- 生後 1日の新生児。在胎 39週、 2,980 gで出生した。生後 12時間から黄疸が目立つようになり、生後 22時間における血清総ビリルビン値は 20.4 mg/dl(基準 12以下 )であった。
- 考えられるのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
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- 52歳の男性。会社の健康診断でメタボリックシンドロームを指摘され来院した。事務系の管理職でデスクワークがほとんどであり、仕事上の会食や飲酒の機会が多い。喫煙歴はなく、飲酒はほぼ毎日で、会食がある時は量が増える。運動はしない。父親が高血圧。身長 172 cm、体重 79 kg、腹囲 89 cm。血圧 142/90 mmHg。身体所見に異常を認めない。 AST 33 IU/l、ALT 38 IU/l、 γ -GTP 75 IU/l(基準 8~50)、空腹時血糖 102 mg/dl、トリグリセリド 185 mg/dl、HDLコレステロール 68mg/dl、LDLコレステロール 148 mg/dl。食事内容を記載し再診した。 3日分の食事内容を表に示す。
- a 「エネルギー摂取量を減らしましょう」
- b 「塩分はもう少し摂っても大丈夫です」
- c 「野菜の摂取もバランスがいいですね」
- d 「この程度のアルコールなら問題はありません」
- e 「蛋白質をもう少し摂取するようにしましょう」
[正答]
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- 82歳の男性。最近よく転倒することと、頼んだことをよく忘れることを心配した娘に連れられて来院した。脈拍 72/分、整。血圧 144/84 mmHg。礼節は保たれ、時間の見当識障害はない。昨日の夕食のメニューは半分程度しか思い出せないが、今朝家で朝食を済ませて来院したことはよく覚えている。脳神経には異常を認めない。握力は右 22 kg、左 20 kgで、 Gowers徴候は陰性、 Romberg徴候は陰性であった。振動覚は両側外果で 10秒。腱反射は両側アキレス腱反射が減弱していることを除き正常。両側 Chaddock反射は陽性であった。
- この患者で正常な老化とは考えられない所見はどれか。
- a 両側 Chaddock反射陽性
- b 握力は右 22 kg、左 20 kg
- c 振動覚は両側外果で 10秒
- d 両側アキレス腱反射が減弱
- e 昨日の夕食の内容が思い出せない
[正答]
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