- 75歳の女性。やせが目立ってきたことを主訴に来院した。 30年前から高血圧症に対して、 15年前から骨粗鬆症に対してそれぞれ治療中である。 10年前に脳梗塞を発症し寝たきりとなった。自宅で家族が介護してきたが、四肢関節の拘縮が徐々に進行し、最近は体位変換も困難である。半年前から経口摂取が不良となり、やせが目立ってきた。身長 140 cm、体重 31 kg。皮膚は乾燥している。仙骨部の写真 (別冊No. 3)を別に示す。
- この患者で仙骨部の病変のリスクファクターとなっているのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [108H021]←[国試_108]→[108H023]
★リンクテーブル★
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- 50歳の男性。上行結腸癌のため入院し、右半結腸切除術当日である。不整脈の既往はない。術中経過は特に問題なかった。術後、患者は回復室に入室し、 6時間を経過したところで痛みは我慢できる程度であるという。心電図モニターの画面上、心拍数は 110/分、整で、 SpO2 100% (マスク 3 l/分酸素投与下 )である。心拍数の記録を確認したところ、回復室に入室後は 80台/分で経過していたが、 30分前から次第に増加し現在の値に達している。
- 現時点での対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [108H020]←[国試_108]→[108H022]
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- 3歳の男児。嗄声と喘鳴とを主訴に母親に連れられて来院した。 2日前から発熱、鼻汁および嗄声が出現し、本日夕方から吸気性喘鳴と犬吠様咳嗽を認めたため小児科を受診し、その後耳鼻咽喉科を紹介された。陥没呼吸やチアノーゼは認めない。SpO2 98% ( room air)。
- まず行うべき検査はどれか。
- a 頸部 CT
- b 後鼻鏡検査
- c 頸部超音波検査
- d 喉頭内視鏡検査
- e 副鼻腔エックス線撮影
[正答]
※国試ナビ4※ [108H022]←[国試_108]→[108H024]
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