- 72歳の男性。繰り返す右上下肢の脱力発作を主訴に来院した。糖尿病、高血圧症および脂質異常症に対して内服治療中である。神系学的診察で異常を認めない。左頸部で血管雑音を聴取する。頭部 MRIで明らかな脳梗塞を認めない。左総頸動脈造影像 (別冊 No. 13)を別に示す。
- 治療法で適切なのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [108E057]←[国試_108]→[108E059]
★リンクテーブル★
[★]
- 32歳の女性。健康診断で右水腎症を指摘され精査目的に来院した。 10年前から数か月に 1回右背部に軽い鈍痛を自覚していたが、 20分程度安静にしていると軽快していた。右肋骨脊柱角に軽度の叩打痛を認める。尿所見:蛋白 (-)、糖 (-)、潜血1+、沈渣に赤血球 1~ 4 / 1視野、白血球 1~ 5 / 1視野。血液所見:赤血球 432万、 Hb 13.6 g/dl、Ht 43%、白血球 6,900、血小板 28万。血液生化学所見:総蛋白7.6 g/dl、アルブミン 4.3 g/dl、尿素窒素 22 mg/dl、クレアチニン 0.9 mg/dl、尿酸5.8 mg/dl、Na 134 mEq/l、K 3.8 mEq/l、Cl 105 mEq/l。CRP 0.1 mg/dl。腹部エックス線写真で尿路結石像を認めなかった。腹部超音波像 (別冊 No. 14)を別に示す。
- 診断のために有用なのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [108E058]←[国試_108]→[108E060]
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- 42歳の男性。呼吸困難のため搬入された。庭で木の伐採をしていたところ、蜂に刺された。大丈夫と思い様子をみていたが、数分後に呼吸困難が出現し、救急車で搬送された。意識レベルは JCSI-2。脈拍 84/分、整。血圧 80/58 mmHg。呼吸数32/分。 SpO2 93% (リザーバー付マスク 10 l/分酸素投与下 )。顔面は蒼白で口唇に浮腫を認める。頸静脈の怒張を認めない。心音に異常を認めない。吸気時に喘鳴を聴取する。胸腹部、背部および四肢の皮膚に膨疹が多発している。
- 急速輸液とともにまず投与すべきなのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [108E056]←[国試_108]→[108E058]
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