早期の治療により聴力予後が良好となる。1ヶ月以内に回復しない例や眩暈を伴う例では知力予後不良
- 安静、副腎皮質ステロイド、循環改善薬、プロスタグランジン投与、高気圧酸素療法
有名人
[★]
- 英
- Cogan's syndrome, Cogan syndrome, Cogan-Reese syndrome
- 同
- Cogan症候群
- 非梅毒性角膜実質炎 + 耳鳴 + 感音難聴 + めまい (SOTO.192)
- HIM.2130 6行しか書いてない。
- 治療:ステロイド
- 難聴が出現した後できるだけ早く治療を始めることが予後を決定する
- 再発性多発性軟骨炎の鑑別疾患になっている(HIM.2135)
<youtube>http://www.youtube.com/watch?v=Z0NRdyH7-Co</youtube>
<youtube>http://www.youtube.com/watch?v=F43OhllYz4g</youtube>
参考
- 1. [charged] コーガン症候群 - uptodate [2]
[★]
- 英
- subjective tinnitus
- 関
- 耳鳴、他覚的耳鳴、拍動性耳鳴
[★]
- 英
- objective tinnitus
- 関
- 耳鳴、自覚的耳鳴、拍動性耳鳴
[★]
- 英
- pulsatile tinnitus
- 関
- 耳鳴、自覚的耳鳴、他覚的耳鳴
[★]
- 英
- tinnitus
- 関
- 耳鳴
[★]
- 英
- non-vibratory tinnitus