- 52歳の女性。咳嗽と胸痛とを主訴に来院した。 5か月前から咳嗽を自覚していた。昨日から吸気時に右胸痛を自覚するようになったため受診した。既往歴と家族歴とに特記すべきことはない。毎年秋から冬に猪の生肉を自宅で調理して食べる習慣があった。意識は清明。身長 157 cm、体重 57 kg。体温 36.5 ℃。脈拍 64/分、整。血圧 110/72 mmHg。呼吸数 16/分。 SpO2 97% ( room air)。心音と呼吸音とに異常を認めない。血液所見:赤血球 418万、 Hb 13.6 g/dl、Ht 42%、白血球 6,300(桿状核好中球2%、分葉核好中球 38%、好酸球 28%、単球 2%、リンパ球 30% )、血小板 20万。 CRP 0.2 mg/dl。肺野条件の胸部単純 CT(別冊 No.5A、B)を別に示す。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
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- 8歳の男児。学校へ行きたがらないことを主訴に母親に連れられて来院した。成績は中程度であるものの文字を書くことが苦手で、特に漢字を見本通りに書き写すことができない。このために教師や親から叱責されることが多くなり学校に行きたがらなくなった。友達関係に問題なく、運動も普通にできる。手先はやや不器用であるものの神経学的診察で他に異常を認めない。
- この疾患について誤っているのはどれか。
- a 男児に多い。
- b 知能は正常範囲であることが多い。
- c 注意欠陥多動性障害の合併が多い。
- d 成人まで基本症状は持続することが多い。
- e 作業に真剣に取り組ませると書字は改善することが多い。
[正答]
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- 49歳の男性。右頸部腫瘤を主訴に来院した。 7か月前から右頸部腫瘤を自覚していたがそのままにしていた。 1か月前から咽喉頭異常感も出現したため受診した。頸部造影 CT(別冊 No.6A、B)を別に示す。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
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