- 62歳の女性。交通事故で頭部を強く打って搬入された。搬入後、頭痛を訴え嘔吐を繰り返しているうちに意識レベルが低下し、 JCSIII-100となった。右瞳孔が散大し、対光反射が消失している。心拍数 62/分、整。血圧 180/90 mmHg。呼吸数 24/分。 SpO299%(マスク 6 l/分酸素投与下 )。
- 診断のためにまず行うべきなのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 36歳の女性。分娩後の頭痛と視野障害を主訴に来院した。妊娠 28週ころから頭痛、 30週から左眼の視野障害が出現した。多尿や多飲はない。身長 165 cm、体重62 kg。脈拍 76/分、整。血圧 118/74 mmHg。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。対面法による視野検査により両耳側に欠損を認める。尿所見:比重 1.024、蛋白 (-)、糖 (-)。血液生化学所見: AST 33 IU/l、ALT 17 IU/l、クレアチニン 0.6 mg/dl、血糖 92 mg/dl、総コレステロール 124 mg/dl、Na 140 mEq/l、K 3.8 mEq/l、Cl 104mEq/l、アンジオテンシン変換酵素〈ACE〉18 U/l(基準 8.3.21.4)、 TSH 0.15μU/ml(基準 0.2.4.0)、 FT4 0.74 ng/dl(基準 0.8.2.2)、 ACTH 11.4 pg/ml(基準 60以下 )、コルチゾール 1.8μg/dl(基準 5.2.12.6)、 GH 2.7 ng/ml(基準 5以下 )、 IGF-I 164ng/ml(基準 112~271)、プロラクチン 25.4 ng/ml(基準 15以下 )。免疫血清学所見: CRP 0.3 mg/dl、抗サイログロブリン抗体 24 U/ml(基準 0.3以下 )。頭部単純MRIのT1強調矢状断像 (別冊 No.11A)と頭部造影 MRIのT1強調冠状断像 (別冊 No.11B)を別に示す。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [108A033]←[国試_108]→[108A035]
[★]
- 57歳の男性。腰背部痛を主訴に来院した。 1か月前に重いものを持ってから腰背部痛が出現した。自宅近くの診療所を受診し、第 7胸椎椎体骨折でコルセットを装着した。 2日前に腰痛が増悪し、第 12胸椎、第 1腰椎椎体骨折が認められたため、紹介されて受診した。最近、約 3 kgの体重減少があるという。血液所見:赤血球379万、 Hb 12.1 g/dl、Ht 35%、白血球 4,650、血小板 10万。血液生化学所見:総蛋白 11.7 g/dl、アルブミン 3.3 g/dl、ALP 261 IU/l(基準 115~359)、尿素窒素 12 mg/dl、クレアチニン 0.8 mg/dl、Ca 9.5 mg/dl、P 4.2 mg/dl。
- 多発脊椎椎体骨折の原因の精査に最も必要なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [108A031]←[国試_108]→[108A033]
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