099A011

• 42歳の女性。難聴を主訴に来院した。以前から軽度の難聴を自覚していたが、4、5年前から増悪し、耳鳴りも出現するようになった。耳疾患の既往はない。鼻腔、咽喉頭および鼓膜に異常所見を認めない。オージオグラムを以下に示す。
• 考えられるのはどれか。

• a. 耳小骨離断
• b. 耳硬化症
• c. 溶出性中耳炎
• d. 聴神経腫瘍
• e. 機能性難聴

[正答]

B

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国試過去問

「099A010」「099A012」

「099A010」

　　[★]

• 62歳の男性。3か月前から右眼が見えにくくなり改善しないため来院した。
• 1年前に右眼の眼底出血を指摘され、内服薬で治療中である。視力は右手動弁(矯正不能)、左0.4(1.2×－2.00D)。
• 眼圧は右12mmHg、左12mmHg。角膜と水晶体とに異常を認めない。血圧144/72mmHg。HbA1c6.5％(基準4.3～5.8)。
• 右眼の眼底写真、左眼の眼底写真および右眼の超音波写真　を以下に示す。

• 右眼の視力回復のための治療として最も適切なのはどれか。

• a. 血糖コントロール
• b. 血圧コントロール
• c. 止血薬投与
• d. レーザー光凝固
• e. 硝子体手術

[正答]

E

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「099A012」

　　[★]

• 56歳の男性。呼吸困難と嚥下痛とのため来院した。昨日から咽頭痛があり、今朝から呼吸困難が出現した。吸気性喘鳴を聴取する。喉頭内視鏡写真を以下に示す。最も考えられるのはどれか。

• a. 伝染性単核球症
• b. 急性喉頭蓋炎
• c. 喉頭乳頭腫
• d. 声帯嚢胞
• e. 半回神経麻痺

[正答]

B

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