- 英
- bumetanide
- 同
- Bumex
- 商
- ルネトロン
- 関
- ループ利尿薬
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- ウシ気管の高濃度K^+収縮に対するNa^+除去による抑制の機序(薬理学)
- 金田 剛治,坂口 玲子,清水 一政,浦川 紀元,中條 眞二郎
- The journal of veterinary medical science 68(10), 1039-1045, 2006-10-25
- … なかった.KClをKIに置換したI-154K^+液はより強い収縮抑制を生じたが,プロピオン酸のK塩での置換は収縮抑制を示さなかった.I-154K^+液による収縮の低下および水分含量の増加はDIDSの添加により抑制されたが,ブメタニドあるいはアセタゾラミドの添加では影響はなかった.以上を要するに,ウシ気管におけるI-154K^+液誘発性弛緩は栄養液中のNa^+の除去によるブドウ糖の取り込みの抑制によるものではなく,DIDS感受性の陰イオン …
- NAID 110004820606
- ブメタニドによる血管条内細胞間隙の拡大: Na^+の関与
- 東山 佳澄,竹内 俊二,東 祐史,澤田 正一,柿木 章伸,竹田 泰三
- Otology Japan 12(4), 335, 2002-09-12
- NAID 10010705957
- ループ利尿薬ブメタニドの投与速度に依存した利尿効果に対する体液調節因子の影響
- 長沢 真由美,渕岡 学,緒方 宏泰
- 薬物動態 = Xenobiotic metabolism and disposition 10, 209, 1995-10-18
- NAID 10007530246
Related Links
- ルネトロンとは?ブメタニドの効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べられる( おくすり110番:薬事典版)
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ルネトロン注射液0.5mg
組成
有効成分
添加物
- キシリトール45mg、リン酸水素ナトリウム水和物、pH調節剤
禁忌
- 肝性昏睡の患者[血中アンモニア濃度を上昇させ、症状を悪化させるおそれがある。]
- 体液中のナトリウム・カリウムが明らかに減少している患者[電解質失調を促進させるおそれがある。]
- 無尿の患者[有効循環血液量が減少し、糸球体ろ過率の低下のため尿素窒素が上昇することがある。]
効能または効果
- 通常成人1日ブメタニドとして0.5〜1mgを連日又は隔日に、静脈内又は筋肉内に投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
- 進行した肝硬変症の患者[肝性昏睡を誘発することがある。]
- 重篤な肝障害のある患者[低カリウム血症等の電解質失調を起こすことがある。]
- 重篤な腎障害のある患者[急激な体液の減少を伴う腎血流量の低下をもたらし、尿素窒素が上昇することがある。]
- 本人又は両親、兄弟に痛風、糖尿病のある患者[痛風の素因を有する患者では高尿酸血症の発現に伴い、痛風発作を誘発することがある。糖尿病の患者では、インスリンの分泌低下及び低カリウム血症による糖利用障害のため耐糖能の低下が発現し、糖尿病を悪化させることがある。]
- 下痢、嘔吐のある患者[体液量が減少していることがあるので、更に脱水症状や、低ナトリウム血症を招くことがある。]
- 利尿剤の連続投与を受けている患者[体液量の減少又は電解質平衡の失調等を起こしている可能性がある。]
重大な副作用
脱水症状
0.1%未満
- 脱水症状があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
利尿作用8,9)
- 静脈内投与により糸球体ろ過値にほとんど影響を及ぼさずに尿量及びナトリウム、クロールの尿中排泄を著しく増大する。
作用機序9)
- ループ利尿剤に属し、作用部位は主としてヘンレループ (尿細管係蹄) 上行脚であり、この部位におけるナトリウムの再吸収を強力に抑制することにより利尿作用を示す。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- 3-Butylamino-4-phenoxy-5-sulfamoylbenzoic acid
分子式
分子量
性状
ピリジンに溶けやすく、メタノール又はエタノール (95) にやや溶けやすく、ジエチルエーテルに溶けにくく、水にほとんど溶けない。
水酸化カリウム試液に溶ける。
光によって徐々に着色する。
分配係数
- フラスコ振とう法による本品の水とオクタノールの分配係数log Pow (Pow=オクタノール相のブメタニド濃度/水相のブメタニド濃度) は0.0 (pH7.0) であった。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- diuretic, diuretics
- 関
- 尿細管
適応
利尿薬の種類 (GOO.744)
利尿薬の例
-
利尿薬の作用部位
- ホルモンと利尿薬の作用部位についての簡単なまとめは→尿細管
参照
- http://hobab.fc2web.com/sub4-Diuretics.htm
[★]
- 英
- loop diuretic, loop diuretics
- 関
- 利尿薬
- sodium-potassium-chloride symporter inhibitor
概念
種類 (SP.790)
作用機序
血清電解質の変化
|
Na
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K
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Cl
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H
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Ca
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Mg
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血清
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↓
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↓
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↓
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↓
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↓
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副作用
- GOO.752
- 過剰の投与によりナトリウムを喪失 → 低ナトリウム血症、細胞外液量減少 → 低血圧、GFR低下、循環虚脱、血栓塞栓の発生、(肝臓疾患が存在する場合)肝性脳症
- 過剰のナトリウムが遠位尿細管に到達する結果、(特にRAA系が体液喪失のために亢進していると)カリウムと水素イオンの排泄が亢進し、低Cl性アルカローシス(代謝性アシドーシス)を生じる。
- もともと体内にKが欠乏していれば、不整脈が誘発される。特に強心配糖体を摂取していれば顕著となる(ジギタリス中毒)。
- 骨粗鬆症を呈する閉経女性への投与は、骨代謝を悪化させうる。
- その他:耳毒性(難聴、眩暈、耳鳴)、高尿酸血症、高血糖、LDL上昇、TG上昇、HDL低下、皮疹、光過敏性、錯感覚、骨髄抑制、胃腸症状
禁忌
所属するループ利尿薬
等価量
- フロセミド 40mg
- アゾセミド 60mg
- トラセミド 8mg
臨床関連