- 62歳の男性。今年の健康診断で高血糖を指摘され来院した。 10年前から健康診断で毎年、高血糖と高血圧とを指摘されていたが受診しなかった。喫煙は 15本/日を40年間。身長 168 cm、体重 70 kg、腹囲 88 cm。脈拍 80/分、整。血圧 188/96 mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。下腿に浮腫を認めない。アキレス腱反射は両側で消失している。尿所見:蛋白 2+、糖 4+、ケトン体 (-)。血液生化学所見:アルブミン 3.8 g/dl、AST 36 IU/l、ALT 45 IU/l、尿素窒素 16 mg/dl、クレアチニン 0.8 mg/dl、尿酸 8.3 mg/dl、空腹時血糖 212 mg/dl、HbA1c(NGSP)9.8% (基準 4.6~6.2)、トリグリセリド 170 mg/dl、LDLコレステロール 139 mg/dl、Na 139 mEq/l、K 4.8mEq/l、Cl 104 mEq/l。眼底検査で単純網膜症を認める。摂取エネルギーと塩分とを制限する食事療法と運動療法とを開始した。
- 治療薬として適切なのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 12歳の女児。 7日前からの発熱と全身の倦怠感とを主訴に来院した。生来健康であった。 2週前から活気のないことに家族が気付いていた。 7日前から発熱し、自宅近くの診療所で抗菌薬を投与されたが改善しなかった。顔色は不良である。腹部では肝臓を右季肋下に 4 cm、脾臓を左季肋下に 2 cm触知する。血液所見:赤血球 316万、 Hb 6.4 g/dl、Ht 27%、白血球 32,000(異常細胞 65% )、血小板 2.3万。 LD3,015 IU/l(基準 176~353)。骨髄穿刺所見:細胞数 60万/mm3(基準 10万~ 25万 )(異常細胞 98% )、異常細胞のペルオキシダーゼ染色は陰性、表面抗原検査は CD10とCD19は陽性、 CD3と CD13は陰性。
- この疾患の予後に影響する因子はどれか。2つ選べ。
[正答]
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- 24歳の女性。目がチカチカして頭が痛いと訴え来院した。事務職として働いている職場で 4週前に改築工事が行われ、その後から職場で刺激臭を感じ結膜刺激症状と頭痛が生じるようになったという。帰宅してしばらくすると症状は軽快する。席が近い職場の同僚 2人も同じような症状を訴えている。
- 対応として適切なのはどれか。
- a 心理カウンセリングを勧める。
- b 保健所の相談窓口を紹介する。
- c 水道の化学物質濃度測定を指示する。
- d 換気せず窓を閉め切るように指導する。
- e 改築工事を施工した会社の産業医に連絡する。
[正答]
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