- 32歳の女性。未経妊。挙児希望を主訴に来院した。 29歳時に結婚し避妊はしていない。不正性器出血はない。初経 12歳。月経周期 40~90日、不整。身長 160 cm、体重 70 kg。内診で子宮は正常大で付属器を触知しない。卵巣の経腟超音波像 (別冊No. 12)を別に示す。
- この患者の不妊症の検査として有用性が低いのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 33歳の女性。 2か月前の健康診断で高血圧を指摘され来院した。 1年前の健康診断時は正常血圧であった。既往歴と家族歴とに特記すべきことはない。脈拍 76/分、整。血圧 180/110 mmHg。尿所見:蛋白 (-)、糖 (-)、潜血 (-)。血液所見:赤血球 455万、 Hb 12.8 g/dl、Ht 38%、白血球 5,800。血液生化学所見:総蛋白 6.7 g/dl、アルブミン 4.3 g/dl、尿素窒素 14 mg/dl、クレアチニン 0.8 mg/dl、総コレステロール 208 mg/dl、Na 143 mEq/l、K 3.6 mEq/l、Cl 102 mEq/l、ACTH 14.4 pg/ml(基準 60以下 )、コルチゾール 8.3μg/dl(基準 5.2~12.6)、アルドステロン 15 ng/dl(基準 5~10)、血漿レニン活性 51 ng/ml/時間 (基準 1.2~2.5)。 CRP 0.2 mg/dl。腹部大動脈造影像 (別冊 No.11A)と左腎動脈造影像 (別冊 No.11B)とを別に示す。
- この病態について正しいのはどれか。
[正答]
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- 60歳の男性。嚥下障害を主訴に来院した。 35歳ころに下肢の筋力低下が出現し、徐々に進行した。 40歳ころには上肢にも筋力低下が出現し、両手に粗大な動作時振戦がみられるようになった。 50歳ころには、ろれつが回りにくくなり、半年前から嚥下障害が出現し鼻声になった。平地歩行はかろうじて可能である。発話の際に顔面筋の線維束性収縮が認められる。患者は 3人兄弟の末子で兄が同じ症状を示すという。挺舌時の写真 (別冊 No. 13)を別に示す。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [108D029]←[国試_108]→[108D031]
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