耳鳴
WordNet
- a ringing or booming sensation in one or both ears; a symptom of an ear infection or Menieres disease
★リンクテーブル★
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- 62歳の女性。回転性めまいを主訴に来院した。3日前に美容院で洗髪のため仰臥位で懸垂頭位になった時に突然、回転性めまいが出現した。回転性めまいは十数秒で消失した。難聴や耳鳴りはなく、嘔気もなかった。その後、就寝時の寝返りで同様の回転性めまいが生じた。意識は清明。体温36.0℃。脈拍80/分、整。血圧136/82mmHg。純音聴力検査で異常を認めない。頭部単純MRIで異常を認めない。頭位眼振、頭位変換眼振所見(別冊No.11)を別に示す。
- 治療として最も適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [104E054]←[国試_104]→[104E056]
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- 46歳の女性。今朝からの耳鳴りと両眼の視力低下とを主訴に来院した。5日前から微熱と頭痛とが続いている。視力は右0.1(0.8× +3.0D)、左0.08(0.7× +3.5D)。眼圧は両眼とも15mmHg。結膜、角膜、水晶体および硝子体に異常を認めない。両眼とも前房に細胞を認める。右眼底写真(別冊No.23A)と右蛍光眼底造影写真(別冊No.23B)とを別に示す。
- 考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [104I070]←[国試_104]→[104I072]
[★]
- 56歳の男性。耳鳴りを主訴に来院した。30年以上大型貨物船の機関員として勤務していた。結核と中耳炎との既往はない。脈拍76/分、整。血圧134/86mmHg。鼓膜は左右とも異常を認めず眼振はない。神経学的にも異常はない。血液所見、血清生化学所見および心電図に異常はない。オージオグラムを以下に示す。
- 考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [100I003]←[国試_100]→[100I005]
[★]
- 24歳の女性。両眼の視力低下を主訴に来院した。3日前から頭痛、耳鳴りがあり視力の低下を自覚している。両眼とも矯正視力は0.3である。両眼の前房に細胞を認め、眼圧は左右眼ともに12mmHgである。左眼の眼底写真を以下に示す。右眼の眼底も同様である。
- 診断に有用な検査はどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [098B028]←[国試_098]→[098B030]
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[正答]
※国試ナビ4※ [104I069]←[国試_104]→[104I071]
[★]
- 25歳の女性。両側の難聴を主訴に来院した。5年前から難聴を自覚し、徐々に増悪している。最近では耳鳴りも強くなり、会話にも不自由を感じるようになってきた。皮膚に多発性神経鞘腫がみられる。インピーダンスオージオグラムは正常である。純音聴力検査所見と頭部造影MRIの脂肪抑制T1強調像を以下に示す。
- 考えられる病変部位はどれか。
※国試ナビ4※ [097I037]←[国試_097]→[097I039]
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[正答]
※国試ナビ4※ [103E053]←[国試_103]→[103E055]
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- 日
- じめい
- 英
- tinnitus, buzzing, ringing in the ear
- 同
- 耳鳴り
- 関
- 自覚的耳鳴、耳鳴症、他覚的耳鳴、拍動性耳鳴、ear noises
分類
- 非振動性耳鳴:聴覚伝導路を含む聴器に生じた機械的、化学的刺激による。
- 振動性耳鳴:機械的な成因(筋肉性(耳小骨筋、口蓋帆筋)、血管性(コマ音(重症貧血など)、聴器近傍の脳動脈瘤、脳動静脈奇形による拍動性耳鳴)
- IMD.277
- UCSF
- 老人性難聴:高音性、静かな環境で増悪、聴力低下:補聴器
- 耳管閉塞:呼吸時同調するごうごうという音、仰向けで改善、自分の声が角に強く聞こえる:鼻腔内ステロイド噴霧
- 薬剤性:NSAIDs,抗菌薬,ループ利尿薬:薬剤中止
- 迷路炎:急性発症、最近の頭部外傷/ウイルス感染、めまい
- メニエール病:低音性、変動する聴力低下:美辞かコンサルト
- 中耳炎:耳痛、耳閉感、最近の上気道感染:抗菌薬
- ストレス:問診、ストレス排除、抗うつ薬
問診のポイント