- 57歳の男性。[動悸]]を主訴に来院した。半年前に早期胃癌の診断で幽門側胃切除術を受けた。術後、 1回の食事量を少なくしてよくかんで食べるように心掛けていた。徐々に体調も良くなり、 3か月前から食欲も増して食事量も多くなってきた。 2か月前から時々、気分が悪くなり冷や汗が出て、胸がどきどきするようになった。症状は食後 2~ 3時間で出現し、 30~40分ほど持続して消失する。症状出現時に間食を摂ると症状は軽快する。運動時の胸痛や食後の胸やけはないが、心配になり受診した。既往歴は早期胃癌以外に特記すべきことはない。脈拍 72/分、整。血圧 138/72mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、圧痛を認めない。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
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- 2か月の男児。右下腹部の膨らみを主訴に母親に連れられて来院した。全身状態は良好であり、機嫌もよい。膨らみを触れても痛がる様子はない。強く押すと消失するが離すとまた膨らむ。下腹部の写真 (別冊 No. 15)を別に示す。
- 母親への説明として適切なのはどれか。
- a 「緊急手術が必要です」
- b 「膨れた時には浣腸してください」
- c 「いつもより哺乳量を減らしてください」
- d 「時々押して平らになることを確認してください」
- e 「できるだけ泣かさないように注意してください」
[正答]
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- 26歳の男性。会社の定期健康診断を受診した。三尖弁閉鎖症で幼児期に Fontan手術を受けているとのことである。胸部正中に手術痕を認める。手指の写真 (別冊No. 14)を別に示す。
- 予想される所見はどれか。
[正答]
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