- 80歳の男性。胸痛と息苦しさとを主訴に来院した。 6か月前に多発転移を伴う肺癌の診断を受けた。「癌に対する積極的な治療は受けない」、「少しでも家族とともに過ごしたい」と訴え自宅で療養していた。 1週前から両側の胸部鈍痛と息苦しさとを自覚し、自宅近くの診療所で非ステロイド性抗炎症薬を処方されたが改善しないため受診した。疼痛で食欲は低下しているが、食事摂取は可能である。来院時、意識は清明。身長 168 cm、体重 40 kg。体温 36.0℃。脈拍 96/分、整。血圧 110/60mmHg。呼吸数 20/分。 SpO2 96% ( room air)。
- 治療として適切なのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
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- 次の文を読み、 26、 27の問いに答えよ。
- 72歳の女性。予診票に「熱がある」と記載されている。医師が待合室に向かって診察室への入室を促した。医師「 27番の患者さん、こちらの診察室にお入り下さい」患者「はい」医師「おはようございます。医師のサトウタロウと申します」患者「よろしくお願いします」
- 次に医師が問いかけるべきなのはどれか。
- a 「紹介状はお持ちですか」
- b 「今日はどうされましたか」
- c 「体温の測定は済みましたか」
- d 「今日はどなたか一緒に来られましたか」
- e 「確認のために、お名前をフルネームでおっしゃっていただけますか」
[正答]
※国試ナビ4※ [108C025]←[国試_108]→[108C027]
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- 55歳の男性。視力障害を主訴に来院した。 3か月前から左眼の視力低下を自覚していたが、昨日突然見えなくなった。最近 5年は健康診断を受けていない。受診時の矯正視力は右 1.0、左手動弁。左眼は硝子体出血のため眼底が観察できなかった。右眼の眼底写真 (別冊 No.3A)と蛍光眼底造影写真 (別冊 No.3B)を別に示す。左眼には硝子体手術による治療を予定した。
- 右眼への対応で適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [108C023]←[国試_108]→[108C025]
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