- 75歳の男性。心窩部痛を主訴に来院した。 3か月前から心窩部に持続する鈍痛を自覚し、徐々に増悪してきた。食欲低下も伴うようになったため受診した。腹部は平坦、軟。臍周囲に可動性のない腫瘤を触知する。頸部、腋窩および鼠径部にリンパ節を触知しない。上部消化管内視鏡像 (別冊 No.8A)と腹部造影 CT(別冊 No.8B )とを別に示す。
- TNM分類による進行度 (ステージ )はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [108E044]←[国試_108]→[108E046]
★リンクテーブル★
[★]
- 88歳の女性。急に発症した右上下肢の麻痺を主訴に来院した。頭部 MRIで脳梗塞と診断された。入院後、脳梗塞の治療と経管栄養とを行っていた。時々嘔吐があり、むせることがあった。入院後 14日から 37℃台の発熱があり、咳嗽もみられ、胸部エックス線写真では両側下肺優位の浸潤影を認めた。抗菌薬を投与したが奏効せず、呼吸不全で入院後 28日に死亡した。死因や肺病変の診断を目的に病理解剖を行った。病理解剖の肺組織の H-E染色標本 (別冊 No.9A、B)を別に示す。
- 診断として最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [108E045]←[国試_108]→[108E047]
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- 1歳 7か月の男児。 1歳 6か月健康診査を目的として来院した。妊娠・分娩経過を含め、これまで健康診査などで異常を指摘されたことはない。有意語はパパ、ママ、マンマ、バーバの 4つを言う。歩くことも可能であるが、最近 2週間ほど歩かなくなった。身長 78.6 cm、体重 9.5 kg、頭囲 52.0 cm、大泉門 2.3×2.5 cm。眼球運動に異常なく、心音と呼吸音とに異常を認めない。泣くときに両側下肢を伸展し、内転、内旋する動きがみられる。
- まず行うのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [108E043]←[国試_108]→[108E045]
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