- 31歳の男性。左股関節部痛を主訴に来院した。半年前から誘因なく歩行時に左股関節部の痛みが出現した。安静時痛はない。 25歳時から膠原病の診断にて副腎皮質ステロイドの内服治療を開始し、現在まで継続している。プレドニゾロン内服量は最大で 60 mg/日で、現在は 10 mg/日であるという。身長 170 cm、体重 75 kg。体温 36.3℃。脈拍 64/分、整。左股関節の運動時痛を認める。左股関節の可動域は屈曲 110 °、伸展 0 °、外転 20 °、内転 15 °。来院時の股関節エックス線写真 (別冊 No. 18)を別に示す。
- 考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [108I052]←[国試_108]→[108I054]
★リンクテーブル★
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- 9か月の乳児。発熱を主訴に母親に連れられて来院した。生来健康で今回初めての発熱である。診察を待っているときに全身性左右対称の強直性間代性けいれんを認めた。 3分後にけいれんは消失し意識も回復した。血液所見に異常は認めなかった。
- 母親への説明で適切なのはどれか。
- a 「遺伝性はありません」
- b 「すぐに脳波の検査をしましょう」
- c 「約半数に知能への影響がみられます」
- d 「将来、てんかんへ移行する可能性が高いです」
- e 「このけいれん発作は 3人に 1人の割合で再発する可能性があります」
[正答]
※国試ナビ4※ [108I053]←[国試_108]→[108I055]
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- 26歳の男性。歩行困難を主訴に来院した。痙性歩行、上下肢腱反射亢進およびBabinski徴候陽性を認める。頭部単純 MRIの T2強調水平断像 (別冊 No.17A、B)、Aと同一断面の頭部造影 MRIの T1強調水平断像 (別冊 No.17C)及び頸椎単純 MRIの T2強調矢状断像 (別冊 No.17D)を別に示す。血清の抗アクアポリン4抗体は陰性である。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [108I051]←[国試_108]→[108I053]
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