- 父親が自身のかかりつけの医師に悩みを打ち明けた。「今年 30歳になる息子はここ 3年間ほとんど家から出ない。家族との会話はほとんどなく、独り言、独り笑いがみられる。暴力を振るうことはないが、時たま窓から外に向かってバカヤローと叫ぶ」という。両親が本人に精神科受診を勧めると本人は拒否し、時に口論となる。
- 父親への助言として適切なのはどれか。
- a 措置入院の手続きを警察署に依頼する。
- b 救急車による搬送を消防署に依頼する。
- c 本人を受診させる方法を保健所に相談する。
- d 家族・親戚で本人を身体拘束して病院へ搬送する。
- e 家族が医療機関から薬をもらって本人に飲ませる。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 35歳の初妊婦。妊娠 40週 4日。陣痛発来のため入院した。妊娠 39週時の妊婦健康診査では胎児推定体重は 2,450gで、羊水ポケットは 3 cmと測定された。身長 161cm、体重 61 kg(非妊時 52 kg)。内診所見は、児頭は骨盤入口部にあり、展退度 50%、子宮口は 3 cm開大、頸管の硬度はやや軟、児頭下降度 SP-2 cm。その他に異常所見を認めない。陣痛はほぼ 10分周期である。その後、陣痛は次第に増強し、入院後7時間経過した時点で破水し、羊水混濁を認めた。内診所見は子宮口は 10 cm開大、児頭下降度 SP+1 cmとなった。その時の胎児心拍数陣痛図 (別冊 No.7A)と、さらに 30分後の胎児心拍数陣痛図 (別冊 No.7B)とを別に示す。内診所見は児頭下降度SP+3 cmで、矢状縫合は骨盤前後径に一致し小泉門を恥骨後面に触れる。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
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- 55歳の男性。脳幹梗塞のため入院中である。 2週前にふらつきが出現し、脳幹梗塞の診断で入院し、加療の後リハビリテーションを行っている。明らかな筋力低下はないが立位保持障害があり、足を大きく横に開いて何かにつかまらないと立っていられない。
- 移動に際しての補装具として適切なのはどれか。
[正答]
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